新井テル子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ある夏の日。高校生の莉莉は、旧校舎での肝試し中に消えた弟を探すため、不思議な事件を解決してくれる者がいるという雑居ビルを訪れた。
そこで出会ったのは、桜木晴という不機嫌そうな男と、彼と同じ顔で明るくふるまう嵐という双子の兄弟。
彼らは人ならざるものを鎮めて癒す「医者」なのだという。そして莉莉の弟の失踪も、あやかしが関係しているようで……。
弟の失踪事件から「あやかしのお医者さん」に弟子入りすることになった女子高生の話です。
「お医者さん」という事で、傷ついたあやかしを癒して良い方向へ進ませていくほのぼのと優しい話。
一見感情が見えづらいけど情に厚い主人公と晴が可愛いです。
今後、莉莉がど -
Posted by ブクログ
後半の展開になんか既視感るな~と感じたがやっぱり一度読んだことあった小説だった。
世界感が鎌倉と喫茶店、妖怪のコンボに昔引かれた自分が時を得てまったく変わってなかったことを実感させられた。
鎌倉っていついっても風情があっていい。その舞台で妖怪達との交流が非日常感があってワクワクした。
朔之介さんの過去話は辛かったけど、みんなの協力のお陰で乗り越えられて良かった。いつもの味の珈琲を飲んでみたい。
菊江さんとの猫の話は切なかったが、きっと今まで幸せで悔いなどなかったのだろう。
豆腐小僧から発想を得た豆腐ハンバーグ美味しそうだった。
今ものすごく鎌倉行きたい。 -
購入済み
終盤に受けや攻めの本当の生い立ちが、ある人物らの説明口調での話から明らかになるのですが、主語がどこにあるのか分かりづらく納得はできなかったけど面倒なので先を読んでいく…ということになりクライマックスだというのにちょっと飛ばし読み。
攻めの口調や行動からどうしても黒髪でがっしりした体格の偉丈夫を想像してしまい、天馬の特徴である金髪細身の男性に結びつかずギャップに終始困惑。
しかも攻めの口調があまりにもふざけ過ぎていて受けがイライラしてよく怒っていたのと同様にあまり好きになれませんでした。
前作の天馬と天狼のカップルのお話の方がよかった。 -
購入済み
続きが待ち遠しい!
ストーリーも画もよいです。逆境からの再起したところからは笑いありで読みやすくこれからの展開はたぶん……わかる感じだけどそれでも先が楽しみ。
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購入済み
痛快後宮小説
後宮もの好きで結構読んでますが、こんなに新しい切り口の後宮ものは初めてでした。
主人公が目的のためにやることすべてが、余計なお世話的に裏目に出て良い結果を生み出す中、主人公の心のツッコミの叫びが大変面白く…。一気読みです。
2巻早く読みたいです。 -
Posted by ブクログ
誠実な人と結婚したい! と婚活に挑むものの
まったく相手がいない主人公。
縁結びの神社にいけば、そこにいたのは悪魔?!
手水で水浴びしている時点で、極貧なのは
すごくよくわかりました…。
なんだか、涙を誘う登場です。
しかし悪魔が縁結びできないのは、よくわかりました。
思った事を口にするのは、誠実ではなく我儘。
主人公の意見に賛成ですが、表面しか読み取れないので
悪魔はそういう判断を下すのでしょうか?
共同作業している間に、多少は緩和されて
最後の話では…になっていましたが。
閉じ込められるきっかけになったのは
一体どういう事件だったのでしょう。
そちらもそちらで気になります。 -