新井テル子のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
付喪神?
包丁の、付喪神と、元天狗と彼の使う管狐達が出てくるのだけれど、あやかしっぽい所は、まるで無くて、行き場の無い子供を拾って、面倒を見るという、ひたすら人情味溢れる話だった。この話も、悪くは無かったが、元の主との話が、もっと読みたかったかな。
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Posted by ブクログ
後宮は女の園……純真無垢な人は生きていけないんですね…。
死に戻りの転生物かと思ったら、普通に出戻り人生でした!
出戻りとは違いますね……無理矢理戻されたって感じですね。
逃げ出そうとすればするほど、どんどん深みにはまっていくんですね…。
色んな環境で揉まれたせいで、図太い神経持ったものの根本はいい人なので、人に好かれちゃうんですね。
逃げ出すチャンスは何度でもあったのに、その全てのフラグをバッキバキに折られてしまうのは…なんか可哀想です。
いつか自分の正体がばれてしまうのではないかと……。
ばれたときの周りの反応を見てみたいです!
次作も面白く読みます! -
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ネタバレ 購入済み
可愛らしい話
狂犬騎士と縁談のこない王妹というと、だいぶ不穏なタイトルですが、中身は騎士に恋する王女と忠誠を誓った騎士の恋のお話です。可愛らしいお話しでした。でも、これで完結?もっと、照れた二人のイチャイチャシーンがみたいです。そういう意味では、物足りなかったです。
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Posted by ブクログ
ネタバレ多聞と青、厚仁の三人がわいわい言い合っている光景は微笑ましいし安心できる。
一方で安心できない事件が。
特に大奥のいじめの事件怖すぎる。
いつの時代も女性たちのいじめは陰湿なのは共通しているのかもしれない。
おまきの事件も、母子の愛を思うと哀しい。
犯人については「おまえかい!」と突っ込んでしまったが。
ぽっと出に近かったので(存在は分かっていたけど、それまで重要視されていなかったキャラだったから)
哀しいと言えば、最後の話も。
青と同じ「尾」が出てくるが、彼の二律背反な想いが哀しくて。
青を見守ろうとする想いも、大切な「尾」を殺されて憎む想いも、どちらも彼の中にはあって。
静かに生きたいと -
購入済み
意外とあっさり
内容は結構ハードな気がするけど、わりとあっさりしててちょっと拍子抜けだった
最初の方は志遠が空腹で汚れ仕事をやらされていたり、あばらやで寝起きさせられたりと、痛々しさに今後の展開を期待したけど、後半端折ったようにあれよあれよという感じで解決してしまった感がある
ハッピーエンドでいいんだけど、いまいち深さが足らなかったかな
根源の英凱と青蓮の話がわからないのもしっくりこない要因かも
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Posted by ブクログ
ネタバレ多聞先生を始め、何だかんだと文句を言いながら怖がりながらも力になってくれる厚仁さんなど、人の好いキャラが多くて、妖怪のお話ながらもほっこり読めた。
蘭学仕込みで、多聞先生の医療や考え方は、この時代にしてみれば先進的なものも。
それが事件解決の助けになるし、武家の出だから刀も扱える。
「青」にとっては心強い相棒だろう。
もっとも、ちゃんとした友になるのは、後半になってから(だったと思う)
狐たちと人間の共闘シーンに盛り上がったし、千年続く「青」の抱えた因縁に厚仁さんじゃないけど涙したし、前述通り人の好い多聞先生に大いに癒されたり、大変好みな物語だった。
狐の妖怪となれば、な存在が絡んでいたのも