月東湊のレビュー一覧

  • 旅の道づれは名もなき竜【SS付き電子限定版】

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    ネタバレ

    最後の竜と生き残りの少年の旅
    理不尽で勝手な人間の捌け口になり最後の竜になった、人を襲わない花竜の心が、敵討ちに命を投げ出そうとするエルの心を優しく導き、幸せを願い復讐を果たさせる

    悲しい過去を持ちながらも前向きな竜の姿が良かったです
    逝ってしまった人々が妖精になってエルを守っていたり、夢をみないはずの竜の夢に出て来たり、愛情が寂しさを癒し、お互いに寄り添って生きていく姿があって、辛い想いをした竜とエルが幸せになってほっこりしました

    0
    2021年02月07日
  • 【電子限定おまけ付き】 獣使いは守護獣と愛を誓う 【イラスト付き】

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    ネタバレ

    国にとって絶対的な存在である守護獣を身に宿す末皇子、青麟
    獣と一生を過ごすと占われ捨てられ獣使いとして末端の扱いを受けい生きてきた 琉央
    幼く不器用ながらも相手を想い、惹かれあい、宿命を受け入れながら愛し合う。展開、心の動きなどが良かったです

    母である王妃の思い、父である皇帝の思い、愛されている実感で青麟が一回り大きくなったり、琉央の真っ直ぐで包み込む性質も愛らしかったです。

    もふもふ守護獣は堪らんです

    0
    2021年02月07日
  • 旅の道づれは名もなき竜【SS付き電子限定版】

    購入済み

    切なくて優しいストーリー

    作者様買いです。孤独な主人公と竜が、少しづつ距離を縮めてお互いを思いあって、とても良いお話でした。テクノサマタさんのイラストもストーリーに合っていて素敵でした。

    1
    2020年11月19日
  • 偽りの花嫁と真実の恋

    購入済み

    好きです

    滅ぼした側、滅ぼされた側の皇子という
    お互いの国を背負った者同士の関係。
    大抵、そんなに上手くいかないよ~、とツッコミたくなる内容になりがちですが、
    この作品はとても上手くまとめていてスッキリしました。
    後半の甘さがもっと欲しかったので☆4.5

    0
    2020年08月09日
  • 旅の道づれは名もなき竜【SS付き電子限定版】

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    すごくよかったです!
    シルヴィエルの後悔も、龍の後悔も、全くの杞憂で、
    ふたりを守るたくさんの人々のあたたかな気持ちに涙が止まりませんでした。
    孤独だと思っていたふたりがこれからは一緒に新しい旅を始める・・・是非その続きも読んでみたい!
    "ちいさなしあわせを大切にする"「花喰いの竜」が無邪気にむしゃむしゃお花を食べている様子を穏やかにあたたかく見守るシルヴィエルの光景が目に浮かぶようで、とってもしわあせな読後感でした。

    0
    2020年06月30日
  • 神子と神獣の守り人【電子特別版】

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    面白かったです

    一途な攻めと純真で無垢な受け
    その設定だけでも好物でしたが、
    さらに攻めのワイルドさと受けの成長記が合わさってとてもよくできたお話でした。
    お医者様になった後のお話も読みたいです

    1
    2020年02月11日
  • 親愛なる僕の妖精王に捧ぐ【SS付き電子限定版】

    ネタバレ 購入済み

    主人公2人の成長ストーリー

    主人公・優翔が、元居た世界でかなり辛い目にあい、自ら命を絶とうと海に飛び込みます。気がつくと妖精のいる世界へトリップしてしまっていたというファンタジー。妖精族のウィーと出会い、愛することを知り、妖精族と人間族の間にある問題に2人で立ち向かい、解決していきます。全体的に優しくて暖かいストーリー。主人公が異世界で幸せになれて良かったです。

    0
    2019年11月20日
  • 【電子限定おまけ付き】 獣使いは守護獣と愛を誓う 【イラスト付き】

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    良かった。
    今や記号化しつつある年下攻の醍醐味を、これでもか!と見せつけられました。
    とにかく攻が魅力的。今までにない、泣いて苦しんで頑張る攻…新鮮で応援したくなる。
    そんな攻を受け入れる受も、獣使いである以外は普通の子だけど、だからこそその優しさ心根の良さに癒されました。
    そして、キャラクターはもちろん、物語としても完成された感があり。
    ご都合主義を感じさせることのない見事なハッピーエンドに、胸が熱くなりました。
    何度も読みたい物語。大好きです。

    0
    2019年06月23日
  • 親愛なる僕の妖精王に捧ぐ【SS付き電子限定版】

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    優翔とウィーの信頼関係がとても素敵でした。
    優翔が捧ぐその人生がウィーにとってはどれほどのものだったか。
    優しくて心が強く、行動力もある二人がそれぞれに影響を与え合って成長していく様子も、ふたりの働きで途絶えていた交流が復活した妖精族と人間たちそして茶色の妖精たちが今度はキーマンになって見えてくる諦めていた未来を、もっと見てみたいと思いました。

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    2019年01月08日
  • 恋の病に甘々トラップ

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    社会派もふもふ

    ケモミミちびっ子が出てきますが、内容は意外と社会派!夢と現実のはざまで見つけるやりがいと、友情と愛情の物語です。

    0
    2018年04月28日
  • 千年皇帝 ~最後の花嫁~

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    ネタバレ

    なかなかに面白く、読み応えのある本でした。
     
    千年前に亡くなった恋人が転生するのを待ち続けた皇帝は実は幻獣をその身体に宿し、不老不死となった人だった―。
    時は流れ、漸く転生した恋人(少年)を「正妃」として迎えた皇帝。
    優しく穏やかな皇帝に愛され慈しまれる中に、妃として迎えられた青藍も皇帝を愛するようになる。
    だが、皇帝には怖ろしい秘密があって―。

    その秘密を知ってもなお、彼を青藍が愛し続けられるか? 幻獣使いの老婆が皇帝にかけた呪いを解くためには、青藍が決められた言葉を言わなくてはならない。だが、青藍がそれを知って口にしたのでは、意味はなく、知らずに言わなければならないのだ。
    やがて、瀕死

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    2017年04月27日
  • 偽りの花嫁と真実の恋

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    月東センセの花嫁ものはファンタジーの中にも人間くささがあって、ただカワイイだけじゃない話なのが好みです。あと、出てくる人がみんないい人なので無駄に苛立たないから、どっぷりと話に入り込んで楽しめますね。

    身分を隠すため女装して隠れ里で暮らす亡国の皇子が、運命のいたずらで敵国の太子の花嫁候補となってしまう中華ファンタジー。
    すごく中身が濃くて3冊くらい読んだような満足感でした。よくこれだけの話を1冊にまとめたなとびっくり。なのにストーリーは読みやすく、先が気になる怒涛の展開であっという間に読んでしまいました。
    印象的なシーンがたくさんあったけど、花嫁候補たちが難しい試験を受ける場面が特に面白かっ

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    2017年03月09日
  • 聖王騎士の甘い溺愛 ~異世界の恋人~【電子特別版】

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    大変良い溺愛でした╰(*´︶`*)╯♡
    異世界もの溺愛もの、そして執着攻め、最高の組み合わせです
    すごく嫉妬深い攻めが大好物なのでもうたまらん好き!
    コミコミさん購入特典ペーパーではヤンデレ?と思うほどで、それすら嬉しいコウも可愛い。
    ウェルと健太のお話もあるかな?
    世界観もすごく好きだったので、続編あるといいな。

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    2017年02月07日
  • 【電子限定おまけ付き】 純情ウサギが恋したら

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    大好きなお話でした。途中から胸が苦しくて、後半は幸せで涙が止まりませんでした。
    警官×淫兎
    林を追われた淫兎の穂澄が出逢った六辻と妖たち。みんなみんな優しくて、温かな世界。でも、穂澄は成体になるまえに霧になることを受け入れていて。でも、六辻への恋心に気付いてもう少しだけそばにいたい、って思い始めて。切ない。切ないけど素敵なお話でした。素晴らしいお話に出逢えました。
    六辻×穂澄のこれからを読みたい。二人はどんな活躍をするのでしょう?
    それから、霧虎×伊波の出逢いも知りたい。
    続編、強く強く希望します!

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    2016年11月08日
  • 神子と神獣の守り人【電子特別版】

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    ネタバレ

    中華ファンタジーで、特殊能力を持つ神子でありながら力を持たない芙蓉と、獣に姿を変えられる敵国の獣奇兵の我緯の命がけの逃避行。とてもよかった。命を助けられてから14年、ずっと芙蓉を守るためだけに生きてきた我緯のあまりに一途で強すぎる想いが泣けるし、そんな我緯に最初は敵国の兵だからと気を許さなかった芙蓉も頑なではいられなくて、警戒心を解いた素の芙蓉がかわいかった。

    0
    2017年07月08日
  • 極悪人のバラード

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    分厚いです。381Pもあったけど、一気に読んでしまいたくなる魅力十分の作品でした。
    センセのサイトに掲載していた大人気の小説に書き下ろしをつけて文庫化です。

    傲慢だった男が玩具扱いしていた相手に去られた後で愛を自覚するけれど、後の祭りとなる話。
    高野は極悪人というよりは、頭はいいけど自我が強くて相手の事情などひとつも考えない思いやりに欠ける男です。オトナに見えて、とてもお子ちゃまですね。
    思い通りにならないと不満で、親からも親友からも自分が一番愛されていないとイヤなんです。
    で、彼女の出産費用に困っていた渉を金で買って、苛めて憂さを晴らすという最低なことをやらかします。
    最低な男だなとは思い

    0
    2015年05月23日
  • 極悪人のバラード

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    ネタバレ

    あらすじ
    自ら起業し社会的な成功をおさめながらも、親友への叶わぬ恋にフラストレーションを抱える高野。憂さ晴らしに一晩30万円で澄んだ瞳の青年・渉を買うが、文句ひとつ言わず従う渉に苛立ち、酷く当たってしまう。それでも変わらず逢瀬に応じる渉―いつしか二人でいる時間が心の拠り所になっていた高野は、溺れるように渉にのめり込んでいくが…!?

    攻:酷い男なんだけど、恋を自覚してからの後悔と未来への決意があるからOK。
    受:不幸な生い立ちの子には、守られて守られて幸せになって欲しい。

    1
    2016年03月19日
  • 月下の涙~鬼と獲物の恋~【イラスト入り】

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    「青龍の涙」のスピンオフ。またしてもただの異形との恋物語に留まらない、ヘビーな内容でした。
    前回の神様攻から、今回は鬼攻となっていて空恐ろしくなってる気がしますが、むしろ神様よりずい分やさしい気性であることが意外でもあり、そこがストーリーの根幹になっていました。

    神様の時もそうだったように、鬼にも人のような名前がないんですよね…
    神様は早々に名前が決定しましたけど。
    毎度ながら、こういう細かい巧みな技にやられてしまいます。人にあらず、という意識が知らないうちに刷り込まれてしまうすごさ。そして、鬼という存在の畏怖はそのままに、潮に見える鬼にだけは愛ゆえのやさしさが備わっているという特異さ。

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    2014年11月10日
  • 砂宮夜話 ~王子は御曹司に愛される~

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    アラブもので感動したのはこの本で2冊目。王子受けがツボなのかもしれない(もう一冊も王子受けだったし…)
    シャフィーク殿下がすごく魅力的。昼は完璧な王族として振舞って、夜は素直に甘えてくる…。そのギャップがたまらなく萌える。隆明も最初は嫌な奴って思ったけど、シャフィーク殿下のことを誰よりも心配して、大切に思ってる姿はかっこよかった。互いに告白し合うシーンは涙が止まらなかった。

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    2014年09月17日
  • 兄弟愛

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    兄弟ものは苦手なんですけど、禁忌というものを感じられなかったので良かったです。それよりも!ずっと泣いてましたね。両親が亡くなったとき、弟と出会った時やらもう一杯!なんか山が多いし、物語的にも満足出来るしAZ初2段組だと言う事で読み応えあります!ラストも想像した着地点ではなかったのが、あ~月東さんだ!と思わせてもらえたし、私もとても好きな感じの終わり方でした♪これまで二人がそれぞれに歩んできた道が間違いじゃない?っていうかそこに戻る二人の生き方や考え方が好きでした。

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    2013年10月05日