堀内公太郎のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
う~ん
レビューで言われてる程のどんでん返しは感じませんでした。むしろ予想通りというか...これは○○トリックに一時期ハマっていた自分のせいかもしれませんが。解説に書かれていた受賞を逃がした理由とがストンと納得できました。
限定された登場人物の中でストーリーが収束していけばこうなるわな...○○の罠が余り機能していないと感じました。ただこれは〇〇ミステリーとしての思いでテンポや構成がスッキリしていて一気に読めました。エンタテインメントとしてはよい作品と思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ読みやすかった。一気読み。
関係がうまくいっていた二組のカップル。
日々の忙しさと、ちょっとした違和感。
見えなかったもの、見ようとしなかったもの。
たいしたことはないと、みなかったもの。
少しずつ綻び始める。
信じたいけれど疑ってしまう。
九門の言い分、自分が考える正義。
シリアルキラー。ヒーローじゃなく神になる。
時代が産み出した。
みんなは次から次へと新しい事件に目を向けるが一人だけ九門の考え方に傾倒している存在が…
事件は解決したけれど、関わった人たちの心の不安はそのままで終わる。光は見えないまま。
琴乃と、明日香のネットの書き込みが静かに怖さが残る。