堀内公太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
よくドラマで登場するようなカースト制度のある学級の担任が亡くなる。
これを機に学級のカースト制度がころころ変わっていくのだが、それに伴い事件の真実もわかっていく。
最後にはまさかそんな、というような結果になりました。
最近終わりに全てがわかるような、どんでん返しのような作品をよく読むのですがこれも、最後にあ!そういうことか!とわかるような作品です。
思わず背筋がぞっとするようなこともありますが、学園モノが好きな方は面白く読み進めることができると思います。
また1冊の小説の中で描かれるのは数日間の話であるため、それぞれの描写が細かくてわかりやすいです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレレイプ犯、鬼畜教師、悪党ばかりを狙う連続殺人犯「森のくまさん」。ネットで犯行声明を公表し、世間を騒がせる。警察は犯人を追うが、嘲笑うかのように殺人は続き。
悪党として殺される奴らのクズっぷり、イジメ、殺人描写が生々しくて、気が滅入る。
暴力シーンが多いけど、最後はけっこう呆気ない。
犯人はそう、あなたが考えたその人。
割とすぐにわかってしまう。
兄妹の2組のカップル、女子高生、警官拳銃強奪事件と様々な視点が交差して進んでいくのが、目まぐるしい。
全体を通して、ネットの危うさがジワジワきて、自分が知らないうちにさらされてる可能性を考えると怖い。
13日の金曜日じゃないけど、これ続きそうだよねっ