堀内公太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
薦められて読んでみました。
「森のくまさん」を題材にするところが面白いなと思いました。
自分の本心を人にさらけ出してる人ってほとんどいないだろうなと思いました。誰かしら、人には知られたくないことや、隠してることがあるなって、この本を読んで思いました。
犯人が言う理論に若干名納得してる自分がいます笑。
最後の真実が衝撃的でした。この、衝撃をぜひ皆さんにも味わってほしいです。
ここのレビューの評価が2.9とあまり良くないようですが、話の内容は私的にとても面白いと思うので、私はお薦めします。
【追記】
続編の『森のくまさん~お嬢さん、お逃げなさい~』を読んで、感想を追加します。
犯罪系の内 -
Posted by ブクログ
最初はチラ見程度で終わらせるつもりで読み始めてしまったが最後、読みやすさと異様な空気に引き込まれて、あっという間に一気読みしてしまった。
感想には賛否あるのは当たり前だけど、私は最後の一文まで面白く読めた。犯人は確かに予想しやすかったし、それでもスピードが落ちるわけでも、つまらないと思うわけでもなく、ちゃんと仕掛けもあって「おおっ!?なるほどっ!!」ってなってワクワクしてしまったw
しっかりゾワリとも来たし、普通に楽しめたんで、好きな作品ですね。
何かの事件で被害者側になれば、人はこういう異常なものにでも縋って、裁きをって思う事がないとは言えないから怖い。そういういつでも当たり前に起こりうる事 -
Posted by ブクログ
堀内公太郎さん初読みの『スクールカースト殺人教室』の概要と感想になります。
カースト制度と聞くとピラミッド型をイメージする方が多いと思いますが、本書のスクールカーストは菱形に近い構図で幕を開けます。
とある有名私立高校の1年D組は、磯神ことり(イソジンちゃん)がクラス委員として中立な立場を取りつつ、他のクラスメイトは中心的な立場の男女を筆頭に劣悪な学校生活を過ごしている。そんな日々の深夜に担任教師が何者かに殺害される事件が発生。事態は警察やマスコミまで巻き込む騒ぎに発展しつつ、次第にスクールカーストの構図は無惨にも形を変えていく。まるで全てが誰かに操られているかの如く…。
浅倉秋成さんの