逆月酒乱のレビュー一覧
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購入済み
ヒーローが不器用すぎて、でもだからって、やり方不味すぎるでしょと思いながら、先が気になって読んでしまった…。結局(物語の中では)ちゃんとした言葉をもらえないヒロイン、、、。自問自答の言葉に納得。
ヒーローは行動で示すタイプの究極系なんだろうな、とは思う。行動力ありすぎるし、ヒロインが大好きってのは伝わってくるんだよな〜。 -
購入済み
イラストに惹かれて購入
安定の身代わり結婚
今回は姉の身勝手と父親の傲慢な考え方から妹が身代わり結婚した
途中でしゃしゃり出てくる姉も父親も結果的には排除しされてましたが
やっぱり意地悪でした -
Posted by ブクログ
学園の卒業パーティーで頬を叩かれた瞬間にBLゲームの悪役イヴに転生していることに気付いた伊吹。
前世では家族に恵まれなかったが、伊吹が惨めな気持ちで帰宅した先で出迎えたのはイヴの温かな家族だった。
家族の愛を知らず、家族の愛を心から求めている伊吹だからこそその深い家族愛に慈しまれて幸せな日々を送っていた。
そんな中、竜騎士団長の義兄アルベールと、その婚約者の第一王子のレオンから、家族以上の愛情を向けられていることに気付いたイヴは…。
あらすじにもあるように、ずっとネックにあるのは『家族愛を心から求めている』伊吹です。
どんなに二人に言い寄られても、家族を壊す事柄を回避しようとします。
たとえイヴが片方の誰かを好きになってももう片方が家族では無くなったり家族間のほころびになることがあってはいけないとか。
ぬるま湯ですが、二人に言い寄られてもどちらにも答えずにいるとか。
その根底は『家族』を壊したくないからです。
でもその問題をなぁなぁになりそうで、読んでいてうーん。となることもありましたが、伊吹はちゃんと途中で気付きます。
なんでこうするのか、なんでそう考えるのか。
だから最後まで読み切れました。
それが無かったら本当にダメな主人公でしたから。良かった。
壊したくない、嫌われたくない、それって自分中心の考え方です。
それと向き合うのは辛いことですが、伊吹はちゃんと向き合いました。
そこがとても私は良かったです。
個人的な萌えポイントとしては、イオンはアルベールと婚約者ですが、お互いにお互いを好いていながらイヴも好き。という状態なのと、イオンはアルベールとイヴの絡みも好き。ということ。
ヒロイン?であるアンリが○○なこと。
まさか推し…。だったとは。そりゃあ頑張りますよね。
エッチなシーンでは、かーなーり甘々で濃厚なんだけど物静かな印象です。そういうの好きです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ“愛してはいけない人を愛してしまった”――そんな想いをテーマにした短編集。義きょうだいという立場ゆえに気持ちを押し殺してきた恋、年の差や立場の違いが生む歪な関係、割り切れない大人の感情など、それぞれ異なる形の“許されない恋”が描かれています。
アンソロジーならではの読みやすさがありつつ、どの作品も切なさの方向性が違っていて印象的でした。
特に最初のお話は、義理のきょうだいという立場に縛られながらも長い年月をかけて積み重ねた想いがあり、遠回りした分だけ純度が高く感じられて、個人的にはいちばんロマンチックに思えました。
他の作品はより大人で現実的。甘さだけでは済まない感情や、狡さや弱さも含めた恋愛が描かれていて、読後は少しほろ苦い余韻が残ります。綺麗に救われる物語ばかりではないからこそ、“幸せとは何か”を考えさせられる一冊でした。
不倫というテーマは正直好みが分かれると思いますが、短編だからこそ感情の濃い部分だけを切り取って読めるのは良かったです。ロマン寄りの切なさを求める人、大人のほろ苦い恋を味わいたい人に向いている作品だと思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ隣同士で育ち、家族同然に過ごしてきた幼なじみの夏海と和哉。
社会人一年目になった今も変わらず仲は良いけれど、どこか踏み込めない距離のまま時間だけが過ぎていました。
そんなある日、思いがけない“事故”をきっかけに、
ずっと友達だった関係が大きく揺れ動き始めます。
お互いを大切に思っているのに、今さら関係を壊すのが怖くて素直になれない二人。
その不器用さがとてもリアルで、読んでいてもどかしくも愛おしかったです。
設定自体はインパクトがありますが、物語の軸はあくまで
「幼なじみの長年の両片想い」と「大人になってからの再スタート」。
無理のない会社設定や日常描写、自然な会話のテンポも心地よく、
社会人の単調な毎日の中で少しずつ色づいていく二人の時間は、
まるで“二度目の青春”を見ているようでした。
特に、家で映画を観たり、一緒に食べ物や飲み物を準備したりといった何気ない共同作業の描写が秀逸で、
派手なデートよりもずっとときめきを感じました。
ジレジレはしますが、元々惹かれ合っている二人なので安心して見守れるのも良かったです。
本編後のサイドストーリーも完成度が高く、
脇役たちの存在が物語をより温かくしていました。
大きな悪役が出てこない分、感情の揺れや距離の縮まり方にじっくり向き合える一冊だと思います。
幼なじみものが好きな方、
大人になってもキュンキュンしたい方にぜひ読んでほしい良作でした。 -
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ネタバレ三次元の男性が苦手で、物語の中のキャラクターに恋をして生きてきた箱入り令嬢・レティシア。
本と空想の世界だけが安心できる居場所だった彼女が、ある日突然「不能公爵」と噂される年上公爵・ジークハルトとの政略婚を命じられてしまいます。
ところが、仮面をつけたその公爵様は、レティシアが心から推している物語の登場人物にそっくり。
好きにならないはずがなく、結婚する気はないと言うジークハルトに対して、無垢ゆえに斜め上な距離の詰め方をしていくレティシアの行動がとにかく可愛くて笑ってしまいました。
世間知らずで性的な知識もほぼ皆無なレティシアですが、だからこそ悪意が一切なく、無自覚なお誘いを連発。
それに翻弄されつつも、誠実で寡黙なジークハルトが少しずつ心を許していく過程が微笑ましく、最初は戸惑い気味だった関係が、いつの間にか甘くて幸せな夫婦関係へと変わっていく流れがとても楽しかったです。
「不能公爵」という噂とは裏腹に、気持ちが通じ合ってからの溺愛っぷりはタイトル通り。
無知なヒロインに寄り添い、焦らず教え、守り、愛する姿はまさに大人のスパダリでした。
レティシアも本が好きで博識、そして自分の魅力に無頓着だからこそ、ジークハルトの外見や噂にも全く動じないのが好印象。
嫌な当て馬やドロドロ展開がなく、終始ストレスフリーで読めるのも嬉しいポイント。
エロさはしっかりありつつ、どこかピュアで可愛らしく、笑いもあって、
「こういう直球で分かりやすいTL、やっぱり好きだな」と再確認できる一冊でした。
コミカライズも併せて読むと、可愛さと勢いがさらに増しておすすめです。
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Posted by ブクログ
ネタバレ恋愛が苦手で、いつもどこか空回りしてしまう李莉。
人との距離の取り方が分からず、心の奥に小さな棘を抱えた彼女が出会ったのは、
穏やかな笑みの奥に何かを隠しているイケメンカウンセラー・松永。
「君の恋愛癖、僕が治してあげようか」
最初は優しく寄り添うだけの“カウンセリング”のはずが、
いつしかその境界は曖昧になり、
言葉と指先で彼女の心と体の奥に触れていく。
松永先生は、癒しの顔と支配の顔を併せ持つ二面性の男。
患者を救うという名目で、李莉に触れていく手つきの描写がとにかく濃密で、
まるで心理操作そのもののよう。
けれど、その裏には彼女に惹かれすぎて自制が効かなくなっていく人間味があり、
ただの“腹黒”では終わらない深みがありました。
李莉も最初は戸惑いながらも、彼に触れられるたびに少しずつ心を開き、
本当の“恋を知る”姿が健気で愛おしい。
最初は先生のペースに飲まれていた彼女が、
次第に自分の気持ちを伝えるようになる過程が丁寧に描かれていて、
読んでいるうちに“治療”が“恋愛”に変わっていく瞬間を感じられました。
愛と支配の境界を行き来する危うさ、
それでも根底にあるのは「君だけを見ている」という純粋な執着。
濃密なのに切なくて、どこか静かな温度を感じる物語でした。
この作家さんならではの、感情の細やかさと心理描写の妙が光る一冊。
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Posted by ブクログ
ネタバレお見合い相手がまさかの外国の王子様──それも双子!?
上司でもある弟王子と、婚約相手として名を挙げてきた兄王子の間で揺れる秘書ヒロインの物語。
現代と王室ロマンスが交錯する少し不思議な設定ながら、テンポは読みやすく、後半からは一気に胸きゅん展開が加速します。
ヒロインが受け身なだけではなく、ちゃんと自分の気持ちを言葉にできる場面もあり、芯の強さが感じられたのが好印象でした。
ヒーローは序盤から情熱を隠しきれず、素直になれない不器用さと嫉妬の混ざった態度がなんとも人間らしくて愛しい存在。
兄を巻き込む展開はやや複雑でしたが、終盤の想いの告白は素直に心が温かくなりました。
全体としては甘さ控えめでじれったい恋模様中心、どちらかといえば王室もの×オフィスラブの中間のような雰囲気。
やや表現が繰り返し気味でテンポが緩やかに感じる部分もありましたが、丁寧な心理描写と上品な語り口で最後まで心地よく読めました。
ラストのプロポーズシーンはとても印象的で、長いすれ違いの末にやっと素直に向き合えた二人にホッとしました。
タイトルのポップさに反して、意外と大人で静かな恋愛小説。
シンデレラ的な夢を見せつつも、現実的な距離感を大事にしているところが良かったです。 -
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ガルフレイは見た目怖そうなイメージだけど、とても優しくて、アイリを大切にしているところがとても良かったです。ちゃんと話を聞いてくれて、アイリの気持ちが追いつくまで待っててくれてるのほんとに好き。
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その落差がちょっと残念
母性強めで天然ピュアなルカが可愛いです。
ブラコン兄リヒャルトのお陰でスキンシップ過多に抵抗が無いこともあり、アリとの距離感は最初から近めです。
それを良いことに過剰なスキンシップをし、『親友なら当たり前だよ』とルカを言いくるめるアリ。絶対に確信犯です。
ちなみに『有能すぎる親友』であるはずのアリですが、父からのプレッシャー&王子殿下からの塩対応で不眠症に悩まされ、イケメンなのにその目の下にはガンコな隈が。
ルカが頑張って睡眠をとらせることでアリのガンコな隈を薄くするのですが、長期休暇で実家に帰るとすぐに元通りになってしまいます。
アリ、なんとも繊細な人物です。
そして作中にアリの『有能さ』を示すエピソードが無いため、『有能すぎる親友』どころか『残念イケメン』な印象に...。
むしろネムリバナ研究に勤しむルカの方が有能そうです。
なかなか楽しい物語だったのですが、ルカがアリの前から姿を消すに至る理由もやや弱く、タイトルと内容にかなりの落差があるように感じたのが残念でした。
ところで。
冒頭から大暴走するブラコン兄リヒャルトのインパクトが強かったので、てっきり超絶ブラコン兄リヒャルトVS激重執着彼氏アリの構図になるのかと思ったのですが。
物語中盤でリヒャルト、まさかのデキ婚!
驚きました。
まさかBL作品でこういう展開が来るとは...。
自分、まだまだ読みが甘いようです。 -
ネタバレ 購入済み
エロいです
最初は、ゲームの世界とか前世の記憶とか、ちょっと長めの説明に飛ばし読みした箇所もありました。イヴが自分のことを客観的に語るので、やや分かりにくい部分もありました。でもストーリーはちゃんとしてます。前世からの出戻りとか、ん?どういうことだ?と考えましたが、よく考えられてると思う。2人の兄のどっちに転がるのか?別の人物がくるのか?最後まで楽しめました。そしてイヴ発情時がエロいです。兄2人に気持ちよくされる姿はいけないことしてる感覚が前面に出ていて、さらにエロさ増します。
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ネタバレ 購入済み
そこのところをもう少し詳しく!
前世の記憶のせいで恋愛に否定的なイヴが、義兄と幼馴染みのお兄ちゃん的存在の王子様に可愛がられる物語...なのですが、この物語、設定がややこしい!
前半は優しい家族に囲まれて前世にはなかった『家族に愛される幸せ』を得たイヴが、義兄のアルベールと幼馴染みでアルベールの婚約者でもある王子様 レオンから『恋愛対象として愛される』ことに戸惑う様子が描かれます。
このアンチロマンス気味なイヴがキラッキラの攻2人にどう絆されていくのかと楽しんでいたのですが。
後半、アンリの秘密が明かされると戸惑いの方が大きくなりました。
前世の前世に戻ってきた?アンリだけループしてた?え、なんで?...みたいな。
そのあたりをもう少し丁寧に、アンリとの会話だけで説明するのではなく、物語として見せてもらえたらこの作品はもっと楽しめそう。
ところで、アルベールが遠征に行く件はどうなったのでしょう?これは続編あり?