【感想・ネタバレ】愛してるけど、許されない恋【ベリーズ文庫極上アンソロジー】のレビュー

あらすじ

ベリーズ文庫初となる<不倫>をテーマにしたアンソロジー! 西ナナヲによる全編書き下ろし新作に、ベリーズカフェ短編小説コンテスト受賞作品を加えた甘く切ない4作品を収録。『The Color of Love』西ナナヲ/著、『Rain or Shine~義弟だから諦めたのに、どうしたってあなたを愛してしまう~』白山小梅/著、『つけない嘘』鳴月齋/著、『禁断の味はチョコレートのように』桜居かのん/著
愛してはいけない人だった。でも、この気持ちは止められない――。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

“愛してはいけない人を愛してしまった”――そんな想いをテーマにした短編集。義きょうだいという立場ゆえに気持ちを押し殺してきた恋、年の差や立場の違いが生む歪な関係、割り切れない大人の感情など、それぞれ異なる形の“許されない恋”が描かれています。
アンソロジーならではの読みやすさがありつつ、どの作品も切なさの方向性が違っていて印象的でした。
特に最初のお話は、義理のきょうだいという立場に縛られながらも長い年月をかけて積み重ねた想いがあり、遠回りした分だけ純度が高く感じられて、個人的にはいちばんロマンチックに思えました。
他の作品はより大人で現実的。甘さだけでは済まない感情や、狡さや弱さも含めた恋愛が描かれていて、読後は少しほろ苦い余韻が残ります。綺麗に救われる物語ばかりではないからこそ、“幸せとは何か”を考えさせられる一冊でした。
不倫というテーマは正直好みが分かれると思いますが、短編だからこそ感情の濃い部分だけを切り取って読めるのは良かったです。ロマン寄りの切なさを求める人、大人のほろ苦い恋を味わいたい人に向いている作品だと思います。

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2026年02月13日

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