副社長の紳士的な熱愛【イラスト入り】

名倉和希 / 逆月酒乱

勤め先の製薬会社が買収された千紘は、本社の副社長・エドワードに目を掛けられアメリカで秘書として働くことに。慣れない外国での日々に戸惑うが、優しく気遣ってくれる紳士な彼に、密かに憧れを抱いていた。そんなある日、従兄の哲也に「頼み事」をされる千紘。それは、エドワードから機密情報を盗むことだった。負い目があり頷くしかない千紘だが、惹かれる恋心は強くなるばかりで――。「アーサー・ラザフォードシリーズ 」スピンオフ！ 逆月酒乱先生の美麗なイラスト入り♪

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BL小説
• 出版社: ダリア文庫e
• 掲載誌・レーベル: ダリア文庫e
• ページ数: 278ページ
• 電子版発売日: 2020年08月13日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 12MB

[yurichitian20 · ★★★★★]

スピンオフ

ラザフォードシリーズのスピンオフ
チヒロの健気で真面目な性格が、素敵
ラザフォードシリーズのトキもそうだけど、健気受けが、大好物な
私としては大満足

＃アツい ＃ハッピー ＃切ない

[Miya · ★★★★★]

とても良かった

もともとアーサー・ラザフォードシリーズが大好きで全部購入していたのですが、今回も良かったです！
話自体は前作に登場したアーサーの兄のエドワードとそのお相手となるチヒロのもので、このシリーズを読んでいなくても楽しめる話となっています。でも、前作の内容と途中でリンクしているので、これまでの話を読んでから読むとより楽しめるかなと思います。

全体的にしっかりとまとまっていて読みやすい印象でした。
名倉先生の作品はどれも面白いので、この作品が気に入った方は他の作品も読んで欲しいです。ちなみに私のおすすめはダリア文庫においてアーサーシリーズの1作品前となる「御曹司は初恋を捧ぐ」です！よかったらチェックしてみてください‼︎

[ブクログ · ★★★★★]

アーサーシリーズのリンク作品。
アーサーの兄、エドワードのお話です。
日本出張の際アテンド役だった千紘の有能なところや細やかな心遣いに、ゲイではなかったエドワードですが、10代の頃のように心トキメかせているところが可愛らしい。千紘にはろくでもなしの哲也という従兄がいたためにエドワードのことを好きなのに後ろめたかったり、誤解やすれ違いがあったり、事件に巻き込まれそうになったりしますが、なかなか甘い雰囲気になりませんが、すべて解決してからの二人がとても情熱的なのがよかったです。
さすがはあの溺愛、過干渉、過保護（笑）のアーサーの兄、間違いなく弟と同じ道を歩みそうなので、ぜひ続編もお願い致します。

[ブクログ · ★★★★☆]

アーサーシリーズスピンオフ。
内容がアーサー4巻とリンクしているので最後に読むのをおすすめ。
シリアスとコメディが程よく混じった溺愛もので面白かったですが、
一方で悪役の扱いがちょっと中途半端なのが惜しい。

このシリーズは受がみんな英語ペラッペラでうらやましい…

[ブクログ · ★★★☆☆]

▼あらすじ
勤め先の製薬会社が買収された千紘は、本社の副社長・エドワードに目を掛けられアメリカで秘書として働くことに。
慣れない外国での日々に戸惑うが、優しく気遣ってくれる紳士な彼に、密かに憧れを抱いていた。
そんなある日、従兄の哲也に「頼み事」をされる千紘。それは、エドワードから機密情報を盗むことだった。
負い目があり頷くしかない千紘だが、惹かれる恋心は強くなるばかりで――。

＊＊＊

ストーリーの完全度：普通
トーン：せつない
エロ度：普通
萌え度：普通
総合評価：★3.5

スピン元未読。大好きなイラストレーターさんが挿絵を担当した作品なのでウッキウキで読み始めたのですが、思いの外ストレスの溜まる作品であまり楽しめずガックリ来てしまいました…(T-T)
名倉和希先生の作品を読むのはこれが初めてではないのですが、今回は攻めにも受けにもモヤモヤしてしまって結局どちらもあまり好きになれず、残念な評価になってしまいました。

エドワードについてはまず、千紘を強引に抱いて流血させた時点で私の中の好感度が一気に下がりました(想像しただけで痛かった泣)
あと、流石に公私混同しすぎ。良くも悪くも千紘に甘過ぎて先が思いやられるし、何だかんだ言いつつセックスする事しか頭にない感じであまり魅力を感じられませんでした(-_-;)

対する千紘は感情の起伏が乏しくてアンドロイドみたいなんですよ。何か微妙に萌えづらくて困りました(^^;)
あと、いくら初恋相手だからといってクズな従兄に良いように扱われすぎてイライラしたし、未遂とはいえエドワードを裏切る展開も、その後の勘違い展開も個人的にはあまり好きではありませんでした。

ていうかそもそもノーマルだったエドワードが千紘の事を恋愛的な意味で好きなる展開がよく分からなくてですね…(^^;)
千紘はゲイだからエドワードに惹かれる気持ちは理解できるんですけど、その逆はなぁ…。
エドワードが千紘に興味を持ったきっかけって東京観光の所だと思うんですけど、その肝心な東京観光のエピソードが大分端折って描かれている為、二人ともあっさり両想いになった感じになってしまっているんですよね…。何か面白味がないなぁ…と。

あと、読んでいて一番引っ掛かったのが千紘の従兄がお咎めなしだったこと！千紘にあれだけの事をしておきながらスカッとする展開が無いとは驚きでした。てっきり、ブチ切れたエドワードが鉄槌を下してくれるのかと思いきや、エドワード、従兄に言い負かされてるし。駄目だこりゃ、って感じでしたね(笑)

ストーリーは気になったのでとりあえず最後まで読み切りましたが、楽しさよりもストレスを感じる事の方が多かったのもう読み返す事はないでしょう…。
因みに、逆月酒乱先生のイラストはどれも凄く良かったです。それだけに、作品にハマれなかった事が残念で仕方ありません(-_-;)