山出高士のレビュー一覧
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「”フクロウ”と”ミミズク”」のように、姿は似ているが言葉は違うもの、
「”足”と”脚”」のように言葉は同じものは何が違うのか?というものを写真で見せて解説しているシリーズです。
フクロウとミミズク⇒耳のような羽があるのがミミズクだけれど、生物学上は同じなので、耳のあるフクロウや耳の無いミミズクもいるんだよ。
円いと丸い⇒平面は円い、球体は丸い。日の丸は太陽だから絵であっても丸で良いんだそうだ。
森と林⇒自然に盛り上がっているのが森、人が手を加えて生やしているのが林、…という説がある。
写真も面白いですが、著者のコメントも面白いです。
読み聞かせ、6年生と3年生に持っていきました。
事前に -
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昭和と平成のいろんなものを比べてみた写真と解説。とても興味深く読みました。昭和世代ですからね、懐かしいものいっぱ~い。
地元の蒲田東急プラザの屋上の観覧車・・子供が小さい頃は行きましたね。今もあんな可愛らしい形であるとは知りませんでした。今は屋上行くこともないですもの(笑)そして携帯電話。自動車用の携帯電話、車の後ろに長いアンテナ伸びてました(笑)ショルダーフォンも懐かしかったですね。それからポケベルになり?テレビドラマになって「ポケベルが鳴らなくて」って確か主題歌?それからの携帯電話は著しい発展でしたね、私もほぼ取ってあります。
驚いたのがガムが固いってΣ(・Д・´)だから今の人は顎が弱くな -
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ベーゴマの”ベー”って何?
おしどり夫婦って本当に仲良し?
色々な言葉の元となった姿を写真に撮って説明した写真本。
写真で見ると確かに分かり易いですね。
灯台の元は本当に暗かったことがくっきり分かるし、
馬の口輪がアップで見ると本当に窮屈そうで、たしかにこれを取ったら”羽目を外し”たくなるよなあとか、
表紙の”引っ張りだこ”で、干したこを作る様子、として微笑ましいと思っていたら「古来では刑罰である磔の異名」とも描かれていて、ちょっと”うわあ”な気分にもなったり。
台所を”お勝手”というのが、「昔は女性が自由に使えるのが台所だけだったから」という説明に歴史を感じたり、
蓼食う虫も好き好 -
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すでに一人歩きしている言葉に、昔の面影はない。
「青田買い」
「狸寝入り」
「目白押し」…
普段、何気なく交わす会話の中で飛び交う
これらの言葉が生まれた頃の事をしみじみ思い返す人など、まずいないだろう。
>まだ穂が実る前の青々とした田んぼを見て「先に買っちゃえ♪」と、決意した人が見ていた光景。
>「あれ?死んじゃったの?」
逃亡を企んだ狸が人を欺く為に生み出した知恵。
>寒さを防ぐ為にぎゅう~っ、と集まって暖をとる習性のあるメジロ達がつらつら並んだ光景。
面白い発想本なだけに、
解説や、ちょっとした寄り道話も楽しかった。
1,2もあるらしいので、是非読んでみたい。 -
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『目でみることば』の第3弾!
たぬきの表紙がなんとも可愛らしい。
今回も面白くてためになるのだが、オススメは「ちちんぷいぷい」の語源。
その発明者は春日局だという!!
「智仁武勇御世の御宝」、これが口伝されるうちに....
母(乳母だけど!)の愛は時代を超えるのだなあ。
追分と落合が同じ場所を指し、見る方向からでことばが変わるというのは面白い発見。
追分だんごを食べながら、ちょっとこの面白さを堪能したい。
胡麻を擦るという表現も意外なところがその語源。
もみ手の方じゃなかったのか!
これもまた、ごますり団子(盛岡名物、私の好物)を食べながらかみしめたい。
食べてばっかり!!!
松ぼっくり -
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『目でみることば』の第2弾!
「定礎」のプレートの奥にはタイムカプセルが埋まっているだって?!
それ、見られる関係者はいるんだろうか.....と余計な心配をしつつ。
「指南」は北ではなく、なぜ南を向くようにしたのだろう、そんな新たな疑問が湧き、言葉の海、森に迷い込んでしまったようだ。
なんと購入できるというから驚き。
醍醐味とカルピスに深い関係がある、どんぶり勘定の丼は意外なもの、長い物には巻かれろの長いもの、って?
レンズ豆とひよこ豆の言葉の由来の大きな違い......
いやはや、毎日見たり聞いたりしていた言葉のほとんどをちゃんと知らない!
私はこれだけ本を読んできて一体何を知識とし -
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教科書を出版する東京書籍から(私の場合は数学だった)。
かしこまった堅苦しい本だと思った人にこそ、読んでいただきたい!
芸能界一の「おしどり夫婦」
この夏は受験の「天王山」
危険ドラッグの規制は「いたちごっこ」が続いている
なんて、テレビや雑誌、新聞などのメディアでも聞く言葉。
でも、それって、みたことありますか?
もちろん、意味もわかっていますか?
いや、以外と知らないものだ。
さて、そんな慣用句、一体元になったものとはどんなもの?
いたちごっこはイタチがくるくると自分の尻尾を追い回していると思ったがそうではないようだ。
勝負服は競馬由来で、競艇は枠で色が決められているとは(かけごとは -