山出高士のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
京都にまつわる様々な事柄を「くらべる」という
キーポイントで40項目を紹介している。
Part.1 京都をくらべるー地理と歴史
Part.2 京都のくらべるーお店と食べ物、提灯と乗り物
Part.3 京都とくらべるー橋とタワーと風景と
五十音順、見開きでそれぞれの画像。次のページに解説。
京都コラム、こんな風に旅するコラム、複数有り。
撮影協力&主要参考文献、有り。
一つの地域の中の「違い」と「同じ」を京都を題材に「くらべる」
立派な門があるうちの八坂神社の正門はどれか?
街や神社のあちこちにある提灯の違い。
御香煎で京都の歴史を味わい、四つ葉のタクシーを見つけた幸運に
喜ぶ・・・そこはかとなく漂う京都らしさを見出す愉しさ。
もう少し京都を知りたい、ディープな旅をしたいときに役立つ
プチ情報も散りばめられています。
また、千葉に「祇園」駅がある理由にも、なるほど!
次回は「くらべる北海道」や「くらべる沖縄」も出して欲しいなぁ。 -
くらべる日本 東西南北
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
日本全国から顕著な“違い”を選んで紹介。
五十音順、見開きでそれぞれの画像。次のページに解説。
充実したコラムやこぼれ話有り。
撮影協力有り。主要参考文献有り。
東西もあれど遠隔の市や県、隣接した地域でさえも違いがあります。
鎌の形状と柄の長さ、みたらし団子の団子の数、春巻きの生地、
スコップとシャベル、百人一首は全国と北海道で違うとは?
芋煮は某番組で見たけれど、あれは動画で一瞬。
こちらは写真なので、隅々まで比べられ、記憶に残ります。
その楽しさは本だからこそ!
え、こんなところにも違いが?の発見が楽しいです。“れ”とか。
文章も簡潔で丁寧、かつわかりやすい。
何度でも眺めてみたくなる一冊です。
あ、でもわらび餅の黒蜜は、葛餅も影響していると思うけど。 -
Posted by ブクログ
漢字の形について、と言うと、
「象形文字ね、はいはい、山、川、人ね」
なんて思ってはいやしませんか。
確かにそうだが、本当に頂上が三又の山なんて見たことある?
日本といえば、富士山だが、三又ではない。阿蘇山なんてカルデラで上ないし。
これは中国に行って三又の山を撮ってくるしかないんじゃないか......。
しかしそれを国内で撮ってきてしまうのがこのシリーズの、そして版元、教科書出版会社のクオリティ!
ではそれはどこか?
なんと日光白根山!
元首相の言葉ではないが、感動した!
や、や、山だー!!
「木」も、日立の「この木なんの木」、ハワイまで行って撮ってきたかと思いきや、昭和記念公園!
国内だ。東京だ!(広くてオススメです)
虎がなぜ動物の王と言われるか、と言う、複数説ある中の一つではあるが、それを紹介した写真も、説を信じてしまうだけのインパクトがある。
虎の額にご注目。
意味を見る漢字の章では、「菊石」(アンモナイト)、「陸蓮根」(オクラ)、「竜髭菜」(アスパラガス)が納得。
「夜露死苦」「愛羅武勇」的な雰囲気があるが、漢検1級あたりで出るんじゃないかと思っている。
私もいずれ準1級から挑戦したい。
それにしても、キラキラネームは落ち着いてきたとはいえ、この辺りの漢字を見ると子供に名前をつけるときに気をつけようと思ってしまう。
アンモナイトちゃんじゃ、将来大変そうだもんね。 -
目でみることば 有頂天
- カート
-
試し読み
-
Posted by ブクログ
ネットも交通網も発達し、チェーン店が増えたとはいえ、地域色というものは完全になくなったわけではない。
例えば、いなり寿司。
俵形が標準だと思っていたけれど、西では三角らしい。
イトーヨーカドーの「きつね」は油揚げを半分に切っただけだから、当然そのまま詰めれば俵形になるが、西ではどうやって三角にしているの?
おでんはNHK「美の壷」でも取り上げられていたから、違うということは知っていた。
濃淡あるだし、具材は練り物メインだったりがんもどきがメインだったり、全然違う!
でも私は、大根と、ちくわぶと、餅巾着と、つくねがあればなんだっていい。
驚いたのは消防紋章!
警察の旭日章は全国一緒(のはず......)なので、当然消防紋章も一緒だと思っていたが、違うのだ!
これは消防士だったら知っていて当たり前かもしれないが、一般人には驚きのはずだ。
卵焼き器にも違いがあるらしい。
自分の家の卵焼き器はどっちかな?
多くの場合、西仕様らしい。
お雛様は割と知られた違いかもしれないが、表情や並び順にそれぞれの文化が反映されていて面白い。
今時はカタログやインターネットで簡単に比べられるけれど、人気なのはキュートなぱっちりお目目らしい。
その時代の流行りの顔というものはどうしてもあるので、娘や孫娘に買ってあげるときは寛大な心で。
願いがこもっていればなんでもいいと思う。
なんて言いつつ、我が家のものは私のお雛様の使い回し。
メーカーは一人に一つずつ、というけれど。 -
Posted by ブクログ
雪だるまつくろう♪と言われたら、どう作る?
一緒に遊ぶなら、二段?三段?
「アナと雪の女王」(原題:FROZEN)に登場したしゃべる雪だるま、オラフは三段だった。
これはアメリカ式だということだ。
白雪姫で、悪い女王が「リンゴをお食べ」と差し出したのはまん丸なリンゴ。
白雪姫はそれを丸ごとかじって倒れたけれど、日本だったら、皮を剥いてしまったかもしれない。
丸かじりは美味しいけれど、日本の姫様は、「皮を剥きウサギを作ってたもれ」な気がする。
美味しそうなのは18〜21頁の「オムレツ」。
スパニッシュオムレツは子供の頃給食で出ても好きではなかったが、大人になった今、我が家の人気メニューであり、私もよく食べる。
もちろん普通の(一般的に想像するであろう)オムレツも好きだが、こちらは小さいフライパンがないので、うまくできない。
個人的には新潟の万代シルバーホテルの朝食のオムレツが非常に美味しくて好きだし、あれを目指したいところだ。
フレンチオムレツも、モンサンミッシェルを思い出して、また食べたいところ。
日本でも食べられるそうだ。
なんでもある日本がすごい。
意外だったのが、「あやとり」「折り紙」。
和風!おもてなし!日本すごい!
となりがちだが、アメリカ(ネイティヴアメリカン)もあやとりの文化はあるし、ドイツにも折り紙(フレーベルスター)はある。
世界は広い。
文化も様々だ。
それを感じさせるのが、「ポッキー」(146〜149頁)。
世界およそ30か国で販売、味も異なるそうだ。
海外に行ったらぜひ試してみたい! -
くらべる日本 東西南北
- カート
-
試し読み
-
Posted by ブクログ
これは英語学習はもちろん、社会科にも、国語科にもうってつけ!
こんな本があるから、勉強、学習は楽しいと思えるのだ。
a few/a little の違い。
英語を学ぶと必ず出て来る数えられる(可算)名詞、数えられない(不可算)名詞。
さらに、few/littleと、aがつくのはどっちが「ちょっとはある」のか「ほとんどない」なのか。
暗記するだけなら「ちょっと」わかりにくい。
でも、百聞は一見にしかず、写真で見れば、記憶に定着しやすい。
naturalist/naturistはコラムで取り上げられている単語だが、前者は別にオーガニックなエコライフ(私はちょっと苦手なタイプ)を送る人という意味だけではなく、博物学者の意味がある。
テレビで取り上げられる時のイメージが前面に来るが、それはカタカナ(つまり日本語)の「ナチュラリスト」。
カタカナ語が全て元の言葉と同じ意味ではないということだ。
なお、naturistは裸体主義者とのこと。
使用の際はお気をつけあそばせ。
mouse/rat 、road/streetも単語そのものは知っていても違いがわかりにくい。
世界一有名なネズミがratではない理由も、世界一の金融街がroadでない理由がこれでわかる。
over easy egg /sunny-side upは前者の存在を知らなかった。
だって目玉焼きって片面だけ焼くもんでしょ?
いやいや、しかしファストフードの目玉焼きは両方焼いてある......あれが、over easy egg?
私は断然半熟派。
これに醤油をかけたい。
ベーコンがついていれば(ハムでも可)言うことなし!
でも、自分で作るんだよね....誰か私に作ってちょうだい。
あれれ、一体何の話だっけ? -
くらべる日本 東西南北
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
表紙の左はシャベルで、右はスコップ。
これに異をとなえるあなたは、関西方面の方では?
念の為言うと、工業規格、メーカー定義では「足をかけられるのがシャベル、足をかけられないのがスコップ」(84頁)だそうだ。
関東は逆だがその理由はわからないらしい、が、衝撃的な事実だった。
「芋煮」
親戚から「イモニカイって知ってる?」と尋ねられた時、芋焼酎?(二階堂?)オモニの仲間かなんか?(韓国語?)と全くわからず固まっていたら、そうか、東京の人は知らないのか、と悲しそうに返された。
しかも山形と仙台で使う材料が違うって?!
芋煮、奥深い。
「止まれ」
路面の止まれの「れ」の字。(118〜121頁)
大阪府と東京都で違うらしい。
全国統一でないの?
他にも「月極」「月決」、百人一首など、常識と思っていたことがそうでないことを知り、目から鱗だった。
世界が広いの前に、日本も広い!
それにしても、ダムカレー、ソースカツ丼、定食、餃子、なんてうまそう!!!
腹が喉から手を出すぞ!
そうそう、職場の人が、大阪から東京に来た時、「たぬきうどん」を頼んで「変な天かす」が出てきてびっくりしたっていっていたっけ。
頼むときはご用心。 -
Posted by ブクログ
大根をおろすとき、プラスチック製のおろし器を使っているが、だいぶ古びてきたので買い替えたいと思っている。
ここにおろしがねが載っているじゃないか、どれ見てみよう......。
9980円。
いや、そんなに、出せない。
しかし20ページから23ページを見てみると、次のボーナスで、買っちゃおうかなという気になる。
お腹が空いたな.....。
スーパーの贈答品売り場にいつも置いてある文明堂のカステラ。
それと比べられているのは、なんだって、6600円?!
見た目では違いはわからないけれど、烏骨鶏の卵を使っているんだとか。
マンガ『中華一番!』で主人公マオが扱っていたアレか!
よし、ボーナスで買ってみよう!
バナナもいつもは一房98円。
その3倍のお値段のバナナ!は、今月の給料でいけそうだ。
家族の昇進祝いに6万の靴か、財布もいいのを、よし、ボーナスで(以下略)
そんなにボーナスが出るかはわからないけれど、取らぬ狸でいろいろあれを買おう、これを買おう、なんて思っているうちが楽しい。
面白いのは40〜43頁のコラム。
カメラマンがセルフィードローンを使ってみたり、証明写真の機械を使ってみたりする。
これは違いがとてもよくわかる!
大手デパートの仕上がりといったら!
これなら私だって美女に見えるかも。
次のパスポート更新の時は使いたい。
いつも証明写真を見るたびに「うーわ」と落ち込んでいたけれど、これなら! -
くらべる時代 昭和と平成
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
平成も終わろうとしている。そんな時代に、そんな時代だからこそ、昭和と平成を比べてみたい。昔は良かった、を昔も良かった、と言えるように。
食いしん坊の私はオムライス、寿司、ギムレットの違いが印象に残った。オムライスはたいめいけんのもの。なんと2つとも同店で食べられるとのこと!できれば二人で行ってシェアしたい。一人で食べられるなら、それも良いが。この平成のふんわりオムライス、私の腕では、再現できないのだ。
寿司は昭和は一人前が6カンと巻物、平成はおよそ10カンと巻物だそうだ。どちらが良いか…私はマグロとサーモンとエンガワが入ってさえいれば、なんでもいい!
ギムレットも、やや濁っているものが普通だと思っていたから、目から鱗だった。昭和の頃はまだ未成年、というか赤ん坊だったため。でも…これもどっちでも良いぞ!飲めれば!
なんだか繊細さに欠ける感想だ。
意外だったのが携帯電話。昭和はショルダーホン(平野ノラさんが肩に担いでいるアレだ)なのは納得、しかし平成はiPhoneが来るかと思いきや、ドコモのこれかー!といった感じ。iモードサービスが開始された頃の電話だそうだ。平成でも、この30年の間にものすごく変わったものの1つで、単純にこれこそ平成と言えないのが平成のモノである。
ほかにもくらべることで見えてくるさまざまな物が面白い。どちらがより優れている、という比べ方でないのが、本書の一番良いところで、老若男女が楽しめる構成である。 -
くらべる日本 東西南北
- カート
-
試し読み