山出高士のレビュー一覧

  • 目でみる漢字
    一章は象形文字についてなので新鮮味はなかったが、冬と夏については、白川静の常用字解で調べてみると成り立ちの説は違っていた。学会筋は知らないが、著名な知識人の間では白川静を支持する人が多いように思うし、私も支持する。
    二章の、竜髭菜とか菊石、陸蓮根、椿象、雲呑などの写真、解説はなかなか楽しい。それぞれ...続きを読む
  • くらべる京都
    くらべるシリーズだが、あんまり比べる要素を気にしないで読む本かな。はっきり言って京都案内の本だ。京都出身の岡部敬史さんだけあって、ありきたりの案内ではなく、へえこんなところを見て回るのも乙なものだなだと思わせる結構通なものになっている。
    「応仁の乱と池田屋騒動の刀傷」「大堰川と桂川」「知恩院の男坂と...続きを読む
  • 目でみることば
    阿吽の呼吸・阿漕・頭隠して尻隠さず・急がば回れなどの言葉の語源を写真で示し解説を加えた本。ほほう、へえーと思うこと必然。写真が秀逸。
    「頭隠して尻隠さず」が雉のこととは知らなかった。けんもほろろというのも、雉の鳴き声からとか。
    「几帳面」が神社仏閣の柱の断面の形から来ているとは。几帳面な人しか作れな...続きを読む
  • くらべる世界
    見開き2ページに二つの国の物の写真を載せてくらべられていて,あと2ページで解説が書かれてる。
    「中国とアメリカのカップヌードル」中国はシーフード味が人気かあ。アメリカはチキン味。
    「日本とイギリスのサンドイッチ」日本の卵サンドイッチは世界で人気だそうだ。イギリスのきゅうりだけのサンドイッチ、うまいか...続きを読む
  • くらべる東西
    え!違うの?と思うものがほとんどだった
    ぜんざいと玉子焼き器はものすごく驚いた

    ものを比べることで、東西の文化や気候の違いが楽しめた
    東は粋、西は優美
    どちらも素敵だなぁと思った
  • くらべる東西
    34組の文化や風俗を、東と西、という切り口で比較解説した書。1つの題材につき、見開き2ページで綺麗な写真で比較、次のページで解説文と関連した事柄の解説という構成。
    東と西で全く違うもの、微妙に違うもの、あまり変わらないものと様々。東は寒冷西は温暖、東は武士西は商人、西の伝統東の大衆化、と違いの理由に...続きを読む
  • くらべる京都
    京都にまつわる様々な事柄を「くらべる」という
    キーポイントで40項目を紹介している。
    Part.1 京都をくらべるー地理と歴史
    Part.2 京都のくらべるーお店と食べ物、提灯と乗り物
    Part.3 京都とくらべるー橋とタワーと風景と
    五十音順、見開きでそれぞれの画像。次のページに解説。
    京都コラム...続きを読む
  • 似ている英語
    知らなかった豆知識や、店舗の情報もあって、楽しく読めました。
    写真のセンスもいい。
    楽しい本だったので、シリーズの他の本も読んでみたいと思いました。
  • くらべる東西
    行きつけの喫茶店とかに置いてあったら嬉しい本。行く度にニコニコしながら眺めると思う。
    だが、自分の部屋にあったとしたら日々の生活に埋もれるかも。眺めるに楽しい本だった。
    軽め。
  • くらべる日本 東西南北
    日本全国から顕著な“違い”を選んで紹介。
    五十音順、見開きでそれぞれの画像。次のページに解説。
    充実したコラムやこぼれ話有り。
    撮影協力有り。主要参考文献有り。
    東西もあれど遠隔の市や県、隣接した地域でさえも違いがあります。
    鎌の形状と柄の長さ、みたらし団子の団子の数、春巻きの生地、
    スコップとシャ...続きを読む
  • 似ていることば
    試みが面白い。中には区別をはっきり知らなかったものもあり、豆知識的に得した感じ。でも少し経つと区別の付け方を忘れそうだな。
  • くらべる東西
    見開きで東西の写真を並べ、次の見開きでその違いを解説。
    写真を見て違いに気づいたと思ったら、予想外の箇所についての違いが解説されていて、「そこ!?」と思った事が何度もああり、楽しめた。
  • 目でみる漢字
    漢字の形について、と言うと、
    「象形文字ね、はいはい、山、川、人ね」
    なんて思ってはいやしませんか。
    確かにそうだが、本当に頂上が三又の山なんて見たことある?
    日本といえば、富士山だが、三又ではない。阿蘇山なんてカルデラで上ないし。
    これは中国に行って三又の山を撮ってくるしかないんじゃないか.......続きを読む
  • 目でみることば 有頂天
    辞書で味気なく知るより、写真や由来が詳しくて楽しく読めます。
    なぜか「胡麻をする」に笑ったし、「風穴をあける」の写真でへーと思った。
  • くらべる東西
    ネットも交通網も発達し、チェーン店が増えたとはいえ、地域色というものは完全になくなったわけではない。
    例えば、いなり寿司。
    俵形が標準だと思っていたけれど、西では三角らしい。
    イトーヨーカドーの「きつね」は油揚げを半分に切っただけだから、当然そのまま詰めれば俵形になるが、西ではどうやって三角にしてい...続きを読む
  • くらべる世界
    雪だるまつくろう♪と言われたら、どう作る?
    一緒に遊ぶなら、二段?三段?
    「アナと雪の女王」(原題:FROZEN)に登場したしゃべる雪だるま、オラフは三段だった。
    これはアメリカ式だということだ。

    白雪姫で、悪い女王が「リンゴをお食べ」と差し出したのはまん丸なリンゴ。
    白雪姫はそれを丸ごとかじって...続きを読む
  • 似ている英語
    これは英語学習はもちろん、社会科にも、国語科にもうってつけ!
    こんな本があるから、勉強、学習は楽しいと思えるのだ。

    a few/a little の違い。
    英語を学ぶと必ず出て来る数えられる(可算)名詞、数えられない(不可算)名詞。
    さらに、few/littleと、aがつくのはどっちが「ちょっとは...続きを読む
  • くらべる日本 東西南北
    未知の世界がまだまだあるな~Σ(゚ロ゚;)確かに「たぬき」はお店で注文する時メニューに写真がないと、ぷち冒険気分(・・;)そしてドリカムの曲に「コクワの実」が出てきて「なんじゃそりゃ?」と思った事を思い出した(^^;)東北へ行くようになって「あ~これが!」と判明(^^)日本は狭いと言っても、文化はそ...続きを読む
  • くらべる値段
    大根をおろすとき、プラスチック製のおろし器を使っているが、だいぶ古びてきたので買い替えたいと思っている。
    ここにおろしがねが載っているじゃないか、どれ見てみよう......。
    9980円。
    いや、そんなに、出せない。
    しかし20ページから23ページを見てみると、次のボーナスで、買っちゃおうかなという...続きを読む
  • くらべる日本 東西南北
    表紙の左はシャベルで、右はスコップ。
    これに異をとなえるあなたは、関西方面の方では?
    念の為言うと、工業規格、メーカー定義では「足をかけられるのがシャベル、足をかけられないのがスコップ」(84頁)だそうだ。
    関東は逆だがその理由はわからないらしい、が、衝撃的な事実だった。

    「芋煮」
    親戚から「イモ...続きを読む