中村ふみのレビュー一覧
-
購入済み
読み応えあり
久しぶりに読み応えのある本に出会いました。舞台設定、それぞれ登場人物の性格や設定もしっかりしていて楽しめました。少し文が堅い印象はありますが、読んでいるうちに引き込まれます。ストーリーも意外性のある展開が多く、4冊で綺麗に完結するところも魅力だと思います!ぜひ読んでみてください。
-
-
-
Posted by ブクログ
もう最初の設定からして良かった!好き!
話が進むにつれて、微妙にBLな"かほり"も匂わせてるような気もするけれど、そんなんなくても楽しめると思います!兎にも角にも、輝はアツくていいやつ!そして、多々良は最初諦め切った冷めたやつだったのに、どんどん輝に影響されていくのが微笑ましく可愛いですね!
幽霊もの・陰陽師系が好きな人にはおすすめなんじゃないかな〜。
ーーーー
車椅子の青年・多々良は、祟り神を封じる「夜見師」。
金髪の家政夫・五明輝は、曽祖父の時代にかけられた呪いのため、20代半ばまでしか生きられないという期限付きの青年だったが、多々良の秘密を知りつつも自ら「夜見師」 -
-
-
Posted by ブクログ
十二国記と似ている。とあったので読みました。
むしろ十二国記という言葉がなければ読まなかったのではないか――と思います。
似ていると言われれば似ているが、違うと言われれば違う。
ファンタジーって結局どれも根本は変わらないので、どのファンタジーも似たり寄ったりになってしまうものなのかなと思うので特に問題ないかな、と思います。雰囲気が似ている――だからなんなの?面白ければよくない。って思いました。
でも、読んでみて、パクリとは違うと思います。主人公は四巻ずっと変わらないし、一人が四つの国を見て回るという形なので、十二国記と言われると肩透かしを食らうと思います。
国があって、天があって、王がいる。そ