【感想・ネタバレ】死神憑きの浮世堂 迷宮の戻り人のレビュー

あらすじ

人形修理師は過去の記憶に囚われる――。

人形修理工房〈浮世堂〉の主人・城戸利市のもとに、悪友の僧侶・愚浄から日本人形がらみのトラブル解決依頼が舞い込む。依頼主は伊武冬馬。ドイツの血を引く青年だった。利市は冬馬に不思議な縁を感じて……。
「骸屋」という家業の一族は、依頼者が頼んだ愛する死者の身体を時代を超えて保存し続け、あるタイミングで別の人間から魂を奪いその死者に移す。魂を奪われた人間は死ぬのだ。
骸屋の技を継ぐものは永遠の命を得て死なない。そんな一族に現代の人形修理師・利市が挑む、絶品オカルト・ロマン! ゾクゾクと哀しみが止まらない・・・!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

弟のことに決着がついている分、前巻ほど悲壮感がなくて、肩の力を抜いて読めた。愚浄さん大物すぎる。もっと続きが出たらいいのになぁ。

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2023年02月28日

Posted by ブクログ

シリーズ2作目

やはり1作目は背景の説明にまるまる使われた感じですね。
あれは重い上に、怒りと虚しさが激し過ぎて辛かったです。
本作では、やっとまともな仕事が見られます。
もちろんシリーズですから、骸屋や死神、忘れ得ぬものが
潜んでいるんですけどね・・・

愚浄の紹介で、伊武冬馬の依頼を受けることになる利市。
死神も忘れ得ぬ者も、勝手に生き返らせられた者も
そして、偶然立ち会ってしまった人間の思いの強さも
それぞれの心の繊細な部分をうまく描いてくれていて
骸屋には未だに納得がいかないけれど、楽しめました。

0
2020年03月01日

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