【感想・ネタバレ】死神憑きの浮世堂のレビュー

あらすじ

美貌の人形修理屋店主が、事件の謎を追う!

人形修理工房「浮世堂」は、どんなものの修理も受け入れる。店主の城戸利市は文字通り浮き世離れした男で、若いが腕ききの職人だ。ある日、利市のもとに山梨の名家からワケありらしい人形修理の依頼が舞い込むが――

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Posted by ブクログ

続編も出ている怪異アクション。死者を人形にして保存し、他人の命を奪って蘇らせる異端の術を使う一族と、彼らに弟を奪われた青年の闘いを描く。大雑把にようやくすればこんな感じだが、面白いのは章ごとに視点人物が変わること。その中には敵役や悪役も含まれていて、そちらの側の都合や思いも丁寧に描きこまれる。主人公より、そちらの側が魅力的なところもあって、美貌の女殺人鬼など、事実上の主役と言っていい。こういうのもありだね。

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2022年04月25日

Posted by ブクログ

二度目ましての作家さん。
ゲロ安の家賃で人形修理工房「浮世堂」を営んでいるのが
メインキャラの城戸利市は、小学生の時、幼い弟を目の前で
殺されただけでなく、周辺から弟がいたという事実が消えていく。
両親でさえ忘れていく中、利一は忘れ得ぬ者として
弟の理不尽な死の真相と死神を追い続け、15年目にして
ようやく死神と対峙するが・・・
一方的に有無を言わせず、ただ命を奪うという
理不尽な行為へ利一の怒りが伝染したかのように、
読んでいて震えあがる。それが苦しいのなんのって・・・
続きを読みます。

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2020年01月01日

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