小林宏明のレビュー一覧

  • 61時間(下)
    スゴく寒そうな舞台に繰り広げられるリーチャーの活躍。

    極寒に憧れのある私としては、寒い地域の暮らしぶりなども併せて興味深く読んだ。

    アマンダ(スーザン)とのやり取りは、名前からしてスペンサーを思い出させたし、軍人として気持ちを切り替え異国へ旅立つアマンダ(スーザン)のカッコ良さといい、いつも以上...続きを読む
  • パーソナル(下)
    リー・チャイルド『パーソナル(下)』講談社文庫。

    ジャック・リーチャー・シリーズの下巻。

    緻密に計算されたミステリーと怒濤のアクション活劇の面白さ。『キリング・フロアー』から始まったジャック・リーチャーの物語はどこへ向かうのか…

    潜伏中のスナイパーたちを探し、ロンドンの暗黒街に足を踏み入れたリ...続きを読む
  • パーソナル(上)
    リー・チャイルド『パーソナル(上)』講談社文庫。

    ジャック・リーチャー・シリーズの上巻。安定の面白さ。元軍警察官を主人公にしたハードボイルド・アクション小説。

    放浪を続けるジャック・リーチャーの元に捜査の依頼が…その依頼とはフランス大統領を狙撃さした凄腕のスナイパーを逮捕すること。リーチャーは海...続きを読む
  • LAコンフィデンシャル(上)
    悪徳と陰謀渦巻く五十年代のLAを舞台に、それぞれ立場も性格も異なる三人の警官と三つの事件を軸に時代のうねりを描く大作。

    まず三人の警官の対比がいい。
    上昇志向が強く潔癖なエリート警官エクスリーと少年期のトラウマから女への暴力を憎むバド、誤って市民を射殺した過去をもつゴミ缶ジャック。血のクリスマス事...続きを読む
  • LAコンフィデンシャル(下)
    以前映画を見て、はて、何でこんなに注目されてるんだろう、そんなに面白いか?と疑問だったけど、これ読んで驚いた。全く別物。こんなLAの裏社会クロニクルみたいな代物をたった2時間の映画になんてできるものか。執念と呼べるような執拗な書き込みを最初から最後までテンションを落とさずに描き切った大作。圧巻。
  • LAコンフィデンシャル(下)
    圧倒された。
    世にジェイムズ・エルロイのエピゴーネン数多けれど、この凄まじい情念の噴出を真似る事など不可能だろう。登場する人物殆どがまともではない。主人公は、考え方も生き方も違う三人の警官。憎しみ合いながらも、根源的なところで繋がり、最後には結び付く。正義と悪に境目など元から存在せず、本能の命ずるま...続きを読む
  • LAコンフィデンシャル(上)
    上下巻読み終わった。
    すんげぇ面白かった。
    下巻はずいぶん映画とは違うんね。
    登場人物も増えてだいぶ頭混乱したわぁ。
    ロロ・トマシは出てこないのね…

    あとビッグ・ノーウェアのが執筆年早かったのね。
    そっち先に読めばよかった。
  • LAコンフィデンシャル(下)
    映画「LAコンフィデンシャル」の原作。プロットは非常に複雑で途中で何度も戻らなければならなかった。だが、結末へ向けたまとめ方はすばらしい。次作へ続く終わり方もいい。
  • LAコンフィデンシャル(上)
    「暗黒のLA4部作」の3作目。これが一番面白い。深夜の大量殺人、ポルノ雑誌、クスリなどを発端に、警察官3人のそれぞれの人生が絡み合う。
  • [カラー図解]銃のギモン100
    映画や専門の記事などで当たり前とばかりに説明のない色々なことについて、本書は丁寧に詳しく書かれていて、とても面白かったです。
  • LAコンフィデンシャル(上)
    今更レビュー書かなくても…と思うほど売れてるし読まれているエルロイの代表作。映画化もされたけど、映画はまた別の魅力があって良かった。
    エルロイについても書き尽された感があるけれども、主人公たちに共通する暴力性と破壊願望と哀しいような女性への優しさは、やっぱり彼特有のものなんだろうかなーと思う。

    ...続きを読む
  • LAコンフィデンシャル(上)
    エルロイの本は読みにくい。
    話が込み入っているし、長いし、描写はえぐくて登場人物はみんな腹黒い。
    けれど、終盤に向かって物語が疾走し始めたときのカタルシスはちょっとすごいものがある。
    下り坂でどんどん早足になり、駆け出して自分でも止まらなくなるあの感じに似ている。
    センテンスは短くそぎ落とされ、機関...続きを読む
  • LAコンフィデンシャル(上)
    映画公開を機に購入。
    ジェイムズ・エルロイの持つどす黒い世界観に一発で大ハマリしてしまいました。
    鑑賞前に読んだと記憶していますが、映画の方も原作の複雑なプロットを上手にまとめていてオススメです。
  • LAコンフィデンシャル(下)
    この作品はエルロイの「暗黒のLA」四部作の三作目にあたります。
    この作家を一語で形容するなら“情念”だと思います。
  • 61時間(下)
    ジャック・リーチャーシリーズ。マンネリの安定のシリーズ。お決まりの展開とか愛すべきマンネリについて肯定的な俺には読むのが楽しみなシリーズである。

    刑務所建築を町おこしにした、サウスダコタの小さな町に偶然たどりついたリーチャーが、麻薬取引に関わる事件に巻き込まれる。麻薬取引の重要証人を守れるか?廃墟...続きを読む
  • 前夜(下)
    ジャック・リーチャーサーガの番外編ともいうべき前日譚、ジャックがアメリカ軍のMPとして活躍する物語。

    ベルリンの壁が崩壊し、ソ連が解体されようかという、大きな時代の変革期に、アメリカ軍自体の変革も起きようとしていた。いちMPであるジャックもその大きなうねりに巻き込まれていく…。

    ミステリー部分の...続きを読む
  • 警鐘(下)
    ジャック・リーチャーサーガ3作目
    この手のアクションエンタメ小説は、難しいことを何も考えず、ドキドキハラハラしながら読むに限る。悪役は徹底的に酷薄非人情で、被害者は不幸の上に不幸を重ね、ヒロインは可憐かつ大胆セクシー。悪いやつなのに得をしている世の中のしがらみや、承服できかねない矛盾を、頭脳と体力と...続きを読む
  • 反撃(下)
    ジャック・リーチャーシリーズ2作目(原作刊行順)、相変わらずカッチョ良いわ、リーチャー。

    極右民兵集団の暴発的独立運動とテロ活動、重要な位置づけとなるヒロインの誘拐、FBIと軍隊とワシントンのパワーバランス。組織内の裏切りと誘拐行為。有象無象がゴチャゴチャ絡み合う中で進む物語。

    何がカッチョ良い...続きを読む
  • 銃を読み解く23講―見る、読む、訳す GUNの世界―
    銃の仕組みやアメリカでの規制状況、銃が登場する小説、映画、テレビ番組でのネタまで、まとまりはないがオリジナルなコラムで読みごたえはあった。
    翻訳家としての必要性だけでなく銃器が好きなのだろうなということが伝わってくる。紹介されていた参考サイトは役に立った。
    17-97
  • ネバー・ゴー・バック(上)
    ジャック・リーチャー・シリーズの上巻。邦訳の順番が滅茶苦茶なので、何作目に当たるのかもはや調べる気にもならない。そして、本作はトム・クルーズ主演映画公開に合わせた邦訳だろう。表紙が思いっ切りトム・クルーズ主演映画の宣伝だ。また、冒頭を読めば、本作の前に『61時間』というシリーズ最低の作品が邦訳された...続きを読む