小林宏明のレビュー一覧

  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    エドワードエドワード・ホッパーの絵を題材にした短編集。
    絵と物語を楽しめる。
    「オートマットの秋」「牧師のコレクション」「音楽室」が面白かった。

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    2020年01月26日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    エドワード・ホッパーの絵をもとに
    17人の作家の17つの短編。
    序文でローレンス・ブロックも言っているけど、本当にバラエティ豊かだ。
    色白で、表情が虚ろにも見える人びと。
    (そのせいなのかちょっと死体と犯罪が多い)
    スウェーデンの映画監督、ロイ・アンダーソンの作品にでてくる人みたい。

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    2020年01月18日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    エドワード・ホッパーという画家の絵から、17人の作家たちがそれぞれの物語を紡いでいく、いっぷう変わった趣向の短編集。

    文章に合わせた絵ではなく、一場面を切り取った絵から背景にある物語を想像するというのは、なかなか興味深い。皆それぞれ個性的で、そこまで想像の世界を広げていくのかと驚く。
    知っているのはキングとキャロルオーツくらいだったが、大御所キングの作品は絵そのままという感じでいちばん凡庸だった。
    自分ならこの絵からどんな物語を作るだろうと、読む前に考えるのも楽しかった。

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    2019年10月02日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    ネタバレ

    エドワード・ホッパーの絵画を基に、17人の作家が想像を膨らませたアンソロジー。編者はローレンス・ブロック。海外小説通の方ならご存知なのかもしれないが、ぼくはスティーヴン・キングとローレンス・ブロックしか知らなかった。好きな作品も、どうだろうと思う作品もあったが、嫌いな作品はなかった。アンソロジーでは稀有なことだと思う。そして一緒に収録された絵画も素晴らしかったが、これを観て1本の小説を書き上げてしまう作家たちの才能に、ただただ敬服した。

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    2019年08月11日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    エドワード・ホッパーという画家がいる。現代アメリカの具象絵画を代表する作家で、いかにもアメリカらしい大都会の一室や田舎の建物を明度差のある色彩で描きあげた作品群には、昼間の明るい陽光の中にあってさえ、深い孤独が感じられる。アメリカに行ったことがないので、本物を目にしたことはないが、アンドリュー・ワイエスと同じくらい好きなので、ミュージアム・ショップでカレンダーを買って部屋の壁にかけている。

    深夜のダイナーでカウンターに座るまばらな客を描いた「ナイトホークス」に限らず、ホッパーの画には、その背後に何らかの物語を感じさせられるものが多い。作家のローレンス・ブロックもそう考えた一人だ。彼は、これは

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    2019年08月07日
  • 銃を読み解く23講―見る、読む、訳す GUNの世界―

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    銃の仕組みやアメリカでの規制状況、銃が登場する小説、映画、テレビ番組でのネタまで、まとまりはないがオリジナルなコラムで読みごたえはあった。
    翻訳家としての必要性だけでなく銃器が好きなのだろうなということが伝わってくる。紹介されていた参考サイトは役に立った。
    17-97

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    2017年06月25日
  • 銃を読み解く23講―見る、読む、訳す GUNの世界―

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    図解多数収録、クリエーター必携の一冊! と売り言葉にある通り、勉強になりました。映画や海外ミステリ、洋ゲーなどで拳銃が出てくるシーンのあんなことやこんなことが、ちょっと理解できました。

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    2015年11月16日
  • LAコンフィデンシャル(上)

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    名前がたくさん出てきて、最初は読みにくいが、入り込んでしまえばこっちのもの。特別変わったストーリーでもないのに、なぜか面白い。なにか秘密があるはず。

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    2013年06月21日
  • LAコンフィデンシャル(上)

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    ●観てから読むか? 読んでから観るか? のLAコンフィデンシャル。
    映画版はラッセル・クロウ、ガイ・ピアース、ケビン・スペイシー言う達者な人々が演じていて大変面白かった。
    さて原作。
    いや驚いた。
    これって、えっらっくっっ入り組んだ話だったんですなー。
    よくもこんな複雑な話を、映画になるだけわかりやすくしてくれたものだ。
    アカデミー脚色賞を獲っただけあって、けっこう大胆な改変つうか端折りぶりですよ。
    なんせ、映画版では優秀なエリート警察官でその昔殉職したことになってるガイ・ピアースの父親は、原作ではバリバリ生きてる実業家(笑)
    しかも、けっこうキモな存在なんですねー。
    その彼をカットするとは・

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    2009年10月04日
  • 銃を読み解く23講―見る、読む、訳す GUNの世界―

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    翻訳家であり銃器研究家としても活動する著者が銃器についてざっくばらんに語る。
    網羅的でも体系的でもないエッセイ風の語り口だけど、小説や映画に登場する銃器にそれなりに興味関心のある人には楽しく読めるのではないか。作品に登場する何気ない銃のいち描写でも、見る人が見ればいろいろと分かることがあるのだなあと。もうちょっと勉強してみたいと思った。

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    2024年12月15日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    エドワード・ホッパーの絵をテーマにしたアンソロジー。著者によって作風が全く異なるが、ミステリ多めの17篇。

    〝キャロラインの話〟、〝海辺の部屋〟、〝夜のオフィスで〟が好み。
    ボッシュシリーズのマイクル・コナリー、ジェフリー・ディーヴァーやスティーブン・キングの短篇を読めたのもミステリ好きとしては嬉しい。

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    2022年01月06日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    エドワード・ホッパーという一人の画家が残した17の作品に対して別々の作家が絵から着想を得た話を展開する。作家による作風というのが現れるのがなかなか面白い。映写技師ヒーローが話としては面白かった。

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    2021年12月22日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    アメリカのホッパーの17枚の絵画にインスパイアされた物語を17人の作家が其々紡ぐと言うアンソロジー。一編が短いので、どこからでもすぐ読めるし、絵を見ながらどのように物語を膨らませるか、どんなストーリーになるか想像するのもワクワクする。一石三鳥くらいに楽しめた。

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    2020年11月12日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    作家17人による「画家エドワード・ホッパーの作品を主題にした短編」アンソロジーなので、さまざまな文体・内容の作品がおさめられているのだが、全体として強烈に【アメリカ】を感じた。
    行ったことのない国だが、長く暮らして骨を埋めるのはつらいかもしれないな・・

    それぞれに印象的でしたが、なかでも『海辺の部屋』『夜のオフィスで』が好きです。どちらも本質として慈愛をかんじる美しい話でした。
    好き、とは違うのですが『音楽室』はぎゅっとつまって短く、きりりと怖く、よかった。

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    2020年02月28日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    エドワード・ホッパーの絵画から生まれた十七の短編。
    それぞれ全て異なる作家の手によって物語が編み出されており、短編好きも、絵画好きも、うまく取り込まれてしまう。
    正直なところ、絵画を眺めているだけでも楽しい。
    絵画は、18枚修められている。一枚は、読者が自分で話を作ってみてね、という序文の心憎さよ。
    翻訳物なので、独特のクセがある。
    決して変な日本語ではないし、つまらないわけでもない。
    翻訳者も12人(贅沢!)いるので、この翻訳者だと合わない、といったことがあるわけでもないのだが、やはり「ニュアンス」「空気」という見えないものを取り入れることは、難しいのだろうか。

    「キャロラインの話」はある

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    2020年02月23日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    ネタバレ

    一枚の絵画から、著名な作家たちが物語(短編)を作っていく手法。
    時間がなくて、スティーブンキングのしか読めなかった。
    でも、キングはやっぱり長編が好きかも。
    時間がある時にじっくり読みたい本。

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    2020年02月20日
  • 銃を読み解く23講―見る、読む、訳す GUNの世界―

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    前半の、銃の仕組みとか歴史辺りは面白かったな。
    海外本の翻訳とか、その辺りはどうでも。

    初めて読む人が銃に興味を持てるような作りではないかな。

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    2019年11月16日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    米国の画家エドワード・ホッパーの絵にインスパイアされた掌編集。様々な作家が感じたホッパーの絵。どれも古き良き(?)米国という感じ。

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    2019年10月11日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    コンセプトがいい、物語より本の装丁とかが好き。
    ランズデールは良かった、読んだことある気もしたけど。

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    2019年08月05日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    「短編画廊 絵から生まれた17の物語 (ハーパーコリンズ・フィクション)」
    新ジャンルに遭遇。


    エドワード・ホッパー(1882-1967)。 作家ローレンス・ブロックは、ホッパーの作品は「絵の中に物語があること、その物語は語られるのを待っていること」を強く示唆していると語り、ホッパーの絵から物語を紡ぐこの短編集を考えついた。


    しかし、良く思いついたなぁ。それが率直な感想。ブロックの呼びかけに集まった面々の中にスティーヴン・キングが居るからと言う理由だけで読んだ私は、美術に全く詳しくない為、ホッパーが如何に偉大な画家だったなのか全く分からない。


    各短編を読んでみて、よくここまで膨ら

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    2019年07月08日