鈴木晶のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読み初めは退屈でしたが、2章3章と読み進めていくにつれ面白くなってきました。
最初のうちに合わないと思っても断念せずに最後まで読んでみることをおすすめしたいです。
大きなショックを受けた時の感情の移り変わり、そして抑圧された気持ちを認め・解放することがどれほど大切か、さまざまな患者さんたちの話や病院スタッフとのやり取りから浮かび上がってきます。
人に優しくすること誰かの役に立つ事は生易しいものじゃないのだと思わされます。
何かしてもらわなくてもいい、分かってもらいたい、それだけで救われる…という心境は、死が迫る人だけじゃなく生きている人全てに言える事なのでしょう。
どんな生涯であれ自分の内 -
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Posted by ブクログ
『死の五段階説』を提唱したエリザベス・キューブラー・ロスのベストセラー書籍。2001年新訳バージョン。旧訳で「死の瞬間」という邦題が付けられたためそのまま旧タイトルが採用されているが、本来は「死の過程」を意味したものを著述している。200人以上の末期患者とのインタビューを経て、患者自身の死に対する受け止め方や、医療従事者や身内の反応などが報告されている。この書に関しては、キューブラー・ロスの死生観というより、死に瀕した人々が残してくれたメッセージと受け止めたほうがいいだろう。個人的には、穏やかな死の準備は、患者を取り巻く周囲の反応も大きな影響を及ぼすということが、非常に勉強になった。生きている
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Posted by ブクログ
死に直面した人達のインタビューがたくさん載っていて
死ぬ前の不安や気がかりについて色々聞くことが出来る
無意識下では自分は不死身であるという言葉にハッとさせられた
確かに普段からあと1年で死ぬかもしれないとかそういうことを考えてはいないが、可能性としてはいつでも、なんなら明日にでも死ぬ可能性はある
死というのは命が消える瞬間ではなくその過程であるらしい
そして命が消える瞬間は穏やかな身体機能の停止でしかないとのこと
本書を通して死への恐怖が薄れた
死が迫っている人に対してその話を避けるべきではなく、死にゆく人も残される人も死を受けいれた方がお互いに良い結果になるようだ
もし自分も死が迫っ -
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Posted by ブクログ
ディアギレフのバレエ・リュスを追われ、自身が興行主となったバレエ公演に
失敗したニジンスキー。心を病んだ彼は妻と娘と共に、サンモリッツで療養
する。
そこで書かれたのが本書の元になった4冊のノートである。なんとも言い難い
「愛」への渇望が綴られている。
「(前略)私は誤りを自覚した。妻は他の人びとよりも私を愛してくれたが、
私を感じてはくれなかった。私は別れたかったが、それは不実だと感じ、
彼女のもとに留まった。彼女はあまり私を愛してくれなかった。彼女が
感じていたのは金と私の成功だった。彼女が愛したのは私の成功と私の
肉体だった。(後略)」
妻となったロモラは、確かに「成功した世界的ダ -
Posted by ブクログ
母の蔵書より
(この手の本をたくさん抱えていることは知ってはいたけれど)
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命が尽きるとき、「なぜ自分なのか」という問いとの葛藤が始まる。
怒り、受容、悟りといったプロセスを経て、人は自らの願いを変えていく。
最初は、長く生きたい、あれもしたかった、これもしたかった、と願う。
しかし、最期が見えてきたとき、人は自分の願いではなく、人にために願うようになる。
家族が幸せになりますように、と。
ほんとうにそうだろう。
著者は言っている。
自分にとって死は
「安らぎです」
と。
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5月に父が自宅で、独りで旅立った。
顔は驚くほど穏やかだった。
病院で死ななくてよかったと思う。
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Posted by ブクログ
ネタバレNHKの番組『100分で名著』で取り上げられていたので。いや、重たい。テーマがテーマなだけに仕方ないのだけど。
筆者は死ぬまでに以下の5段階を踏むと提唱する。
否認・現実を受け入れられず、事実を否定する段階。
怒り・不条理さへの怒りが周囲に向く段階。
取り引き・現実を先延ばしにしようとする段階。
抑うつ・深い悲しみや絶望感から無気力になる段階。
受容・穏やかな心を取り戻していく段階。
で、それまでの間に終末期の患者とインタビューを繰り返していくのだが、ページを捲る手が進まないこと。読むのに疲れる…
誰しもいつかはたどり着く道でも、その最終コーナー、全然想像できない。 -
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Posted by ブクログ
葬儀屋さん、私たちより遙かに多くの「死」にであう。何を感じ、どんな言葉を語るのか、それを知りたくて読みました。
「人生で最も辛い体験の一つは、愛する者が別れも告げずに去っていくことである」(P125)と述べ、
「たとえそこに苦痛と涙が満ちていても、愛が支配するところに天国はある。時に天国は地上にあらわれるのである」(P127)と語る。
大切なのは日々の生活の中で、近しい人を大切にし、その時その時にかけたい言葉、かけるべき言葉があれば後回しにしないこと。日々のささやかな積み重ね。
難しいことではないはずなのに、実行できないのはどうしてだろう?・・・と自問ばかりしていてはダメなんです。まず -