渡辺裕之のレビュー一覧
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日本の傭兵団の活躍劇
元刑事の藤堂 浩志が傭兵代理店のサポートを受けながらミッションを遂行するお話。バードボイルド小説で全10巻の1巻目。続編シリーズが2編あります(新・傭兵代理店、傭兵代理店 改)。学生時代に黒豹シリーズ(門田泰明 著)というバードボイルド小説を読んでおり、タイトルからこれに似た路線の小説と思い読みました。この作品は黒豹ほど派手にドンパチしませんが、実際の世界情勢をうまく取り込みながら主人公 藤堂 浩志ら傭兵の活躍を楽しめます。情景をイメージしながら楽しく読める一方、読み終えた後の充実感からすぐに続刊に手を伸ばしにくい作品です。
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『死体島-オッドアイ』/渡辺裕之
著者の作品は多くあれど、『傭兵代理店』、『冷たい狂犬』、『オッドアイ』、これらの作品はコアの一つだと個人的に思っています。
その中でも、この『オッドアイ』も巻を重ねて、シリーズ4巻。
本書では、鹿児島県の離島・虫が島沖で、身元不明の死体が6体見つかった。辺野古にかわる基地候補地の極秘捜査中だったため、トップシークレットの案件として朝倉に協力が要請されることに。虫が島へ新規の駐在員を装って転任し真相を探る朝倉に、敵意をむき出しにする島の住人たち。
派手なアクションだったりは、前者に譲りますが、村民と朝倉の攻防は読みごたえがあります。
次第に核心に迫る朝倉 -
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『叛逆捜査 - オッドアイ』/渡辺裕之
『傭兵代理店』シリーズの藤堂、『冷たい狂犬』の影山、そして、また一人確固たる味を持ったキャラクターが本書で登場です。本書の主人公は朝倉。捜査一課の刑事でありながら、経歴として、陸自の空挺団出身でもある変わり種のキャラクター。
都内で自衛官の首が切断される猟奇殺人事件が起こったことに端を発し、警察、自衛隊、更には米国海軍犯罪捜査局も絡んでくる展開に。
個人的に、著者の世界観の中で描かれる国内と国外のそれぞれのキャラクターたちが一つになる展開は大好きです。
朝倉はオッドアイの持ち主でもあり、その特徴と、彼の存在感が物語を際立たせています。 -
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『悪魔の大陸(下) 新・傭兵代理店』/ 渡辺裕之
著者の代表的な作品であり、私自身も本当に大好きなシリーズものの一つです。
このシリーズだけは、いつも続刊を楽しみにしており、書店で手に取った時の、あのワクワク感はたまりません。
『傭兵代理店』シリーズのセカンドシーズンの位置づけにあたるものですね。
主人公の藤堂浩志率いる世界指折の傭兵チームのリベンジャーズが世界で暗躍する武装集団、秘密結社、時にはCIAなどとも対峙する、まさにアクションハードボイルド
本書は、上下巻になっているのですが、ありがちな上下巻で一つというよりも、それぞれ別の話として、最終的に一つになるという構図が正しいと思いま -
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『悪魔の大陸(上) 新・傭兵代理店』/ 渡辺裕之
著者の代表的な作品であり、私自身も本当に大好きなシリーズものの一つです。
このシリーズだけは、いつも続刊を楽しみにしており、書店で手に取った時の、あのワクワク感はたまりません。
作品名に、「新」とあるように、『傭兵代理店』シリーズのセカンドシーズンの位置づけにあたるものですね。
主人公の藤堂浩志率いる世界指折の傭兵チームのリベンジャーズが世界で暗躍する武装集団、秘密結社、時にはCIAなどとも対峙する、まさにアクションハードボイルド
本書では、紛争中のシリアを舞台としております。
紛争中のシリアで化学兵器使用の有無を調査してほしいという依頼 -
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『殲滅地帯 新・傭兵代理店』/渡辺裕之
一番大好きなシリーズものです。
タイトルに「新」とあることから、シリーズの中でも、セカンドシーズンにあたりますかね。。
ファーストシーズンでは、世界各国に傭兵をサポートする「傭兵代理店」があり、日本でも政府非公式ながら、政府にも重用されていましたが、国際犯罪組織の陰謀で潰されてしまいます。
再び、藤堂浩志率いるリベンジャーズが集結し、世界の国際犯罪組織に立ち向かうシリーズがセカンドシーズンにあたります。
特に、著者の作品では本書も含めて世界情勢に基づく物語の展開がなされているので、ニュースになっていないこと、自分が知らなかったことも含めて勉強にもなり -
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『欺瞞のテロル 新・傭兵代理店』/渡辺裕之
一番大好きなシリーズものになります。このシリーズを読んでいるときの自分の集中力は我ながらに凄い(笑)
読書って、しようと思ってする人も多いかもしれませんが、私は比較的合間の時間だったりが多いのですが、このシリーズだけは、他の事そっちのけでのめり込んでしまいます。
このシリーズは、舞台となる地域の情勢など踏まえて物語が進むので、ニュースにならないこと、自分が知らなかったことも学べるので、そういう部分も面白いですね。
今回は、ISが日本国内の原発のHPをハッキングします。日本国政府は、主人公の藤堂浩志率いる傭兵チーム”リベンジャーズ”に捜査依頼をし、 -
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『追撃の報酬 新・傭兵代理店』/渡辺裕之
著者の代表的な作品であり、私自身も本当に大好きなシリーズものの一つです。
内容をまとめる前に、一つ言えるのは、ステイホームな毎日を送る中で、間違いなく物語に強烈に引き込まれること間違いなしです。
作品名に、「新」とあるように、『傭兵代理店』シリーズのセカンドシーズンの位置づけにあたるものですね。
主人公の藤堂浩志率いる世界指折の傭兵チームのリベンジャーズが世界で暗躍する武装集団、秘密結社、時にはCIAなどとも対峙する、まさにアクションハードボイルド。
本書は、アフガニスタンを舞台に、平和活動をの象徴である少女が、武装テロリストに拉致されます。ちょ