vientのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
気が付けば誰もいない教室で出会った変な人。
逃れるため廊下に出れば、どこまでも続くもの、に
変化していた。
場所がどうのという前に、突如として出てきたのが
怪しすぎる人。
逃げたいのはよく分かります。
しかも進んだ先にいたのは普通(?)かも知れませんが
抱いていたものが…ですし。
ホラーゲームのノベライズだそうですが、知らなくても
普通に怖い状態で読めます。
何だかこう…ヒシヒシと迫ってくるような怖さが。
不思議の国の、を当然ベースにしているのでしょうが
大きくなるのと小さくなるための薬(?)が…。
これを予備知識なく、あっても食べろと言われても。
何か他に方法ないですか? と探しまくって -
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Posted by ブクログ
一応は「ユーモアミステリ」のくくりか。
タイトル通り、遺跡発掘にからむ「事件」を
女子大生の主人公とその「周辺人物」が解決する
連作短編集である。
主人公は、貧乏で常に腹を減らしており、
日常的に周囲の人間に「たかって」いる...とか、
人当たりが良すぎて「押しが弱い」教授だとか、
気は優しくて力持ち、教授ラブの「先輩」とか、
役立たずのお姫様キャラの同級生だとか...登場人物は
それなりに面白くなりそうなラインナップ。
が。
何というか、「面白くしようとして、独りよがりに
空回りしている」印象なのよね、文章が(^ ^;
言葉遣いは軽いし、テンポも悪いわけではないが、
何か「分かりにくい -
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Posted by ブクログ
実家で巫女をしている主人公。
父親に頼まれて出向いた先で、噂の神主と出会ったのが
驚きの生活の始まり。
脅して式神…同じ手を使って、仮としたはいいものの
ややツンデレ? と思える神主。
主人公の立場ならば、何があろうとも逃げたいです。
約束をしたから、とかどうでもいい状態で。
まぁ約束をやぶるのはよくない! と言わないと
話が進みませんけどw
主人公はそこまで危険な目にもあってませんし
精神的にわたわたするぐらい?
先輩(?)である別の式神に冷たくされても
わりとくらいついてます。
何かあれば、少ししたら相手の心情やら何やらの
説明が入るので、すれ違いも誤解もなし。
読んでて嫌な展開、とか -
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Posted by ブクログ
とある事件で関わることになった、正体不明の霊能者・奈に生き餌にされてしまった三流霊能者・善のあやかし退治のシリーズ。
初めからテンション高く話に入りこみずらく感じたけれど、2話目からは2人のコミカルな会話が楽しめました。
いわゆる霊は出てこないので、まぁ、あやかしの話ですな。
事件は奈主導であっちゅうまに方がついてしまうので、展開が早すぎてあまりあやかし退治の話という印象はないかな……。
さらっと読めるが、面白いかと言われれば、ん〜微妙な……。
最近つい手に取ってしまう、オカルトライトノベル。
まぁ、シリーズが続くのであれば、次作に期待ということで。 -
ネタバレ 購入済み
仕入れは?
異世界にバーごと転移してしまった若きマスターと異世界のお客さんたちの物語。食堂に居酒屋と異世界で営業するお店の物語もいろいろありますが、バーに巡りあったのは本作品が初めてでした。(私が知らないだけかもしれませんが。)
正直なところ、物語は平板な印象で物足りなさが残ります。フルーツブランデーのエピソードはとても良かったですが、主人公の雫がもっと外へ出ていっても良かったのではないかと思います。
そして何よりも説明不足なのが、肝心な『異世界の酒』の仕入れをどうしているのか?ということ。
フルーツやハーブ、トニックウォーターなどはこの世界にもあるということが序盤でビビアンさんから説明されていますが、『