【感想・ネタバレ】なぞとき遺跡発掘部 ~弥生人はどう眠りますか?~のレビュー

あらすじ

埋もれた謎を解く!発掘×ミステリー第3弾!

年末年始、怒濤の連続アルバイトを終えて、久しぶりに実家での休みを満喫していた女子大生の灯里。同じ考古学研究室に所属する古賀先輩からの「まかない付き」という言葉につられ、休み明け早々、発掘現場の手伝いをすることに。
まったく人手が足りないという現場に向かった灯里は、現場近くの電柱にくくりつけられている奇妙な貼り紙を目にする。そこには『調査を止めろ! 呪われるぞ!』と書かれてあった。どうやらこれが人手不足の原因らしい。アルバイトの作業員たちから、近所の家々の郵便受けにも同じ内容のチラシが入れられていて、事実、この現場では、昔、死者が出たのだと聞いた灯里。不思議なことに、図書館にあるはずの発掘資料も一部がなくなっていた。呪いの噂が立つ現場で、灯里たちの発掘作業は続けられるが――?
福岡県あさくら市を舞台に、極貧生活をタフに乗り切る灯里と、甘党で男前な古賀先輩が、発掘現場に隠された厄介な謎を解き明かす! 遺跡発掘×ミステリー、第3弾!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

「なぞとき遺跡発掘部」の3冊目ですね。
今回は長編。発掘現場を主体に過去の事件とコラボで謎を解き明かす。
灯里の大学は福岡市に本校があるのだが、考古学部と農学部はあさくら市にある。灯里も自宅は福岡市なのだが、あさくら市に二万の家賃の下宿にすんでいる。アルバイトの掛け持ちで、雑草を食べながらの苦学。生命力の強さが最大の取り柄の元気一杯の女の子。
甘党の院生古賀先輩を巧みに操って、遺跡発掘に精を出す。
西枝教授の汚名挽回の今回の発掘も波乱含み。
助っ人に高校三年生の、志村遥と二回生の林君が参加してのドタバタのユーモアたっぷりで、物語展開をする。
日比野お嬢さんのハチャメチャも発掘現場を波乱含みに。
謎解きは、過去の事件が、発掘現場の絡みで、どうやら殺人事件になりそう。呪いのキーワードも騒動の基に?
愉快で楽しい3冊目でした。

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2023年08月08日

購入済み

まずまずかな?

なんか話の方向性が発掘調査ではなく推理物に比重を置いてる流れになってるのが気になるけどまずまずかな?
読み出すと止まらなくなるから、それなりに気に入ってるとは思うんだけど、なんかスッキリしない。

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2020年10月22日

Posted by ブクログ

ライトな作品だけどミステリーとしてはちゃんとできてる。今回の犯人はまぁ分かりやすいけど、そこに至る推理ちゃんとしていて納得感がある。
発掘面白そうですよね。

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2019年08月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どうしようもない親父が消えて母子家庭に育った
田中灯里は「~っすね」といかにもな話し方をし
ながら極貧人生を善人にたかりながらたくましく
生活する名人で、考古学の発掘調査ではやたらと
遺物を発掘する名人である(運がいい)
そして卓越した観察眼から色々と分かってしまう
ため、今回は25年前の殺人や盗難事件を解決した

旧姓志村、エゴサはしないし自分の名前もネット
上に残さない注意をしているがこの辺りの事情も
だんだん見えてきた(´・ω・`)

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2022年01月15日

Posted by ブクログ

時間が進むシリーズ。ということはすくなくとも主人公と先輩が今の関係、立場でなくなったら終わり、なんだろうね。
あ、とんこつラーメンくいてぇ。

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2020年06月07日

Posted by ブクログ

遺跡とは関係ない話が多いのよね(笑)。確かに掘ってるんだけど。このくらい当たりのいい人がいると発掘も楽だろうなぁ。しかし、灯里の過去は気になるわ。

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2019年11月08日

Posted by ブクログ

九州にある大学の考古学研究室の灯里の日常と謎解き小説の第三弾。私はライトノベル文庫シリーズを買うのは好きではないので、第一弾は未だ読んでない。ていうか、ここまで読んだらもうだいたいは内容を推測できる。

今回の見どころは1つだけ。二十五年前の盗難事件や謎の事故死の真相の解明の仕方ではなくて、やはり具体的な発掘作業の手順を一部分だけ見せてくれている所だろう(「ガリかけ」とか)。てな、感想は私のような考古学ファンしか持たないだろうけど。

そろそろ、灯里も古賀先輩も、西枝教授も、日比野も、同じキャラを使い回しているだけじゃダメと思うよ。灯里も、あまりにも名探偵過ぎる。夫々の登場人物主観から描くとか工夫が欲しい。一度西枝教授の頭の中を覗いてみたい。日常では全く頼りない人だけど、専門の考古学的推理だと、灯里を遥かに凌駕する洞察力があるというような場面を見てみたい。

それと、この第三弾、これじゃ終わり方スッキリしないよ。1番人生を狂わされた「あの人」の本懐は遂げることができたのか、書いてあげないと。

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2019年05月20日

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