vientのレビュー一覧
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購入済み
かわいい
ロゼのおとぼけが楽しい。ハリージュと気持ちを確かめ合えた後のロゼの照れっぷりはかわいくてニヤけました。王子に対してしっかり言い返したり、ちゃんと報復するところは魔女のプライドが感じられてカッコいいです。
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Posted by ブクログ
大学の人文学部で考古学の教授の研究室で学んでいる女子大生の灯里が主人公。
ただ、この灯里に色々設定盛りすぎな感じ。
悲惨な家庭環境で、大学と学部の選ぶ基準がお金の問題で、
低予算のアパートに殆ど家財道具もない状態で住み、食事はもっぱら野草やら農学部の菜園の野菜やらなんやらととにかく貧乏なのを前面に出している。
そして何かと自分の生い立ちを絡めてくるし、発掘現場に行けばとにかく何かを掘り当てる。 大概それが事件の発端になるわけだが。
研究室の先輩の古賀をゴリラ呼ばわりしている割に、どう見ても気があるようなそぶりばかりしているし、下手すりゃ胸を揉ませるのも構わないぐらいの勢いなのだが、彼女の -
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ネタバレ 購入済み
王道でいてそうでない
よくある異世界召喚ものですが、王子様と結ばれてハッピーエンド……なんて王道なものではなく、でもそれ以上のものになっちゃうチート系女子大生でもあり、これまた王道なタイプで……といろいろ読み応えはありました。
地道にゲーム脳を活用してレベルアップを図ろうとするところは逞しい女の子で、その逞しさで異世界を渡り歩いていく頑張りは応援する気持ちになれました。
最終巻まで購入して読破済み。綺麗にまとまっていると思います。
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Posted by ブクログ
ゲームありきの小説だ。
だからかもしれないけれど、元々のストーリーを極端にいじくりまわしていないのはよかった。
でも、ゲームにあった独特の世界観というか、「歪んだ国のアリス」の世界に埋没していくような感覚は持てなかった。
ゲームシナリオに忠実に小説化するとこうなるのか…と。
浅いところで物語が進んでいくような、物足りなさのような思いを抱いた。
きっとゲームだと、プレイしながらいろいろな想像をしているからだと思う。
何気ないシーンも強烈に覚えていたり。
妙に忘れられないセリフがあったり。
そこまでは求めちゃいけないのかもしれない。
ゲームをやったことのない人はどんなふうに感じるのだろう。
「歪ん -
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Posted by ブクログ
ある日突然異世界に転移させられた神崎美鈴22歳が、ゲーム知識を利用した魔術で『黒の癒し手』として頑張りながら帰る方法を探す話。
ネットで連載中は熱狂して続きを待った話です。本としてまとまると文章力的につたない部分も気になりますが、十分楽しめるお勧めの一冊です。
個人的には結末を知っているために多少物足りなさもありますが、翼犬ノエルのエピソードとかネットとは違う部分も多く、最後にならないと登場しないヒーローがチラチラ顔見世してるのも好感(溺愛ロマンスへの道は遠い)
ロマンスに発展しない美形の、キラキラ王子『黄金の戦神』や騎士団の『氷の貴公子』おかんなシアンや、兄貴な『赤獅子』ヴァン等々、他の登場