中村智子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
行動経済学や社会心理学などから明らかにされている、人間の認知エラーについて書かれた52のコラムをまとめたもの。
著者はスイス人で、初版はドイツで2011年に出ていたらしい。
フレーミングのワナ、確証のワナ、権威のワナ、希少性の錯覚のワナ、選択のパラドクスのワナ、あなたが好きのワナ、お返しの法則のワナ、生き残りのワナ、サンクコストのワナ、コントラストのワナ、イメージのワナ、いったん悪化してからよくなるのワナ、スイマーズボディ幻想のワナ、自信過剰のワナ、社会的証明のワナ、ストーリーのワナ、回想のワナ、お抱え運転手の知識のワナ、報酬という刺激のワナ、平均への回帰、共有地の悲劇、結果による錯覚、集団思 -
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Posted by ブクログ
私が1番この本で心に残った場面は、足が動かないフェリーンがうでを使って、あみにひかかったイルカを助けたことだ。そして、フェリーンは今までずっと悲しそうだったのに勇気を出して泳いだことで笑顔になったので、私もとてもうれしくなった。あと、もう1つ心に残ったことがある。それは、リリのお母さんは、今までリリのひみつについてきびしくしていたのに、リリの気持ちに気づいてくれたことだ。リリが動物と話せることでいいことがたくさんあると気づいたお母さんは、リリにやさしくなったし、笑顔になれたのでよかった。そして、イザヤとリリとフェリーンがイルカを助けるところには感動した。
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Posted by ブクログ
小学4年生のリリアーネは動物と話ができて、植物を元気にさせることができます。今までそれが原因で学校を何度も転校しています。新しい学校ではその特殊な能力がばれないように慎重に過ごそうと務めますが、早速女の子のいじめっ子グループに目をつけられてしまいました。学校一の人気者の5年生イザヤは隣の家に住んでいます。ある日リリアーネはイザヤにもある秘密があることを知ります。
前半はグズグズして読みづらかったです。動物と話せたり、植物を元気にさせられるってなんだか楽しそうな能力って思いますが、当の本人にとっては決してそうではないことがよく語られています。人とは違う自分に悩むせいで余計に場をこじらせてるな~ -
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Posted by ブクログ
ネタバレリリアーネのシリーズ2冊目。1巻で、自分の能力をカミングアウトしたリリアーネ(動物と話せ、植物を成長させる)とイザヤ(天才少年)。2巻では、リリアーナは動物園の通訳として働きはじめる。
親切な飼育員研修生のフィンや、厳しいビネガー園長、そしてなぜか意地悪な飼育員研修生のトリーナ。トリーナは1巻でリリアーナをいじめていたトリクシィの姉で、リリアーナを敵視している。
いろんな動物たちの悩みを聞いて、解決してゆくリリアーナ。そんな中、トラのサミラの様子がおかしいことに気がつきました。
トラとライオンの恋!?けれど、動物園ではトラのサミラは転園、新しいメスが来る事になっています。どうする、リリアーナ! -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトル通り、動物と話しができる少女、リリアーネ。しかも、動物と話しができるだけでなく、植物も元気に成長させちゃう。そしてそれは、「うれしいこと」というよりは、「やっかいなこと」。なんせ、見ず知らずの鳥や動物がリリアーナの所に集まってきたり、笑うだけで植物は大きくなったり花を咲かせたりする。みんなを怖がらせるから、内緒なんだけど、そのために引っ越しを繰り返し、学校ではいつもひとりぼっち。
今度のひっこし先でも、転校初日からリリアーナは女子に目をつけられて、いじめのターゲットに。でも、隣にすむ天才少年イザヤとともに、勇気をだして・・・!?
明るく楽しい。中学年(4年)くらい〜。表紙は女の子っぽい