むらさきゆきやのレビュー一覧
-
-
-
-
-
-
Posted by ブクログ
レジス率いる第四軍は海戦に勝利した。
しかしハイブリタニアの補給部隊はすでに出発した後だった。
補給物資が届いてしまっては帝国は負けてしまう。追っかけてぶっちめるぜ!な7巻。
内容的には、まあ、王道と言うか、鉄板と言うか、わかりやすくて親切。
「大量の樽に満たされた水を用意した」という最初の文章で、なんとなく展開が読めた。
「射程距離の長い新式銃の脅威」「自然科学の知識」「大量の水」と揃えば、まあなんとなくイメージはわくというもの。
さらに、細々と伏線を張りつつ戦略を進めるので、読み手としては驚きはない。
ただ、作者は別に読者を驚かせようって気はないんだろう。
奇を衒わず、一つ一つネタをばらし -
-
-
Posted by ブクログ
良質で読みやすい戦記ライトノベル。
むらさきゆきやは好きだし、このシリーズもなかなか楽しめる。
ただ、どうしても主人公レジスの似非ヤン・ウェンリーっぷりが鼻につく。
色々許容できても、ひとつだけどうしても納得できないのがやっぱり「ただ知っているだけ。本で読んだから」って理屈。
前にも感想で書いたかもしれないけど、歴史に学んだヤンと、創作物語に学んだレジスでは竜と蛇、いやミミズほども違う。
いくらフィクションとは言え、歴史を下敷きに軍略を考えるヤンと、創作物語を下敷きに軍略を考えるレジスとでは大きく異なる。
もちろん、異なっていい。いいんだが、所詮創作物語どおりのことしかしていないレジスが常勝無 -
Posted by ブクログ
評価:☆4
覇剣の皇姫と、読書狂の青年が織り成す覇道戦記ファンタジー第4弾!(大嘘)
上の紹介文とは違って今巻の主役はバスティアンとエリーゼ。
オズワルドとマーガレットの策略から、次期王女候補のエリーゼを守るバスティアンという構図ですね。
いつの時代も女の子を守る男の子というのはいいものだ。
それにしてもバスティアンの身体能力がファンタジーの領域なのが読んでて気になったw
宝剣振り回すアルティーナといい、皇族の身体スペックおかしいと思うのw
人種の違いから、傍にいれないことに気づき、手紙も残さずに去るバスティアンが切なかった・・・。
匿ってくれた要塞のブルーノカルノ司令にも裏切られ、橋 -
Posted by ブクログ
ネタバレ評価:☆4
覇剣の皇姫と読書狂の青年が織り成す覇道戦記ファンタジー第二弾!
今巻は一巻の続きの蛮族との戦いと、難攻不落の要塞攻略がメインですね。
要塞を落とせという命令が下り、逆らえば逆賊扱いというピンチに陥るアルティーナ達。作戦があるというレジスだが・・・?
大砲の使い方にはなるほどなぁと感心。
それでも多勢に無勢なんじゃないの?ってぐらい差があった気はするんですが、そこは奇襲効果ということでしょうかw
アルティーナの演説は良かったね。
危なげなところもあるけれど、求心力は感じる。
レジスの軍師としての活躍も見れたし、面白くなってきたんじゃないかな。
あと2巻で既にジェロームがただ -
Posted by ブクログ
ネタバレ評価:☆4
覇剣の皇姫と、読書狂の青年が織り成す覇道戦記ファンタジー。
最近人気の戦記モノですね。
主人公が戦略担当ってところでどうしてもアルデラミン思い出しちゃうw
ただちょっと濃厚さが足りないというか…主人公であるレジスもそこまで才能感じない。
本人も自信ないって言ってるけど、そんな一目置かれるような"軍師"って感じじゃないのよね。頼りない。
アルティーナも気概はあるけどまだまだ小娘といった感じ。
ただアルティーナの場合はこれから成長していく(よね?w)と思うのでそこはOK.
しかしバカでかい大剣振り回してるくせに体力ないってのはちょっと納得いかんw
悪くないん -
-