アストリッド・リンドグレーンのレビュー一覧

  • ブリット-マリはただいま幸せ

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    リンドグレーンのデビュー作。
    15歳の少女のワクワク感、あたたかな家族の日々、
    美しいスウェーデンの季節の移ろい、
    読んでいて、幸福感に包まれる。

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    2021年01月29日
  • ピッピ 南の島へ

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    ネタバレ

    今まで異国についてのホラを吹いていたピッピが,とうとう本当の異国である南の島へ行く。ノリは今までと変わらない。




    やはり本巻でも児童の権利に対する見解がところどころに見られる。作者の書く敵(ここではそう表現する)は,作中では大抵ピッピに懲らしめられるわけであるが,現実社会では思いの外強大な存在であろう。ピッピの存在は児童にとっての安全安心そのものであり,一部のキャラクターはピッピをその点で信頼している。




    そして終わりは突然にやってくる。言い出しっぺはトミーで,「おとなになんか,なりたくない」ということ。ピッピいわくおとなとは

    「つまらない仕事を山ほどして,かっこ悪い服を着て,ウ

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    2020年12月26日
  • ピッピ 船にのる

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    ピッピの父親がやってくるのだが,まあこの親にしてこの子ありといった感じである。完全にギャグ補正かかっている。ところで,ピッピがホラを吹くのを,トミーが「思いついたでたらめをお話にしてるだけ」と表現しているのだが,どうなのだろうか。

    ちなみに,作者リンドグレーンは動物愛護や子どもたちへの体罰反対を訴えたことでも有名であり,その影響は「スウェーデン親子法」にまで及んだ。作品においても,馬のムチ打ちに対するピッピの行動にその精神が表れている。

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    2020年12月21日
  • 長くつ下のピッピ

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    1945年スウェーデンでの作品,3部作の1。ピッピについて,「世界一つよい女の子」でその「楽」に全振りする様子から「天衣無縫」と評されることも少なくない。彼女の見る世界は,現代社会よりも遥かに広々としていて発見に満ちている。子どもの憧れそのものともいえる。

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    2020年12月17日
  • ブリット-マリはただいま幸せ

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    リンドグレーン作品の中で1番好きなのがこの本です。読むたびに幸せな気持ちになれる本に出会えて、本当によかった。こういう本に出会うために、できるだけたくさんの本を読もうとするだろうな、と思います。

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    2011年09月07日
  • 長くつ下のピッピ

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    子どもの頃TVで観ていた。本で読もうと思った事もあったが、TVの方がおもしろかったため挫折。今回再挑戦。TVの様子が目に浮かぶようだった。

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    2025年11月19日
  • やかまし村の子どもたち

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    小さい頃読んだ訳・大塚勇三、絵・ヴィークランドの方が親しみはあるけど、こちらも良い!自然いっぱい、愛情いっぱい、美味しいものいっぱいのやかまし村。私も住人になりたい。

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    2025年01月26日
  • サクランボたちの幸せの丘

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    田舎ぐらしに憧れる父について農場での生活をはじめる双子の女の子。それは忙しいけれどもとっても楽しい日々でした!

    アストリッド・リンドグレーンといえばもう誰もが一度は子どものころ読んだことのある児童書の大家でしょう。リンドグレーンで記憶に残っているお話といえば「はるかな国の兄弟」とか「やかまし村のこどもたちシリーズ」と、絵本で「赤い目のドラゴン」なのですが、これらのお話はそれぞれ楽しい空想の世界を広げてくれるのですが、何か少しの物悲しさが含まれている印象がありました。例えばはるかな国の兄弟では死の印象がとても濃厚ですし、赤い目のドラゴンでは離別、そのほか、つらい現実からひととき明るく楽しい場所

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    2023年08月10日
  • 長くつ下のピッピ

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    小さい頃の方が好きだったかも。
    自由奔放すぎて少しピッピのことを好きになりきれなかった。

    リンドグレーンの本は食べ物がほんとに美味しそう。

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    2021年02月08日
  • サクランボたちの幸せの丘

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    サクランボは双子の姉妹。
    お父さんの都合で田舎の農園へ引っ越す。
    楽しそうで自分もすごしてみたいと感じた。

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    2020年11月13日
  • 名探偵カッレ 城跡の謎

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    「カッレ君は面白い」という記憶は間違っていなかった。伏線の回収とかうまいなぁと思う。登場人物が魅力的というのは大人になっての発見。挿絵も素敵。

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    2020年06月15日
  • 長くつ下のピッピ

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    慣れ親しんだ大塚勇三訳のピッピを菱木晃子氏が新訳として刊行。挿絵もスウェーデンでは最も一般的だというニイマンになり、大きさも一回り小ぶり。21世紀の子どもたちにしっくりくるように訳が考えられている。我が家の年季の入った大塚版と比べ読みしました。現代に合うようにいい意味あいに変えてあるところあり。でも、ピッピのおうちの名前は、大塚氏のセンスに敬意を払って「ごたごた荘」のまま。ステキなチョイスだと思う。

    続編の新訳も順次刊行されるようです。

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    2018年09月20日
  • サクランボたちの幸せの丘

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    ふたごの姉妹。
    父親が田舎の農場に帰りたいと言って……。

    ステキな家族、楽しい農場生活、辛いこともあるけれども、幸せな生活が描かれています。
    淡い恋のお話も、いいな~って思えました。

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    2017年07月03日
  • ブリット-マリはただいま幸せ

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    長靴下のピッピで有名なアストリッド・リンドグレーンのデビュー作だそうです。処女作はピッピですが、先に受賞してプロデビューのキッカケになったのがこの作品、とのこと。

    ノルウェーに住む14歳の少女が主人公。
    ストックホルムの少女と文通する、その最初の手紙から始まります。
    全編彼女がペンフレンドに宛てた手紙で進むんですね。私のツボ手法です。
    実際自分が少女だった時は、日記や手紙、一人称で進むお話は読みやすく、自身でもその手法を真似たりしていました。

    1944年に書かれたなんてびっくり!舞台も当時だと言うのに、内容自体に古さを感じさせません。勿論翻訳されたのが2003年と言うのもあるかも知れません

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    2012年08月07日
  • ブリット-マリはただいま幸せ

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    ブリット-マリはすごく幸せな女の子だと思う。 本当の幸せがなにか、この本を読んで少し分かったような気がした。

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    2009年10月04日