【感想・ネタバレ】名探偵カッレ 城跡の謎のレビュー

あらすじ

シャーロック・ホームズ,エルキュール・ポワロ,ピーター・ウィムジイ卿,そして名探偵カッレ・ブロムクヴィスト!! エヴァロッタとアンデッシュとともに,平穏な街に突如あらわれた怪しげな「おじさん」の秘密を探るが…….白夜の北欧の夏,朝から晩まで子どもたちが本気で遊び,笑い,難事件を解決する.みずみずしい新訳と新たな挿絵でいよいよ登場.

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

こんなに本格的なミステリーは、大人の本でもなかなか無いと思います。
スリリングで痛快です!
そして、うらやましくなっちゃうくらい楽しそうに遊ぶ、子どもたちには、こんな深い知恵があったんだ!と驚きました。
菱木晃子さんの翻訳、平澤朋子さんの挿し絵も大好き!

0
2025年09月10日

Posted by ブクログ

児童文学なので残酷描写や犯罪の凄惨さなどはマイルドになってるけど、探偵ものとしてかなりおもしろい。
主人公カッレくんの推理はちゃんと筋道が立てられてて、肝心なところでちゃんと大人を頼ったり仲間に協力を求めるところもすばらしい。
スウェーデンの爽やかな夏の情景も魅力的で、その世界に入りたくなる。
子供の頃に読みたかったし、大人になった今読んでも楽しかった。子供たちが自由に遊べる古い城跡があるなんて羨ましい。

0
2022年04月08日

Posted by ブクログ

カッレ・ブロムクヴィストと自ら私立探偵を名乗るも、仲間のアンデッシユとエヴァロッタからは、探偵ごっこと小馬鹿にされてる。
だからカッレは2人と遊ぶ合間を縫って探偵業をしているところが何とも健気で☺️
カッレもアンデッシユもパン屋のお嬢さん、エヴァロッタに夢中なところも可愛い

0
2021年05月07日

Posted by ブクログ

カッレ君を改訳した菱木さんの講演会に行って、是非読んでみたくなり読み返しました。
私が読んできた尾崎義さんの訳は、もう50年も前とのこと。このままでは、リンドグレーンが子どもたちの手に取られなくなってしまう、という危機感を抱いていたそうです。
私自身は尾崎訳でも問題ないのですが、やはり今の風を感じました。
挿絵も躍動感があるし、カッレやエヴァロッタがお話に合ってると思いました!

0
2021年01月09日

Posted by ブクログ

新訳カッレくん。やっぱりすばらしい。彩度が増している気がするのだけど、旧訳と比較していないので、具体的にどこがどうとはわからず。こんどやってみよう。

0
2020年01月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

昔に書かれた話なので、導入部分がある。おもしろくなるまで頑張って読んでほしい話。
最近の本はいきなり本題に入ったり、導入で掴みにかかる話が増えている気がする。昔の話は導入でおだやかな(?)日常を延々描くので、最近の話を読み慣れるととっつきにくいかもしれない。これもタイパなのかな?

主人公カッレくんは、名探偵に憧れる14歳の少年です。自身も名探偵らしい行動をしようと、日々気になる事があると、よく観察し、メモしています。仲良しのエヴァロッタやアンデッシュには、時々冷やかされることもありますが、毎日楽しく遊んでいます。そんなある日、エヴァロッタの家に母親のいとこだという男、エイナルがやってきます。感じが悪くブラブラしているエイナルをカッレたちはよく思っていません。ところが、ある夜カッレは部屋からこっそり抜け出すエイナルを見かけ、後をつけていくことにします。エイナルは、何を隠しているのでしょうか?
何もないはずの田舎町で起こる事件をカッレくんが見事に推理していきます。当然ピンチにも陥ります。ハラハラドキドキのストーリーです。

原爆実験の話が出てきて、スェーデンでもニュースになっていたことに驚いた。

0
2025年10月15日

Posted by ブクログ

挿絵がめちゃくちゃ素敵だし(甘すぎないクールな絵なのがよい)豊富で贅沢だった!
思い切り遊ぶカッレたちのすがすがしさ、謎解きの面白さ、カッレたちの勇ましさが伝わってくるいきいきした文体などすべてあいまって、久々に本でわくわくした。

0
2025年09月08日

Posted by ブクログ

夏のスウェーデンが舞台。毎日仲間達とサーカスごっこやバラ戦争。めちゃくちゃ楽しそうだし、大人も優しく子どもを見守っている。子どもは本来これぐらい遊び倒した方がいいんだろうな、習い事で忙しい令和の子どもたちが窮屈に感じてしまった。
無邪気な少年カッレくん、探偵スイッチが入った「名探偵ブルムクヴィスト」どちらも魅力的です。

0
2025年05月04日

Posted by ブクログ

名探偵カッレ.プロムクヴィストは事件に飢えていた。しかし大通りは夏の日差しの中で夢を見てまどろんでいるかのように、平穏そのものだった。やがて親友のアンデッシュがカッレの部屋に現れ、勇ましい女の子のエヴァロッタが加わると、三人はたちまち遊びに夢中になる。
エヴァロッタのお母さんのいとこ、エイナルおじさんが突然やって来て、居候することになったが、このおじさんは何だか怪しい、いけすかない奴だった。ある日エイナルおじさんは三人に、城の遺跡を見に行こうと誘った。城跡につくとおじさんは金属製の棒を取り出して地下通路への扉を開けてみせた。
子ども達が新たな遊び、サ-カス団の練習をしている時にエイナルおじが割って入り、逆立ちをして見せて例の金属棒を落とす。カッレは足で踏み付けて棒をポケットにしまった。一人で城跡に行って、地下へ向かうと、この前書いた自分達の落書きは消されており、地面に真珠が一粒落ちていた。
ある日ストックホルムナンバーのボルボが街にやって来て、怪しい男二人がホテルに入って尋ねた。「ここにブラ-ネという男が泊まっていないかね?エイナル、ブラ-ネだ。」
カッレは男たちをよく観察して、探偵の手帳に書き込んだ。奴らが乗って来た車のタイヤの溝をスケッチした。このことは後に大いに役立つことになる。

0
2023年10月27日

Posted by ブクログ

「カッレ君は面白い」という記憶は間違っていなかった。伏線の回収とかうまいなぁと思う。登場人物が魅力的というのは大人になっての発見。挿絵も素敵。

0
2020年06月15日

「児童書」ランキング