リチャード・ドーキンスのレビュー一覧

  • ドーキンスが語る飛翔全史

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    ドーキンスの著作のファンで、今回新刊が発売されたので迷わず購入。

    進化論の有効性を徹底的に解説した名著「盲目の時計職人」の内容を、「飛行」という切り口のみに絞ってかなり易しく砕いて(イラストまでつけて)説明した本という感じです。

    「生物はなぜ飛翔するのか?(または、なぜ飛翔しないのか?)」
    この問いに対して全面的に分かりやすく答えてくれる本ですから、内容はおもしろくないというわけではありません。

    ただ、以下の点が気になるポイント。
    ①なんといっても価格の高さ。フルカラーイラスト満載とはいえ、ちょっと手が出にくい価格。テーマはおもしろいだけに、みんなに読んでもらいにくい価格設定はいただけな

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    2023年02月01日
  • これが見納め 絶滅危惧の生きものたちに会いに行く

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    壜びん しゅうれん収斂進化 肩章 下生えしたばえ 真鍮のテーブルの脚の先にあるような鉤爪 いかめ厳しくも落ち着き払って大統領が見下ろすなか プランテーションを築くのに適した土地を探し回った 安易で抗し難い思い込みによって この公園を訪れる人がとても少ないのは、旧ザイール(現コンゴ共和国)を訪れた者全てを襲うあの狂気の官僚主義的悪夢の為もあると思うが、最寄りのブニア空港から陸路で三日もかかるせいもあるだろう。 気難しい老人のようにちんまり背を丸めて操縦桿を握り 巨大な岩塊と空間がまわりで軽々と旋回するのに圧倒されて この極めて競争力の高いマシンがイギリス諸島(ここでもやはり、厳しい競争を知らなか

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    2023年01月02日
  • 神のいない世界の歩き方 「科学的思考」入門

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    開始:2022/8/22
    終了:2022/8/26

    感想
    神のいない世界。人間はわからないこと、空白を恐れるが救いの神はいない。あるのは科学の進歩の可能性のみ。勇気をもって空白へダイブしたい。

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    2022年08月26日
  • 進化とは何か ドーキンス博士の特別講義

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    ドーキンス博士のクリスマスレクチャー「Growing Up in the Universe」を書籍化した一冊。

    講義の内容をそっくりそのまま書籍に落とした感じなのでライブ感を感じれる一方、ストレートに諸々のエッセンスを吸収するのはかなり大変だった...。(自身がエッセンスを本当に理解できたかは謎です...。内容も簡単そうで簡単じゃなかった。)

    本講義はYoutubeで観覧できたりするので(2019年11月時点)、1H×5setとヘビーであるが、後でじっくり鑑賞予定です。

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    2019年11月16日
  • 魂に息づく科学

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    ・全部で42の論考集。寝る前に読むのにちょうどいいかも。ただサブタイトルの「反ポピュリズム宣言」は煽り感が強い。原題(それも編者がつけたと思われるが)は「Selected Writings of a Passionate Rationalist」。

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    2018年12月24日
  • 進化とは何か ドーキンス博士の特別講義

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    『エリートだけが祖先になる。』適応能力と自然選択からなる「進化」。 偶然の賜物や、神がかりの存在と思えるものも、科学的な分析と検証によって、必然の進化である事が説明出来る。 いやはや、サイエンスの力がこれ程大きく感じられた事は無かった。

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    2015年06月03日
  • 進化とは何か ドーキンス博士の特別講義

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     新聞の書評で紹介されていたのですが、最近ちょっと「生物の進化」に興味をもっているので手に取ってみた本です。
     本書は、イギリスの著名な進化生物学者であるドーキンス博士が、1991年、英国王立研究所が子供たちのために開催しているクリスマス・レクチャーとして行った講演を再現したものとのこと。私としては、「進化論」についての幅広い概要、たとえば進化論の本質とか、科学史の中での進化論の位置づけとかについての初心者向け解説書かと思っていたのですが、ちょっと内容は違っていましたね。

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    2015年04月17日
  • 進化とは何か ドーキンス博士の特別講義

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    ドーキンスの主張を,まずざっと知りたいときにはこの本が良いだろう.ただ,元は講義であり,やはり図書化された際に迫力はなくなっているだろう.
    『利己的な遺伝子』や『盲目の時計職人』といった多くの著書を,がっつり読むと「本ならではの迫力」が存在していることがわかる.興味がある人は6章の対談で紹介されている過去の書籍にあたるのが良いだろう.

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    2015年04月07日
  • 進化とは何か ドーキンス博士の特別講義

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    リチャード・ドーキンス博士の描く進化の様相を一般市民向けにわかりやすく講演した内容の書籍化。話自体は1991年のものでYoutubeで無料でみれる。氏の著作を読む前に軽く予備知識をいれるのによい本。
    本筋とは関係ないが、科学のデータをたんなる数字にとどめておかず自分の肌身で感じられるように工夫を重ねておられるんだなという点が印象に残った。

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    2015年03月23日
  • 進化とは何か ドーキンス博士の特別講義

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    本書はオクスフォード大学等で講義をするリチャード・ドーキンス博士が進化について10代へ講義した内容を書籍化した作品である。進化がいかに幸運なことかについて教えてくれる。

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    2015年03月17日
  • 好奇心の赴くままに ドーキンス自伝I

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    「利己的な遺伝子」の著者の自伝。ただし人生の前半まで、ウイットとユーモアにあふれていて、なんかとてもおもしろい読み物だった。

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    2015年03月10日
  • 進化とは何か ドーキンス博士の特別講義

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    インテリジェント・デザイン説による反論を意識しながら、自然選択による漸進的進化が可能であることを懇切丁寧に解説してく。豊富で的確な図版を用いており、授業するということはこういうことか、と思わされる実に良く出来た一連の講義。

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    2015年03月02日
  • 好奇心の赴くままに ドーキンス自伝I

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    『利己的な遺伝子』などで有名なリチャード・ドーキンスの自伝。『利己的な遺伝子』は学生のときに読み、多いに影響を受け、数年前に出た30周年増補新装版も迷わずに購入、邦訳された他の著作もかなり持っている。著作が出たらまずは買わないといけないと思っている著者の一人。

    ということで、この本も購入。ドーキンス自伝「I」となっていることから「II」も後々出版される予定。「I」は、生い立ちから『利己的な遺伝子』を出版するまでを描いたもの。

    かなりよい血筋のようで、父親の仕事でアフリカで青年期まで多くを過ごしたという。それ自体は、特異な生い立ちでいいんだけれども、長い...。
    『利己的な遺伝子』が書かれる

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    2014年08月10日
  • 好奇心の赴くままに ドーキンス自伝I

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    「利己的な遺伝子」で有名なリチャード・ドーキンスの自伝。2部構成の第1部のこの本では、ドーキンス家の由来から、彼の生い立ち、『利己的な遺伝子』出版までの経緯を紹介する。
    彼のいくつかの著作を読んだことがあり、彼がどういう人物なのかに興味があったので読んでみた。読んだ印象として、まず彼の記憶の良さに圧倒された。裕福な家庭に育った幼少期から科学者になるまでの友人の名前や出来事、数十年も前のエピソード等を克明に記述し、また当時の自己分析も併せて、科学者らしい緻密な内容の自伝になっていると思う。また知人友人には現役の科学者も居るためか、若い頃の著作にあるような批判的な文も少なく、関係者への配慮も伺える

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    2014年07月05日