リチャード・ドーキンスのレビュー一覧

  • 神のいない世界の歩き方 「科学的思考」入門

    Posted by ブクログ

    ドーキンス博士の本は、利己的な遺伝子読んでおりましたので、ほぼ考え方は理解しており、此方の内容も科学的に物事を考える、素地を更に強化してくれました。

    神や運や偶然をアテにせず、目の前の事象を、理論的に考える
    本当に大切な事は、こうして考えられそうです。

    若者必読

    0
    2025年10月30日
  • 遺伝子は不滅である

    Posted by ブクログ

    どうしよう。本気で感想書いてたら指もげる。
    短く不恰好でここでは書けないようなものしか触らない指ですが、私にとっては大事なかわいい指ちゃんなのでそこそこに書いていきます。

    言いたいことは表題のまま。てかドーキンスの時点で表題すら要らないかも知れない。が、私も含めて今回はどんな表現方法で彼の主張を筆圧高くなぞってくれるのかニヤニヤしながら読んでいきます。正直1割、いや2割くらいは日本語で書いてあっても理解不能ではありますが、残り8割も理解してるつもりであって正しく理解してるわけでも記憶してるわけでもないので気にしません。

    1動物を読みとる
    いきなり「あなたは遺伝子版死者の書」ですよ。また「パリンプセスト」であるとして赤と青のインクで美しく書かれた葉書を挿絵としている。
    外人プレゼンの基本形を感じさせますね。まず冒頭に結論、そっから色々展開していって最後にまた結論。ダイヤモンド型。薄い本ではないですが、ここから始まる話は全てこれが言いたいのだと心の準備が出来ますし、13章ではここに(もしくは同意の別比喩に)戻ってくるのねと期待させてくれます。親切なのよ。

    2絵画と彫像
    死者の書の分かりやすい例として擬態を紹介。
    楽しいけれど正直ここはなくても本筋通るのでは?とか思ったけど遺伝子が死者の書であることを一瞬で体感させる(擬態生物は環境変わったら目立ってしゃーない。喰われて絶滅。)ためにはこれが1番分かりやすいか。

    3パリンプセストの深層で
    進化の途中で海陸海陸と行き来した生き物たち。こういうのも創造論の人達は無視するのかねぇ。
    「人のパリンプセストは太字で四足歩行と書かれ、その後二足歩行、成り上がりで新参者の二足歩行とうっすら上書きされている。」腰痛のたびに思い出すとあるけれどまさに。原罪があるとするならこっちじゃない?
    パリンプセスト論では盲点、反回神経、骨を紹介。(巻末では精巣と陰茎をつなぐ管も紹介)

    4リバースエンジニアリング
    これとこれをするために設計されたものは、おそらく似たように見えるだろうってなことを言いたいようで。心臓とポンプ、食事が同じながら種が全く異なる生き物の骨の比較など。私としては「犬歯というけれど原生肉食ではネコ科の方が長い犬歯に頼っている。なぜならイヌ科は追跡ハンターで獲物は疲れ切っている。ネコ科は不意打ちだから犬歯必要。」ってのが1番おもろかった。にしても犬歯という名称を使ってること自体現代には(というか1万年前からでも)そぐわないのでは?猫歯でいいじゃん?

    5共通の問題、共通の解決策
    コウモリは色を聞くと推論する。そもそも我々が見ているものは脳独自の着色であり異なる波長の光のコード化されたラベルとしての脳による内部調合物である。恣意的なラベルであるという同じ考え。なるほどね。てか本当そうですよね。我々が見ているものが世界なわけない。紫外線すら見えてないとかそういうレベルじゃなくて、赤とか青とか勝手にほざいてるだけなのよな。
    何度も進化をし収斂していったホンソメワケベラや掃除エビと床屋が同じ縞模様であるという小話も好き。

    6主題の変形
    一見あまりにも違って見えるカニの甲羅も数学的法則の変形だったりする。ここでは甲殻類が取り上げられてますがあいつら確かに無茶してますよね。特に石川秀美(幼生時代)。フジツボ、君には別室で話がある。

    7生きているあいだの記憶
    「何が報酬、罰になるか。脳による選択は確定していない。遺伝子の自然淘汰によって決まる。」

    8不滅の遺伝子
    物理的なDNA分子自体は一時的でもヌクレオチド配列に記された情報は潜在的に永遠だ。
    「わたしは体をたくさん見てきた
    あなたは自分が賢いと思っているが
    わたしは永遠に生きながらえる
    あはたは生存機器にすぎない」
    まず乗り込み、育て、そして捨てる。
    そうなのよ。

    9体壁の向こうへ
    延長された表現?てのかしら。ミノムシ、トビケラ、トックリバチアナバチ、カマドムシクイ、ニワシドリなど。

    10振り返る遺伝子の視点
    ここのカッコウ、おもろかったわー。
    てかホトトギスってウグイスに托卵するのね。
    あとジュウイチの動画がYouTubeであった。最初本当に口に見えた(羽の内側が)。ありゃすごい。
    てか繰り返すけどこの辺の生き物も神が作ったと思ってる人達がいるんだよね?創造論って一部の犯罪者にとって都合いいんだろうなぁ。(ごく一部のね。ほとんどの信者は真面目だとは思いますが)
    てか全然話変わるんですけど喜多嶋ま(以下略

    11バックミラーをもう少し見る
    あんましピンとこなかった。

    12良い時間、悪い仲間
    「種の遺伝子プールはほかの全ての区画と隔離された独自の密閉された区画のなかでバシャバシャと水飛沫をあげる」
    それよね。種ってのは。もういい加減「人種」って言うのやめようよ。あと「白人」も。ピンク人でいいじゃん。有色ってなんだよ。てめぇら内蔵透けてんのかよ。ねぇ。
    「遺伝子は他の遺伝子と協力しあっていかなければならない。それは現在の体の中の仲間とだけではなく、次世代で共通プールから排出される異なる仲間のサンプルとも協力しなくてはならない」
    なーるーほーどー。私達は遺伝子レベルでも個人レベルでも同じなのね。
    「種にアイデンティティを与えるのは有性生殖なのだ」
    蛾の顕性遺伝子が消えた話もおもろかった。
    そんな程度って言ったら乱暴だけど、それくらい偶然というか、たまたまなんだよなぁ。人間はバラエティが少なすぎてこういうことも起きないんだろうけど。

    13未来への共通の出口
    我々自身の細胞が40兆として、腸内には40-100兆の細菌がいて、更に数千兆のミトコンドリアがいますと。細胞ベースだと私は私のマイノリティなのね。こないだ読んだ本でも「自分自身をもっと広義に捉える」というのがありましたが、そもそもこれが私の体!と思ってるものが細胞ベースでは全然少数派なわけですから狭義も広義もへったくれもないですよね。そうなると手入れして長く使うよりは70年で乗り捨てた方が手軽なただの乗り物としての自覚も生まれやすくなります。

    指ってか首が痛いからもう書くのやめるわ。

    解説にも「本書はドーキンスの集大成」とありましたがほんとそんな感じ。脇に逸れるおかげでどのトピックも内容は分厚く、写真や挿絵もたくさんでカラフル。楽しい。ジャレドダイヤモンドもそうですが元気で長生きして欲しいなぁ。でも年齢的にそろそろ執筆は難しくなるでしょうね。これが最後の本とかなのかなぁ。
    私がパッパラパーなりにこざっぱりと生きてこれたのはドーキンスの本によるところもあると思う。いや、ある。こんな偏食のパーにも食べやすいように知識を飴でくるんで与えてくれたドーキンスにまた感謝。利己的な遺伝子はいつもベッド横にありますよ先生。

    1
    2025年10月23日
  • 遺伝子は不滅である

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    リチャード・ドーキンスの最新刊。内容はドーキンスの総決算的なものとなっており著者の過去の著書のエッセンスが凝縮されている。現在ではまだ実現できていない内容も予想の形で結構入っている。

    動物は『遺伝子版死者の書』でありその『パリンプセスト』を読むことで過去に生きていた環境が分かる、というもの。

    序盤は擬態・絵画などの偽装を自然淘汰によって遺伝子プールに彫刻していくことの例をあげる。その後海から陸に上がりさらに海に戻りまた上陸したリクガメの紹介、歯の形から草食・肉食が分かること、異なる種の機能が同じような形になる収斂進化、その逆に同一の種からそれぞれの環境にあうように進化していく適応放散、と続く。

    そして動物に芸を仕込む反応形成は何を報酬・罰にするかは遺伝子で決められていること、遺伝子が能動的であり原因であること、表現型は爪や体を超えてそれらが作り出す巣の形状さらには相手を魅了し操作しようととする求愛行動にも延長できること、カッコウの紹介、ハーレムを形成するゾウアザラシのオスは過去を振り返ると隆々とした立派なオスとごく少数の忍び寄り戦略のオスのみがいること、遺伝子が仲間を作り伝わっていくこと、最後に垂直性細菌・水平制細菌を紹介し私達は垂直性ウイルスの巨大なコロニーの一部であり壮大な生活共同体なのだ、として終わる。

    0
    2025年09月10日
  • 神のいない世界の歩き方 「科学的思考」入門

    Posted by ブクログ

    うーん、相変わらずドーキンスの語り口は楽しく読める。
    生物学におけるダーウィンの進化論が揺るがされる現代アメリカにおいて、多様な生物が分岐し、DNAを自然淘汰のうちに自由自在に枝を伸ばしてきた、地球上生きとし生けるものすべての生物の歩みを、論理的かつ実際的な見地でもってドーキンスは神のいない世界内で肯定的に再度捉えなおす。
    神への攻撃の仕方が有無を言わさない理詰め感で容赦ない。
    YouTubeの動画は全部見ましたよ。

    0
    2024年04月01日
  • ドーキンスが語る飛翔全史

    Posted by ブクログ

    ワクワクする本だった。色々な飛翔方法が紹介されていて、飛翔する色々な生物が紹介されていた。翼以外のもので揚力を生み出す生き物たちが印象に残っている。空飛ぶヘビとか、信じられない。

    0
    2023年10月25日
  • 進化とは何か ドーキンス博士の特別講義

    Posted by ブクログ

    今から30年ほど前に行われたドーキンスの講演録である。
    地球上のあらゆる動物の存在理由は遺伝子の複製であり、進化とはその複製過程で生じた突然変異が生存に有利に働いた場合に次の世代に受け継がれる、という営みが数千数万世代繰り返されて漸進的に達成される。
    私たち人間が精々100年程度の時間感覚しか持ち得ないため、数億年をかけて実現される進化の過程にピンとこないのだ。

    0
    2023年03月27日
  • これが見納め 絶滅危惧の生きものたちに会いに行く

    Posted by ブクログ

    「銀河ヒッチハイクガイド」のダグラスアダムスによる、絶滅危惧種を訪ねる本。

    ダグラスアダムスなので、期待して読んだ。そして期待通りだった。さすがダグラスアダムス、ユーモアが素晴らしすぎる。生息地に行くまでのドタバタとか、熱心すぎる研究者の先生たちとのやりとりとか。何度読んでいてクスッとしたことか。このユーモアのおかげで、「絶滅危惧種を守ろう」というメッセージがお説教くさくならずに、人々の心にスッと響く。

    でもこの本を読んでて強く感じたのは、「人間って愚かだ」ということ。自慢したい、暇つぶししたい、邪魔だ…そんな理由で動物を絶滅に追いやってきたんだな。野生のコーヒーノキっていう植物は、絶滅しそうだから柵で覆ってたのに、「ちょっとぐらいいいだろう」っていう人々に少しずつ取られていって絶滅しそうなんだという。なんだそれって思うけど、自分も絶対やらないとちゃんと自制しなきゃいけないと思う。自分のやってるちょっとしたことが他の種を絶滅させるかもしれない。この本に出てくる動物の最新情報もしっかり載ってて、切なくなったり安心したり。絶滅危惧種を心の片隅に置いて生きていきたい。

    0
    2023年01月03日
  • 魂に息づく科学

    Posted by ブクログ

    理を愛し,理でないもにに立ち向かう姿勢,聡明さを感じる文体
    自然の奇跡に覚える畏敬の念.

    宗教とかいう人類史上最大の毒.
    理屈で説明するすべを持たなかった人が己を慰めるために創り上げた幻想,非現実.

    自然淘汰の産物すなわちあらゆる形の生命は美しく豊かですしかしそのプロセスは悪意に満ち残忍で近視眼的です

    生存価は何だろうか
    遺伝子とミーム
    進化は自然淘汰と突然変異がその誘引

    遺伝子にとっての生存価と、ミーム?社会的?生存価の競合
    エロコンテンツとか

    信仰とは証拠に基づかない信念。信仰は脳のウィルス

    ジェリンオイル

    自然淘汰の産物すなわちあらゆる形の生命は美しく豊かですしかしそのプロセスは悪意に満ち残忍で近視眼的です

    生存価は何だろうか
    遺伝子とミーム
    進化は自然淘汰と突然変異がその誘引

    遺伝子にとっての生存価と、ミーム?社会的?生存価の競合
    エロコンテンツとか

    選挙権に年齢制限(上限 )を設けたらどうか

    信仰とは証拠に基づかない信念。信仰は脳のウィルス

    魂に息づく科学、買う?

    ジェリンオイル

    例えば、「◯日ドアが開かなかったら管理会社に警報が鳴る」というシステムを作るのはそう難しくありません。

    カールセーガン 惑星へ

    私の中に宗教的と呼べるものがあるとしたら、それは科学が開かせる限りの世界の仕組み痛いする果てし無い驚嘆です

    宗教という名の人類史上最高のマインドコントロール
    昆虫は天体を使ってまっすぐ飛ぶことができる。
    自然淘汰と突然変異

    カールポパー
    悪霊にさいなまれる世界
    カールセーガン
    子供の選択

    である、と、であるべき、の棲み分け
    アンチダブスタ

    不可能の山に登る
    全フィクション中最も不快な登場人物わ

    ネオナチの少女

    0
    2019年05月15日
  • 進化とは何か ドーキンス博士の特別講義

    Posted by ブクログ

    『利己的な遺伝子』で有名なドーキンス氏の、1991年に行われた講演+編訳者によるインタビュー。
    豊富な実験を示しながらのレクチャーで、進化論の予備知識などなくとも分かりやすく、楽しめる。
    創造説をバッサリ斬り捨て、科学的真実の美しさを語るドーキンス氏の語り口は痛快の一言。
    科学への興味が増進すること間違いなし。
    子供にも読んでほしい本。

    0
    2016年02月13日
  • 進化とは何か ドーキンス博士の特別講義

    Posted by ブクログ

    「利己的な遺伝子」で有名なドーキンスが、英国王立研究所で子ども達に行ったクリスマス・レクチャーの全訳ということで、楽しみにして読みました。
    子ども達が対象のレクチャーということで、話は非常にわかりやすくありながら、自然選択による進化のメカニズムが実に論理的・具体的に説明されていて、とても勉強になりました。十二分に大人が読んで耐える内容です(特に文系で生物学の知識が不十分な僕のような者にとっては)。
    レクチャーの全訳の後、第6章として加えられていた、翻訳者とドーキンスとの一問一答もおもしろく、ためになりました。これらが、これまでにドーキンスが著してきた本のダイジェストにもなっており、さらに勉強してみたいと思ったときのよい手引き書にもなっています。
    それにしても、神や迷信を一切寄せ付けないドーキンスの合理性の徹底ぶりは凄く、真理の探求に対して真摯で、かつ人生に対して前向きな態度はすばらしい。
    読後感も非常に良く、ぜひ子どもにも読んで欲しいと思いました。

    0
    2015年03月23日
  • 進化とは何か ドーキンス博士の特別講義

    Posted by ブクログ

    ドーキンスがこどもを対象に「進化」についてレクチャーした内容の書籍。
    進化というう難しい話をとても分かりやすく解説している。訳も読みやすい。
    とても収穫になった!

    0
    2015年03月09日
  • ドーキンスが語る飛翔全史

    Posted by ブクログ

    創造学説は論外だが鳥の渡りは説明されても信じがたい淘汰の不思議
    翼竜はどうやって離陸したか説明があれば...

    0
    2026年07月19日
  • 虹の解体 世界はなぜ美しいのか

    購入済み

    ドーキンスのリベンジ

    ドーキンスの「利己的な遺伝子」はだいぶ前によんだきとがsり、その時は特に冷淡とか非情といった印象は受けなかったが、当時そのような批判があったことは本書で知った。その後の生物学や進化学の治験を踏まえて、ドーキンス自身が、上記批判への反論も越えて科学の美しさや詩情性を説いているのは共感できる。

    #共感する

    0
    2026年01月02日
  • 遺伝子は不滅である

    Posted by ブクログ

    安定のドーキンス節がてんこもりの本。
    論の展開や主張に変化はない。裏付けとなるデータの追補を丁寧に紹介しているという感じだ。
    全部で380頁を超える本だが、本文は330頁に満たないので、そこまで読むのが難儀でもないし、むしろかなり図版(豪華なことにカラーだ。写真もイラストも美しい)を多くわかりやすく採用しているので読みやすい。
    同著者の本を通読している人には、本当に安定した内容に読めると思う。

    0
    2025年12月31日
  • 遺伝子は不滅である

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『利己的な遺伝子』で一世を風靡したドーキンスの最新作。

    6章までは色々な生物を例に自然淘汰の家庭/結果を語ってくれて、ドーキンス自身の比喩も分かりやすく楽しかった。ナショナルジオグラフィックを見てるような、あの感じだ(笑)。
    しかし7章は特に面白いな。遺伝子とは個体の振る舞いだけでなく、個体がどれだけ行動の裕度を持つか(元から鳴き声を決めるか学習するか)まで決めてしまう。それをこそドーキンスは「延長された表現型」と語るのだけど、なるほど奥深い…。

    昔の生物学では「個体発生は系統発生を繰り返す」と語られ、それは後に間違いとなったらしいけれど、「個体発生は系統発生を内包する」くらいだったら意外と間違ってないのかな、なんて思ったり。

    自分なりの解釈だけど、遺伝子が不滅であるのは一種の比喩表現であって、実情を正しく表現しているわけでは無いと受け取ったかな。
    実際はこういった遺伝子の働きこそが、自然淘汰というシステムを前に生き残ったのであって、主題は自然淘汰なんだと思う。まぁ同じところにたどり着くんだけどね。

    0
    2025年09月23日
  • これが見納め 絶滅危惧の生きものたちに会いに行く

    Posted by ブクログ

    世界各地の絶滅危惧種を巡る旅を描いたノンフィクションで、80年代という時代もあってか、中国やザイール、インドネシアといった国々に対してツーリズムの波が押し寄せつつも、しかしとんでもない異世界といった趣も残っている珍道中を描くイギリスらしい辛辣なユーモアも見もの。もちろん、描かれた動物たちが失われるかもしれない、彼らがいないことを意味は?という問いへの一つの答えを導き出している点でも、とても意義深い一冊だと思う。

    0
    2024年03月31日
  • これが見納め 絶滅危惧の生きものたちに会いに行く

    Posted by ブクログ

    ダグラス・アダムスの英国人流皮肉にあふれた文章でつづられる、絶滅に瀕した動物たち(当時)のルポ記。
    ヨウスコウカワイルカの絶滅が寂しい。

    0
    2024年02月24日
  • ドーキンスが語る飛翔全史

    Posted by ブクログ

    もっと早くに出会いたかった本。それこそ図鑑を読み漁っていた小学生の頃にこの本を読んでいたら生物学や空を飛ぶことに関係する仕事に憧れていたと思う。そのくらい、わかりやすく読みやすい。挿絵も一枚を除いては絵単体で欲しくなるような絵ばかりで(虫や種が飛び交っている絵は少しヒエッとなった)ワクワクしながら読み進められるだろう。
    一方で、『わかりやすすぎた』なとも思う。広く浅く取り上げているので生物進化学を詳しく知るというよりかは子供の時に知識や好奇心を満たす教養本としての役割の方が適切かなと感じた。

    0
    2024年02月22日
  • ドーキンスが語る飛翔全史

    Posted by ブクログ

    飛ぶという行為を進化生物学の観点で説明した本。
    恐竜の時代から現代の飛行まで、進化と飛行の原理を多数のイラストを使って解説しており、大変面白かった。ただ著者の文章は、やや 回りくどくて分かりにくい部分があり、慣れが必要。イラストや言葉での説明が多いけれど、もう少し図解があれば分かりやすくなると思う。

    0
    2023年05月02日
  • ドーキンスが語る飛翔全史

    Posted by ブクログ

    飛ぶための条件から進化の過程(可能性)まで分かりやすく解説されていた
    イラストもきれいで落ち着く

    鳥も飛び方が色々あるらしい
    イメージしていたのは雀などの羽ばたく系の飛び方だったが、滑空系の飛び方もあるらしい
    地熱の上昇気流や海面近くの風などを使って上昇し、そこから滑空する
    羽ばたくよりもエネルギー効率良いらしい

    羽も色々ありコウモリのような皮膜の延長の羽から鳥類のような羽根から構成される翼まで
    メリットデメリットがありそれぞれの進化戦略により徐々に洗練されてきた

    進化は予め設計されたものではなく、都度状況に合わせてゆっくりと進むものと考えられる
    進化の方向を誤った場合は絶滅というペナルティがあるが、刻一刻と変わる周りの状況に合わせて生き延びていくためにはチャレンジングな進化的試みが必要となる

    進化的な観点からの生き残りを考える場合、個としてのそれとは違いスケールが大きくなるのでクラクラしてくる

    0
    2023年04月11日