二宮悦巳のレビュー一覧
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ネタバレ6冊目にして漸く大団円を迎えましたこのシリーズ。
前回二人がやっとのやっとで結ばれて、この巻へと続いてるんですが、
この主役カップルのあまあまっぷりに砂を大量に吐きそうでした。
ふたりが極度のツンデレゆえに、ちっとも進展しないわ、素直じゃない
わ、シリアス展開かと思いきや、おもっそギャグになって話が進まない
わ、ドタバタ邪魔は入るし、色気はないし…と思ってたんですが、
今回もしょーもないすれ違いで、結局毎度お馴染みのドタバタなんですが、そんなテンプレですら楽しめちゃうのが秋霖のいいところ……。
最終的に、聡が見た夢のような未来になってればいいなー…と
私自身、思わずにはいられませんでした。
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ネタバレさすがにあのラストに腐女子が黙ってはいなかったのか、リターンズです。
今度こそ、えっちらおっちら関係を進めてるふたりが進展かっっ!?
今度こそ、らぶらぶ桃色☆パラダイスかっっ!?
と、思いきや……
ま。
あのふたりがらぶらぶとかね……。桃色☆パラダイスとかね……。
普通にないっていうかね……まぁ、そうよね。
4巻費やしてまだキス止まりかよ
とかいう、腐女子の本音はこのさいどっかに置いといてですね。
聡にとっては強力ライバルの登場です。
これがもう、お約束ってくらい、聡がやきもきやきもきするんですね。
この聡の焦りがもう、甘酸っぱくて甘酸っぱくて、ちょっとにやにや
止まりません。青春謳歌しま -
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ネタバレ3巻に渡って繰り広げられた、滅茶苦茶スクールライフも終わりです。
まぁ、もちろん主人公カップルの亀の歩みな進展具合が一番気になってたわけですが、
すんどめかよ、オイ!
と、突っ込んだお姉様方も多いのではないかと推測します。
いや、9割以上が絶対に突っ込んだでしょうよ。
そこまでひっぱって、そこで終わるんですか!? とね。
ですが、ここは筋金入りの腐女子。
妄想はとどまるところを知りませんので、もう勝手に脳内補完。
月村さんの長所のひとつに、桃色描写ゼロという必殺技があるよう
なのですが、このシリーズに至っては、桃色にすら至ってねぇ…。
ジャンプか!? これはパンチラなジャンプなのか!?
B -
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「花屋の二階で」を読んで、その続編ということで読みました。
ただの甘いBLとは、たしかに違う。
二人には、幸せになってほしいな。
微妙な終わり方ですが、これはハッピーエンドだと思いたい。
おまえを、待つよ・・・と言った龍ちゃん。
明信は、その言葉の意味が本当には分からなかったみたいだけれど、
でも、頑なさが溶けるのを胸の奥で感じた明信。
「龍ちゃん」「好きだよ」
「・・・・知ってるよ、ばか。」
この二人のやりとりが、とても胸に沁みました。
どちらからともなく手をつないで、まだ約束のない往来を歩いて行ったふたり。
きっと、二人の心は寄り添っているよね。
うーーーーー。
続きが読みたいです -
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幼なじみの再会もの。王道パターンだし、ネタも出尽くしてさほど目新しさもないジャンルだけど、タイトルに惹かれて手にとって、読み始めたら文句なしの面白さでした。
海野センセすばらしい。
25歳でポルノ作家の弘文は大学進学を機に上京して以来、7年ぶりに帰郷してずーっと好きだった幼なじみの柊一と再会します。
弘文がポルノ作家になったいきさつが、悲壮感ありながらもちょっととぼけていて、彼の性格が浮き彫りになってます。DTなのに知ったかぶりで一生懸命エロシーンを書いていたりするので、弘文は恥ずかしくて柊一にはもちろん、誰にもポルノ作家であることを打ち明けられません。しかも、こっそり柊一がモデルだったりす -
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ふんわり優しいストーリーだから口当たりがよくて、楽しく読み進むうち、必ずズキンと心の琴線に触れてくるのが砂原作品。
笑えて、キュンキュンして、泣けて、最後はあたたかい気持ちになれます。
浮世離れしている「サラリーマン宇宙人」かと思いきや、洋菓子メーカーの専務で御曹司、杏藤と、彼に告白された、ちょっとひねくれてて顔がいいところ以外はこれといって取り柄のない高校生、珠希のハートフルなラブストーリーです。
杏藤大人なのにハンパなく天然で、真面目な男です。コンビニでバイトする珠希が、お弁当をレンジで温めたことに心打たれて「優しい」というあたり、世間知らずかもしれないけれど可愛くもあってこれがなんだ