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Posted by ブクログ
勇太と秀の話。
勇太の過去があまりにもあまりにもで、こちらが泣きそうになる。二人がお互いにすがるように寄り添って生きてきたんだろうなあと思うと、読みながら何度か、ほんとうに泣きそうになった。二人ともやりかたがわからなくてて、おそるおそるの手探りなのに、お互いにやさしい。すごく相手のことを思っている。
BLというか、家族の話。
疑問に思ったのは、南のほうの大阪ってそんなところだったんだろうかということだろうか…。けどフィクションだしな。
あと、真弓に話して聞かせていた、という演出は…私はこういう演出あまり好きではないのだけれど、けど真弓が知らなきゃいけなかったんだろうなあと思う。
そういえば、このシリーズを読みはじめたころ、勇太の関西弁(河内寄りの大阪弁?)があまりにも流暢で驚いた。作者、会津のほうの人のはずなのに…。
方言監修の人がいるんだろうか。
Posted by ブクログ
シリーズはこの作品以前の物はほぼリアルタイムで読んでいて、最近になってようやくこれを読みました。
※うろ覚えでいい加減で無責任で不快な感想文になると思いますのでご注意を。
うーん、想像以上に重い話でした。視点や中心は勇太なんですが、結局秀がシリーズで一番変人で未熟でヤバい人だと再確認。勇太もだから最終的に手を出さなかったんじゃないかと。以前の話を結構忘れてるんですが、秀にとってのトラウマ・支えの土台はやっぱり「家族」だと思うんですよね。
ようやくかりそめの親子となって出来た土台を勇太が秀との絆を強固にしたいと恋人関係になっても逆に遠ざかってしまうと言うか…。それを最終的に感じ取って、本来秀は好みだし淡い思いも無くはなかった勇太は、秀が恋愛できたとしてもうまく行かなかった場合のセーフティネットとして「子供」として一生秀を支える人間になろうと決意したみたいな…。
秀は大河と勇太二人がいてやっと人間的になれているんだと思いますね。片方どちらかが欠けてもダメになると思います。家族と恋愛相手二人いないと依存心が偏り過ぎて自分も相手もダメになる感じ。
と大真面目に書いたものの、秀とあと真弓は女性的すぎるかなぁ…とたまに鼻につきました。作者はトラウマ等の書き方がリアルなだけに、同時にそのせいでキャラのファンタジー部分も強烈に感じさせちゃって何とも尻の据わりの悪い感じになります。まるで作者は男×男は特に好きじゃないけれど、話を書きたいが為にBLにしてるんじゃないかみたいな…。秀と真弓のキャラ自体は好きなんですけど、重くてリアルなテーマの話の時には、素にいやいやこんな男いないでしょって気分になります。トランスジェンダーは勿論のこと、ジェンダーニュートラルって感じもしないんですよね。すごくおんなおんなしてて、舞台劇で女の人が男装して男を演じてるのを見てるのに近いです。
それともただ私がBL小説を気軽に楽しめなくなってるだけかもしれませんが…。
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