竹内弘高のレビュー一覧

  • ハーバードはなぜ日本の東北で学ぶのか

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    今年読んだ本の中で一番面白かった。監修の竹内教授があとがきでこの本の目的はハーバードビジネススクールの新しいアプローチを知ってもらうことと、生まれ変わろうとしている東北を知ってもらうことだと明記しているが、特に2つめの部分が僕には大きかった。登場する名前の中で僕が知っていたのは気仙沼ニッティングだけだったが、その他にもこれだけの動きがあることを知ることができて嬉しい。
    僕は自分の東北復興に対する関わり方をものすごく後悔して反省していて、もっとすべきことできたことあったはずとずっと思っている。まだやることあるよね。それに、東北で前に進んでる人たちからHBSの学生が学んだと書かれている多くのことは

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    2017年12月13日
  • 知識創造企業

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    野中郁次郎先生の金字塔。
    SECIモデルを理解するならこの本から。
    ミドルマネージャーが成長し続け機能する組織に大事なのがよくわかる理論です。

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    2017年06月11日
  • ハーバードはなぜ日本の東北で学ぶのか

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    knowing偏重からdoing,beingへ。とりわけ自分の存在意義について考えさせられる好著であった。なによりも、目指すべき、理想的なケース集である。

    ハーバードビジネススクールの学生さんの、能力、人格、倫理性があってこその成功だと思うが、東北には限りない可能性が在る証左だと思う。

    国内でも危機に瀕してるからこそ,深い学びがあるという事例が積み重なると良いのだが。

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    2017年04月03日
  • ハーバードはなぜ日本の東北で学ぶのか

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    HBSという超ハイレベルな人たちが東北から学びを得ている。東北の企業もHBSの人たちからアドバイスをもらい、その事業をさらによりよいものとして磨き上げていく。大事なことは志。震災を経て、東北には志を持って地域のため、東北のために奮闘している人たちがたくさんいる。自分自身も人のため、東北のために何はできるか、今いる場所でしっかり考えて志を持って生きていきたいと思う

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    2017年03月20日
  • 知識創造企業

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    またまたコヒーレンス。でも、さすがに学者さんなので、すごく綺麗に整理されていました。アプローチが20世紀風じゃないので、慣れてない人はかったるいかもしれないけど、このアプローチだからこそ、この「答え」に辿り着けたんだよ。
    これを実践するのが僕らの役目だね。

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    2016年10月26日
  • 知識創造企業

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    野中郁次郎先生の名著。組織における知識の創造プロセスにおけるミドル・マネージャーの役割をとらえ返している。そうしたプロセスについても丁寧に概念化することで内容に厚みが持たされている。定期的に読み返したい。

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    2016年06月07日
  • 知識創造企業

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    野中先生、ナレッジマネジメント、SECIモデルというキーワードに触れたらまずこの本を読んで欲しいです。日本企業が得意としてきた組織的な知識創造の型をモデル化した内容で、事例としては日本を代表する電機メーカーや自動車メーカーを取り上げていますが、業界問わずどの企業にも応用可能な理論だと思います。ちょっと読むのが大変ですが「積読」の最初の候補にしたい一冊。(和田)

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    2016年01月29日
  • 知識創造企業

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    学術的過ぎてよくわからなかった。
    この手の本を、普通に読み慣れている人にはキツイ。
    かなり読み慣れていないと、理解は難しいと思う。

    とはいえ、購入してしまったので、2度3度と読み直して理解に努めたいと思います。

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    2015年01月25日
  • 知識創造企業

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    今さらながらの野中郁次郎、だけど今だからこその野中郁次郎でした。知っているつもりで積読で放置していたのを解消しました。いつもロナウジーニュやメッシ、そしてネイマールと優れた個を常に迎えつつ、でもチームとして一貫したサッカーに磨きをかけていて、しかもそれが個人の存在感をさらに光らせているバルサこそが組織の理想形か?と憧れているのですが、日本の会社もバルサになりうる、というかもはやバルサになっている組織もあるかも、と希望を持ちました。年末の青色ダイオードのノーベル賞受賞により、イノベーションにおける「個」VS「組織」というテーマにもまた注目が集まっていますが、単純にアメリカ型になるだけではない我々

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    2015年01月14日
  • 知識創造企業

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    組織的知識創造を計画・実行するためにとるべき七つのガイドライン

    1.知識ビジョンを創れ
    2.ナレッジ・クルーを編成せよ
    3.企業最前線の濃密な相互作用の場を作れ
    4.新製品開発のプロセスに相乗りせよ
    5.ミドル・アップダウン・マネジメントを採用せよ
    6.ハイパーテキスト型組織に転換せよ
    7.外部世界との知識ネットワークを構築せよ

    これらを実現する基礎段階として、総合し、乗り越えなければならない二元論。

    1.暗黙的/明示的
    2.身体/精神
    3.個人/組織
    4.トップダウン/ボトムアップ
    5.ビュロクラシー/タスクフォース
    6.リレー/ラグビー
    7.東洋/西洋


    具体的ケースが豊富で、最終

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    2014年08月16日
  • 知識創造企業

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    マーケティングの傾倒本。
    経営とは商品開発と組織開発の両輪であることを教えてくれた本。
    良い企画、再現性はチームレベルで発揮されないと意味がない。

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    2012年03月17日
  • 知識創造企業

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    年齢,性別,職業,地位を問わずにオススメ.
    誰が読んでも得るものは多く,大きいとおもう.
    分厚く,400ページもあるがそれほど苦にならずに読める.
    内容は,日本企業がなぜここまで強いのかということを理論と実例を使って見事に説明したものである.
    そんなものがなぜ年齢や職業を問わずにオススメできるのか?
    それはタイトルにもあるようにこの本が「知識を創造する」ダイナミズムを初めて扱った本だから.
    従来の自然科学的方法論では扱いきれなかった「暗黙知」に焦点を当て,社会科学的手法を用いて見事に分析していることを私は非常に高く評価したいと思う.
    私のいる心理学の世界にも,このような流れは明白で,「拡張によ

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    2012年02月27日
  • 知識創造企業

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    普段の仕事の仕方、組織の見方が変わります。一人一人が愛おしくなります。また、前半の哲学の変遷についての説明も抜群にわかりやすかった。

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    2012年02月19日
  • 知識創造企業(新装版)

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    ちょくちょく耳にするSECIモデルを改めて学べた

    会社で行われている様々な行為、イベントがどのように知識創造を支えているのか考えられるようになった
    また、自らアクションを打つうえでも明確な根拠を持てるようになると感じた

    トップダウンでもボトムアップでもない、ミドルアップダウンが重要というのも、なんとなく感じていたことが言語化されていて学びになった

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    2025年11月06日
  • ワイズカンパニー―知識創造から知識実践への新しいモデル

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    ネタバレ

    骨太な一冊。
    リーダーの主観や信念に基づき(パーパス的な話)つつ、社会に認められるには共通善を目指すべきという主張は納得性がある。一方で現実的な課題に向き合う必要があるということで、数々の実践すべきアドバイスがまとめられている。
    多方面にアドバイスされており、読み手や状況によって響くところが違うと思うので少し間をおいて読むとよいかもしれない。
    今の自分は自問自答を繰り返せ(フィードバックループ回す)、木と森を見よ(大局観)、基本に忠実にしつつ変化への適用(両利きの経営)といったところが印象的だった。

    最後の一節(さぁ、本を閉じて行動を起こそう)が内容を総括しているとともに、長く分厚い本だから

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    2025年10月22日
  • 知識創造企業(新装版)

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    ネタバレ

    暗黙知と形式知の間を行ったり来たりしながら,どう知識を創造していくのか、組織でいかしていくのかというのが記載している
    トップダウンでもなく、ボトムアップでもない、ミドル層が意見をあげていくというのが印象に残った

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    2025年07月15日
  • ワイズカンパニー―知識創造から知識実践への新しいモデル

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    知的創造企業の改訂版。SECIモデルを二次元から三次元にアップデートし、理論から実践を想定した改訂がかけられている。
    最初の理論の部分だけだと抽象的でピンとこない部分も多々あったが、実企業の取り組み事例を中盤以降多数取り入れており、とても分かりやすかった。
    さてこれを今働いている企業、組織にどう取り込んで行くか。そこが悩ましいところである。

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    2025年05月02日
  • [新版]競争戦略論II

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    競争戦略論Ⅰの理論が、産業界でイシューとなっている領域を中心に複数の領域に適用されて、その中で競争優位性をもつとはどういうことか、何が必要なのかが説明されている。環境(社会)問題と企業の関わり方について書かれている内容が特に新鮮で面白かった。

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    2025年03月15日
  • 知識創造企業(新装版)

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     企業の成功には知識の共有と創造が欠かせない。
     多くの企業人にとって知識を共有し多くの人と役割を分担もし全体の力を高めより大きくしていかなくてはならない。
     大企業ばかりではない。最小単位の家族においても同様だろう。家族という小さな「知識創造体」「経営体」においても共有が豊かな未来を築く鍵となる。家族の一人ひとりが思いや考えを語り合う場を持ちそれを生かせばより深い信頼と絆が生まれるはずだ。

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    2025年01月28日
  • [新版]競争戦略論I

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    転職前の課題図書。社会人やってて会社の中で議論してるベースがここにあるのかと合点がいくことも多数ありました。ただ、前職の戦略のダメさもよくわかってしまった…最高を目指してしまっている…

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    2025年01月05日