樋辻臥命のレビュー一覧
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購入済み
良い出来
題名の通りのお話です。この作者は、魔術師ものばかりを書いてる人みたいです。
この話における魔術は、普通のラノベよりも少し複雑な仕組みになっており、なかなかおもしろいです。
細かい設定ばかりを延々と書かれたりすることもありません。
全体的にはあまり文句のない出来ですが、最後の方で主人公の一人称が僕から俺に変わり、それ以降、しゃべり方が偉そうになるのが気になりました。
主人公が相手が誰でも偉そうな言葉遣いで話す、というのはラノベで時々見かけますが、最低限の礼儀が無い人物に見えて、主人公の魅力を下げてしまうと思います。 -
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ネタバレ初手からレフィールの顔面パンチとは… 強烈でとても爽快。そのパンチを喰らったグラツィエラは往生際悪くあがいていたが、グラツィエラの兄が登場。権力は兄のほうが上なのでグラツィエラは反論できず大人しく負けを認める。そしてその直後、水明とリリアナ(と真犯人)も登場。黎二と水明、瑞樹が改めて再開!(どうやらグラツィエラの兄は初対面の水明の実力に少し勘付いているらしい…)その後なんだかんだあって水明の家に一旦移動したが、水明は黎二からなぜ街から出たのか問い詰められる。その追求を水明は嘘を少し交えながらのらりくらりと交わしていく。真実を知らない人には真っ当な答えに聞こえるが、事実を知るものからしたらとっっ
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ネタバレ最初の3分の1ほどは黎二が主役という感じで、勇者 vs 魔将(魔族)という、異世界転生の魔王討伐の話にありそうな(というか絶対ある)展開。だが魔将や異形の魔族が強すぎてなかなか上手くいかず、その上過去に受け取った伝説の武具「サクラメント」に精神汚染のようなものまでされている様子。途中、エリオット(帝国で呼ばれた勇者)も討伐に加わるが勇者が2人いても異形の魔族を倒すのは至難の業らしく、勇者がこんなに弱くて大丈夫なのかと思うほど。いや、異形の魔族が異様に強いだけか…?
後半辺りからは水明サイドの人が異世界へ帰還し、水明たちも戦闘に参加する。だが、過去の水明の行いによりアステルの宮廷の人達は水明を -
購入済み
男女平等パンチ
一国の皇女が先頭を切って率先して戦っているのも他国の領地でバカスカ魔法撃ち合っているのも平気な顔してやっているのが凄いですね。
それこそ違う意味で凄いですね。 -
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ネタバレようやく出てくれました10巻です。
前半は水明たちが戻ってくる前の黎二たちの対魔族籠城戦、後半は水明たちが戻ってきて籠城戦再開という構成になっています。
魔族(というかリシャバーム?)は女神の力を偏向させようと画策し、そのために軍団を転移させ、アステル王国の王都へ直接侵攻開始。
黎二はサクラメントを使って魔族を率いる魔将ムーラと戦闘したり、ムーラが連れてきた異形の魔物と戦うものの力不足を感じ若干サクラメントに飲み込まれそうになるなど、かなりピンチになります。
エリオットも参戦してきて、黎二と力を合わせるものの、異形の魔物をようやく撤退させるにとどまる程度。
王国サイドは魔族の侵攻や妙 -
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ネタバレようやく現代に戻ってきた水明と初美、そしてそれに付いてきたその一行。
水明の弟子であるホムンクルスのハイデマリーが出迎え、師弟漫才を。
異世界組は現代をいろいろ不思議がって水明の家でテレビにかじりつき。その間に水明と初美は、初美の家に事情説明に。
一晩経って、フェルメニアは徹夜で魔術書を読んでたり、リリアナが水明のベッドに潜り込んでたり。
レフィールを初実の父親に合わせる約束をしていたので、レフィールを連れて道場へ行き、レフィールは強くなるためのヒントを貰って、いろいろ察したり察しなかったり。
それから、初美も含めた異世界組全メンバーで現代を観光。
観光の後に、水明は溜まってた仕事 -
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ネタバレ魔族との戦闘が終わり、黎二に魔術師であることがバレた水明。
とは言え、黎二はそこまで気にするような人ではないので、いつもどおりに。
拠点に戻って、プール回。プールでみんなでわちゃわちゃすることに。水明は最後ボロボロですが。
魔族との戦闘に行く前に発生していた勇者エリオットの救出に向かうことに。
黎二たちも合流して、相手はハドリアス公爵。ハドリアス公爵は七剣最強の第1位。
途中でゴーレムが出現し、いざ戦闘開始というところで、イオ・クザミが瑞樹に戻ってめんどくさいことに。
それでも無事ゴーレムを撃破し、ハドリアス公爵の後ろにいる黒幕を呼び出し、戦闘は終了。
黒幕は普遍の使徒の頭目であ -
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ネタバレ帝都に戻った水明たちは黎二たちと合流するものの、覚醒瑞樹のイオ・クザミで混乱していた。そこで黎二たちに水明の正体を明かすかどうかで悩み始めることに...。
いつもの日常が始まるかと思ったら、連合の勇者エリオットの失踪、そして魔族の侵攻が同時に発生。
水明一行と黎二一行は魔族討伐を優先していくことに。
現地につくと、実力が知りたいと帝国の十二優傑に3番勝負を挑まれるものの、リリアナ、イオ・クザミ、水明の3人があっさりボコボコにして終了。
魔族との戦闘が始まり各人がそれぞれの場所で戦闘を行い、途中でインルー達普遍の使徒が合流。
魔族を追い返したと思ったら、なぜか現代で滅したはずの魔人クド -
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ネタバレ龍人インルーの襲撃から物語は再開。なんとかかんとか、インルーを引き下がらせることに成功。しかし、水明はボロボロになって、初美と共に拠点に帰還。
一方その頃、黎二たちは伝説の武具を探しにサーディアス連合へ。
しかし、そこに魔族の将軍があらわれ、あわや壊滅というところで瑞樹が覚醒。自分たちの世界に居た時の中二病キャラであるイオ・クザミとなって。イオ・クザミのおかげで窮地を脱したものの、黎二は頭を抱えることに。
戻ってきた水明の周りで女の子たちがワイワイやっているかと思ったら、反女神教団が動き出しテロ行為を開始。そこに救世教会のシスタークラリッサとドワーフのジルベルトが現れ、水明たちと戦うこと -
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ネタバレリリアナをいろんな意味で救った水明一行はサーティアス連合へ。
そして、その連合で召喚された勇者が、水明の幼馴染の初美であった。当然、向こうもびっくりするだろうと思ったものの、実は記憶喪失で、初美は水明のことを覚えていないという事態に。
初美が滞在する宮殿に二度侵入し、記憶喪失は治せなかったが、誤解を解くことができ、ある種の共闘へ。
その直後に、サーティアス連合へ魔族の侵攻が再開され、初美たちの勇者パーティを含むサーティアス連合の軍が迎え撃つ。が、勇者とパーティメンバーが分断され、もう終わりと覚悟したところで、フィルメニアの白炎で魔族をなぎ倒し、水明一行と冒険者ギルドが救援に到着。
水明 -
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ネタバレリリアナとの戦闘で怪我を負ってしまった水明。怪我が治りきらないうちにリリアナの探索と事件の解決へと動くが、そこへ帝国の皇女グラツィエラが立ちはだかる。
グラツィエラは件を解決するために水明や勇者エリオットの力を使いたいので、従えと強権的に命令してくるので、エリオットも水明も反発。それぞれグラツィエラと戦い負けたら従うということに。
エリオットは敗北、水明は本気を出そうとした所でフェルメニアに止められて撤退。
その後、リリアナを発見し救助した水明は、リリアナを救うためにリリアナに魔術を教えることに。
黎二たちがいつの間にか帝国に到着していて、水明たちのアジトに到着したものの、何故かティー -
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ネタバレ魔将ラジャスを撃退した水明はレフィールとともにネルフェリア帝国へ。
帝都に入るときに、後ほどヒロインの一人となる、中二病的な存在のリリアナと出会います。
そして、帝都では昏睡事件が発生。
本来関わるはずの無い水明であったが、二人目の勇者であるエリオットが出てきてレフィールを連れ去ろうとしたので、昏睡事件を解決するという対決をすることに。
ついでに、水明を追いかけてきたフェルメニアも合流。
昏睡事件の原因はリリアナだった。
水明は追い詰めたものの、あと一歩で逃してしまうところで3巻は終了。
リリアナを子供扱いや中二病扱いするのが楽しくて良いです。
フェルメニアは合流時の号泣が良い -
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ネタバレ城を出て王都に降り立った水明は、冒険者登録するべく冒険者ギルドに行き、ヒロインの一人であるレフィールと出会い、それから定番の他の冒険者に絡まれるというノルマをこなして、ランク測定に挑みます。あっさり無双したものの、目立たないようにランクを低く設定させる暗示を行って、冒険者登録が完了。
その後、商隊護衛のクエストに参加。そこでレフィールと再び合流。その商隊が魔族に襲われ、敵将であるラジャスがレフィールを知っていたため、襲われた責任をレフィールに被せられ、レフィールが追放されます。商隊や護衛の態度が気に食わなかった水明は、レフィールについて行くことにし、そこで水明はレフィールの体に刻まれた呪いを