あらすじ
親友の英傑召喚に巻き込まれ、異世界に転移した現代の魔術師・八鍵水明(やかぎすいめい)。幼なじみの朽葉初美(くちばはつみ)を襲う普遍の使徒との邂逅を果たした水明は、ネルフェリア帝国にて遮那黎二(しゃなれいじ)と合流し、二人で覚醒した安濃瑞樹(あのうみずき)――否、九天聖王イオ・クザミに頭を悩ませる。次いで知らされた、魔族による帝国への襲撃。参陣しようとする水明だったが、帝国十二優傑に難色を示されてしまう。リリアナ、イオ・クザミと共にやむなく模擬戦を行うも、なんなく力を認めさせ、魔族を迎え撃つ水明だったが、そこへまたもや普遍の使徒(ウニベルシタス)が姿を現し……!?
異世界魔法と現代魔術が交錯する異世界ファンタジー、炉心を灯す第7巻!
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Posted by ブクログ
帝都に戻った水明たちは黎二たちと合流するものの、覚醒瑞樹のイオ・クザミで混乱していた。そこで黎二たちに水明の正体を明かすかどうかで悩み始めることに...。
いつもの日常が始まるかと思ったら、連合の勇者エリオットの失踪、そして魔族の侵攻が同時に発生。
水明一行と黎二一行は魔族討伐を優先していくことに。
現地につくと、実力が知りたいと帝国の十二優傑に3番勝負を挑まれるものの、リリアナ、イオ・クザミ、水明の3人があっさりボコボコにして終了。
魔族との戦闘が始まり各人がそれぞれの場所で戦闘を行い、途中でインルー達普遍の使徒が合流。
魔族を追い返したと思ったら、なぜか現代で滅したはずの魔人クドラックが陣地へ。一瞬で部隊を壊滅させて去っていく...。というところで、7巻は終了。
最後の最後がすごく印象的な巻でした。多分、現時点で発行されてる全9巻の内で一番記憶に残ってるシーンだと思います。
魔族との戦闘中にレフィールに呪いをかけた本人が出てくるとか、インルー達が暴れるとか、イベントはいくつかあるのですが、クドラックのシーンでほぼ全て吹っ飛んでしまいました。
3番勝負は面白かったんですけどね。特に水明戦のオチが。十二優傑が雑魚扱いされちゃってるのがちょっとかわいそう。
イオ・クザミからまだ初美は戻らないので、暴走っぷりも楽しいです。
とにかく面白くて良いです。