あらすじ
生まれ持った魔力の少なさが故に廃嫡された少年アークス。失意のある日、夢の中で「違う世界の男の人生」を追体験したアークスは、そこから得た知識がこの世界では不可能とされていた数々の魔法や技術を実現するための鍵となることに気がつく。自らを無能と蔑んだ人々を見返すため一度はすべてを失った少年が、異世界知識を武器に立ち上がる!
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Posted by ブクログ
基本的には異世界転生もの。
貴族として魔力が少なくて廃嫡されたアークスだが、異世界の知識で魔法を構築し成り上がる。
外伝『恩讐の彼方』クレイブとノアの出会い。
ノアは復讐のためクレイブの部下となったが…。
とても楽しく読みごたえあり、このままネットへいってきます。
1巻を読んで
魔法に対しての設定が素晴らしいと思います。唱えるにもちゃんと意味があってなかなか読み応えもあり、キャラも面白い!
つまらない
ページ数は十分コスパに見合うものだと思います。
でも、内容が物足りない。
転生して現代日本の知識を得ている設定だけど、あまり役に立っていると思えない。
何だかややこしい魔法の言語の解釈がどうたらと、読んでいるこっちにはあまり関係ないかなと。
そう言う古代語の翻訳に、現代の日本の知識が役に立っていると言うならともかく、ほんの少しの科学的な原理が生かされているに過ぎない。
勿体つけるくせに肝心のラストが感動のシーンにもならないし、強そうに書いているけどよくよく考えてみれば周りのキャラが主人公より圧倒的に強い人ばかり。
ときどき戦記とあるのに、ずっと戦記なのもどうかと思う。
強そうな相手に勝った、でも周りにはもっと強い人がいっぱいいるって、じゃあ相手はどれだけ弱かったんだよって話だ。
最初から強い周りの大人に頼れば万事解決するのに、弱い自分がしゃしゃり出て大事に、でも上手くみんなが過大評価してくれてラッキーチートで上手く行くってお話なの?
とにかく、転生・無双系ではなく、敵も弱いのに強そうで主人公も弱いのに強そうな中でだけ上手く行く、更に悟っているようなとんでもなく強い人がいっぱい勘違いしながら生暖かい目で見守っていると言う都合の良いお話でした。