【感想・ネタバレ】失格から始める成り上がり魔導師道！～呪文開発ときどき戦記～ 6のレビュー

樋辻臥命 / ふしみさいか

13歳となり、魔法院の入学試験を受けることになったアークス。
入試を難なく突破し、学生生活が順調に始まる――かと思いきや、
「無能」として子爵家を廃嫡された彼が名家の子弟を抑えて首席となったことで、
周囲からの注目を良くも悪くも集めてしまうことに。

そんなある日、院長の孫である上級生クローディア・サイファイスに目をつけられた
アークスは、彼女からの“ある提案”を受け取ることになるのだが……？

[ラノベ専門レビュアー。パパ太 · ★★★★☆]

完全に学園ものになった

6巻にして魔法学院に入学。学院内の理不尽な扱いに主人公アークスが抗っていく、というお話し。

横暴な学院の女帝や必要性の分からない巨乳のウザ絡み女子も登場し、すっかり学園ものです。

それはそれで面白かったのですが、既に大量に伏線を張っている本筋が止まってしまったのと、2024年発売予定！とされた続巻が2025年秋でも出てないのとで、なんだかなぁ、という読後感です。