千葉聡のレビュー一覧

  • 招かれた天敵――生物多様性が生んだ夢と罠

    Posted by ブクログ

    重厚な内容だった。
    応用昆虫学の系譜を辿る
    進化論の系譜とはまた違う、政治色もある人間と生きものの歴史
    きっかけとして知るカーソンの主張には偏りはなかった
    追求する科学者たち。時々現れる類稀な彼らは自然の記録者であり、かき回された世界の調整者を目指した
    その探究劇にはロマンを感じる

    科学を明らかにすることと、そこに住む住民の意思はまた違っていた。住民から生まれた政治は切実でありながら暴走した。
    その点、最後のカタマイマイの話の中には希望もあった。

    0
    2023年12月07日
  • ダーウィンの呪い

    Posted by ブクログ

    なかなか歯ごたえある本でした。
    千葉聡氏の本にしては、読みづらくもありました。
    予想と異なりダーウィンの呪い→優生学でしたね。

    0
    2023年12月07日
  • 進化のからくり 現代のダーウィンたちの物語

    Posted by ブクログ

    進化学はダーウィンが提唱して終わりなのではなく現代でも多くの学者たちが日夜研究を進め、その成果を積み上げてきています。本書はそんな現代の進化生物学者たちがどのように研究生活を送り、どのようなことを考えているのか、著者の巧みな語りで楽しく知ることができます。進化学だけでなく、自然科学研究というものがどのように進められていくのか想像することができるので、進化学以外の分野の自然科学ファンや、研究者志望の学生にもオススメ。

    0
    2023年09月05日
  • 短歌部,ただいま部員募集中!

    Posted by ブクログ

    短歌とは何か、どうやって楽しむのか、作るのか。それだけでなく、今を生きるためのツールとしての短歌、という面も見せる。
    自分でも理解できない自分の気持ちを整理する方法。そこから短歌へと繋がるのは素敵なことかもしれない。

    0
    2023年07月17日
  • 進化のからくり 現代のダーウィンたちの物語

    Posted by ブクログ

    現代のダーウィンである進化生物学者たちの最新研究成果と人間ドラマをユニークに紹介したエッセイ。

    自分自身は実験室内で行う研究だったので、本書で紹介されているようなフィールドワーク主体の研究に憧れを感じながら読みました。

    著者の専門である巻貝研究の紹介が中心で、特にカワニナの仲間は染色体数が種や集団ごとに大きく違っているにも関わらず、交雑して雑種が誕生するという生物学の常識から逸脱した現象があることに驚きました。

    生物は謎に満ちた部分が多く、学者たちは好奇心に満ちていることが実感できる一冊でした。

    0
    2023年07月03日
  • 短歌研究ジュニア 初めて出会う短歌100

    Posted by ブクログ

    良書でした!
    時代ごとでなく、テーマ別になっているのが良くて、1000年以上の時間を隔てた作品が隣り合って紹介されることがとても素敵。
    かつ、どの時代に詠まれたものなのかもすぐわかるようになっている。
    そして、特に平成以降の歌の解説が素敵。現代の短歌は言葉としては私たちは理解しやすいはずだけど、その歌の世界をどうやって受け止めるかを教えてくれる。中学生ぜひ。私も手元におきたいです。

    0
    2023年03月24日
  • 短歌研究ジュニア 初めて出会う短歌100

    Posted by ブクログ

    いろんな時代・テーマ・作者の短歌が紹介されてます。短歌の歴史とか、短歌をつくってみるコツとかもコラム的に書かれてて、面白かったです。

    0
    2023年03月18日
  • 進化のからくり 現代のダーウィンたちの物語

    Posted by ブクログ

    生物の進化やマイマイにちょっと詳しくなれる。フィールドワーク楽しそう。マイマイ。
    研究と同じように、自分の仕事について「この仕事が何の役に立っているのか」を自覚しながら仕事がしたい。

    0
    2022年08月28日
  • 進化のからくり 現代のダーウィンたちの物語

    Posted by ブクログ

    進化のからくりという題名なので、勝手に進化について体系的にまとめられている内容かと思っていたが、研究者である著者の陸貝やカタツムリを研究していた時の発見や人間ドラマをまとめたエッセイだった。
    「日本の科学が自由で、豊かで〜〜世界に対して存在感を発揮していた最後の時代のことである。」という文が今はそうでは無いことを物語っていて悲しい

    0
    2022年04月24日
  • 短歌研究ジュニア 初めて出会う短歌100

    Posted by ブクログ

    初めて出会う短歌に相応しい有名な歌ばっかり。テーマに分けてあるのもいいし、どの時代の歌かすぐわかるのもいい。

    0
    2021年08月12日
  • 短歌研究ジュニア 初めて出会う短歌100

    Posted by ブクログ

    奈良時代から現代の歌人までの歌がズラリ。
    それぞれのページの見出し部分に、時代のタグがあり分かりやすい。

    昔も今も同じような恋の悩みがあったのだなあと思ったり。

    以下、好きな歌のメモ。

    『観覧車回れよ回れ想い出は 君には一日(ひとひ)我には一生(ひとよ)』栗木京子「水惑星」昭和

    ・君は 私をただの友達と思っている。 観覧車に乗った思い出も 君にはただの一日 私には一生の思い出

    『 たとへば君 ガサッと落ち葉すくふやうに 私をさらって行ってはくれぬか』 河野裕子「 森のように獣のように」 昭和

    『 声持たぬ 樹ならばもっと君のこと 想うだろうか 葉を繁らせて』小島なお「 サリンジャー

    0
    2021年03月04日
  • 歌うカタツムリ 進化とらせんの物語

    Posted by ブクログ

    カタツムリを題材とした進化生物論という、凡人にはほとんど縁も馴染みもない話を、ここまで読ませる内容に仕上げた著者のサイエンスライターとしての力量に脱帽。
    一読するとその意味が味わえる「進化とらせんの物語」という副題も秀逸だし、ものの見方が凝り固まってしまうことを「3.14とはなんですか、と聞かれて『円周率!』とマッハのスピードで答えるも、ホワイトデーに思いが及ばない勉強熱心な甲斐性なしがその例である」と書いたり、とにかくライターとしてのセンスが秀逸。
    本題であるダーウィン以降の生物進化に関する学説の激突も、いい意味でプロレス的で、とっつきにくい内容であるはずなのに、読む手が止まらない。しかも、

    0
    2020年09月26日
  • 歌うカタツムリ 進化とらせんの物語

    Posted by ブクログ

    カタツムリの研究史を時系列に、世代ごとの人物に焦点を当てながら紹介。登場人物はグールドしか存じ上げなかった。時代によって浸透していた考え方に違いがあるのは印象的。 個人的には海棲の貝類がどのようにして上陸を果たし、ナメクジやカタツムリに進化していったのか、の方が気になった。 環境、同種や捕食者による圧、遺伝のランダム性など、影響要素が多すぎるため、生態系への理解を深めることへの難しさがよく分かる

    0
    2020年08月12日
  • 進化のからくり 現代のダーウィンたちの物語

    Posted by ブクログ

    理系の本てたまに読むと、とても面白い。今回も当たりだった。
    陸貝について地味な(失礼)話だけど、イギリスのレフティの話とか知らない事ばかりで新鮮。時々クスッとさせられて、研究の楽しさも感じられた。

    0
    2020年08月03日
  • 進化のからくり 現代のダーウィンたちの物語

    Posted by ブクログ

    書名と内容にギャップを感じた。しかし、研究者の日常を描きながら、進化に関わる知識(適応放散・種の分離等)を分かりやすく解説してあり、文系人間であっても楽しめる一冊。小笠原諸島でのフィールドワークの章では手に汗握る展開が、そして、ホソウミニナ研究の章では知的興奮が存分に味わえる。必読!

    0
    2020年03月18日
  • 進化のからくり 現代のダーウィンたちの物語

    Posted by ブクログ

    前半はダーウィン以来の進化論史概説。
    後半は著書の携わった研究や知り合った研究者の具体的なエピソードがどんどん出てくる。文系にも読ませたいのか物語的に書いているのも好感。
    カタツムリがどうやって交尾するのかを初めて知った。

    0
    2020年02月25日
  • 歌うカタツムリ 進化とらせんの物語

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    進化を決定づけるのは環境への適応なのか、運や偶然に類するものなのか。新たな発見があるたびに揺れ動いてきた、その研究史はカタツムリのような螺旋を描く。
    カタツムリ(マイマイ)の研究がその焦点になってきたという、その歴史を概観する一冊。
    「歌うカタツムリ」はかつてハワイにいたと伝えられる。そのハワイのカタツムリ研究が歴史の始まりだった。しかし、ハワイでも、ミクロネシアでも、小笠原でも、研究の対象になったカタツムリは外来種によって絶滅状態に追いやられたという話がエンディングに控えている。

    0
    2018年12月30日
  • 歌うカタツムリ 進化とらせんの物語

    Posted by ブクログ

    題名に惹かれて読み始めたが,副題にあるように進化と歴史の物語そのもの.カタツムリ研究に絞られてはいるが,全ての生き物に当てはまる命題.ダーウィンに始まり,宣教師ギュリックの気の遠くなるようなカタツムリ研究から綿々と続く進化の謎に迫る攻防.いろいろな学説,繰り返される理論,難しくはあるが,興味深いものだった.
    出来れば,系統樹やマイマイの写真も添付して欲しかった.

    0
    2017年10月02日
  • 今日の放課後、短歌部へ!

    Posted by ブクログ

    高校生の優しさや思いやりがスゴイ。高校生をスゴイと思える先生がスゴイ。
    ちばさとが、自分に青春のかけらがなければ、写しえないものを写しだして見せてくれます。ああまぶしい。

    0
    2015年02月01日
  • 今日の放課後、短歌部へ!

    Posted by ブクログ

    神奈川の公立中・高で国語課の先生をしながら、短歌を詠むチバサト先生の、短歌&エッセイ。
    先生、いいね。若いなあ。生徒たちも、いい子だねえ。
    読んでて、楽しくなった!

    0
    2014年09月07日