千葉聡のレビュー一覧

  • 進化のからくり 現代のダーウィンたちの物語

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    現代のダーウィンである進化生物学者たちの最新研究成果と人間ドラマをユニークに紹介したエッセイ。

    自分自身は実験室内で行う研究だったので、本書で紹介されているようなフィールドワーク主体の研究に憧れを感じながら読みました。

    著者の専門である巻貝研究の紹介が中心で、特にカワニナの仲間は染色体数が種や集団ごとに大きく違っているにも関わらず、交雑して雑種が誕生するという生物学の常識から逸脱した現象があることに驚きました。

    生物は謎に満ちた部分が多く、学者たちは好奇心に満ちていることが実感できる一冊でした。

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    2023年07月03日
  • 短歌研究ジュニア 初めて出会う短歌100

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    良書でした!
    時代ごとでなく、テーマ別になっているのが良くて、1000年以上の時間を隔てた作品が隣り合って紹介されることがとても素敵。
    かつ、どの時代に詠まれたものなのかもすぐわかるようになっている。
    そして、特に平成以降の歌の解説が素敵。現代の短歌は言葉としては私たちは理解しやすいはずだけど、その歌の世界をどうやって受け止めるかを教えてくれる。中学生ぜひ。私も手元におきたいです。

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    2023年03月24日
  • 短歌研究ジュニア 初めて出会う短歌100

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    いろんな時代・テーマ・作者の短歌が紹介されてます。短歌の歴史とか、短歌をつくってみるコツとかもコラム的に書かれてて、面白かったです。

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    2023年03月18日
  • 進化のからくり 現代のダーウィンたちの物語

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    生物の進化やマイマイにちょっと詳しくなれる。フィールドワーク楽しそう。マイマイ。
    研究と同じように、自分の仕事について「この仕事が何の役に立っているのか」を自覚しながら仕事がしたい。

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    2022年08月28日
  • 進化のからくり 現代のダーウィンたちの物語

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    進化のからくりという題名なので、勝手に進化について体系的にまとめられている内容かと思っていたが、研究者である著者の陸貝やカタツムリを研究していた時の発見や人間ドラマをまとめたエッセイだった。
    「日本の科学が自由で、豊かで〜〜世界に対して存在感を発揮していた最後の時代のことである。」という文が今はそうでは無いことを物語っていて悲しい

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    2022年04月24日
  • 短歌研究ジュニア 初めて出会う短歌100

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    初めて出会う短歌に相応しい有名な歌ばっかり。テーマに分けてあるのもいいし、どの時代の歌かすぐわかるのもいい。

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    2021年08月12日
  • 短歌研究ジュニア 初めて出会う短歌100

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    奈良時代から現代の歌人までの歌がズラリ。
    それぞれのページの見出し部分に、時代のタグがあり分かりやすい。

    昔も今も同じような恋の悩みがあったのだなあと思ったり。

    以下、好きな歌のメモ。

    『観覧車回れよ回れ想い出は 君には一日(ひとひ)我には一生(ひとよ)』栗木京子「水惑星」昭和

    ・君は 私をただの友達と思っている。 観覧車に乗った思い出も 君にはただの一日 私には一生の思い出

    『 たとへば君 ガサッと落ち葉すくふやうに 私をさらって行ってはくれぬか』 河野裕子「 森のように獣のように」 昭和

    『 声持たぬ 樹ならばもっと君のこと 想うだろうか 葉を繁らせて』小島なお「 サリンジャー

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    2021年03月04日
  • 歌うカタツムリ 進化とらせんの物語

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    カタツムリを題材とした進化生物論という、凡人にはほとんど縁も馴染みもない話を、ここまで読ませる内容に仕上げた著者のサイエンスライターとしての力量に脱帽。
    一読するとその意味が味わえる「進化とらせんの物語」という副題も秀逸だし、ものの見方が凝り固まってしまうことを「3.14とはなんですか、と聞かれて『円周率!』とマッハのスピードで答えるも、ホワイトデーに思いが及ばない勉強熱心な甲斐性なしがその例である」と書いたり、とにかくライターとしてのセンスが秀逸。
    本題であるダーウィン以降の生物進化に関する学説の激突も、いい意味でプロレス的で、とっつきにくい内容であるはずなのに、読む手が止まらない。しかも、

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    2020年09月26日
  • 歌うカタツムリ 進化とらせんの物語

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    カタツムリの研究史を時系列に、世代ごとの人物に焦点を当てながら紹介。登場人物はグールドしか存じ上げなかった。時代によって浸透していた考え方に違いがあるのは印象的。 個人的には海棲の貝類がどのようにして上陸を果たし、ナメクジやカタツムリに進化していったのか、の方が気になった。 環境、同種や捕食者による圧、遺伝のランダム性など、影響要素が多すぎるため、生態系への理解を深めることへの難しさがよく分かる

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    2020年08月12日
  • 進化のからくり 現代のダーウィンたちの物語

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    理系の本てたまに読むと、とても面白い。今回も当たりだった。
    陸貝について地味な(失礼)話だけど、イギリスのレフティの話とか知らない事ばかりで新鮮。時々クスッとさせられて、研究の楽しさも感じられた。

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    2020年08月03日
  • 進化のからくり 現代のダーウィンたちの物語

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    書名と内容にギャップを感じた。しかし、研究者の日常を描きながら、進化に関わる知識(適応放散・種の分離等)を分かりやすく解説してあり、文系人間であっても楽しめる一冊。小笠原諸島でのフィールドワークの章では手に汗握る展開が、そして、ホソウミニナ研究の章では知的興奮が存分に味わえる。必読!

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    2020年03月18日
  • 進化のからくり 現代のダーウィンたちの物語

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    前半はダーウィン以来の進化論史概説。
    後半は著書の携わった研究や知り合った研究者の具体的なエピソードがどんどん出てくる。文系にも読ませたいのか物語的に書いているのも好感。
    カタツムリがどうやって交尾するのかを初めて知った。

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    2020年02月25日
  • 歌うカタツムリ 進化とらせんの物語

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    ネタバレ

    進化を決定づけるのは環境への適応なのか、運や偶然に類するものなのか。新たな発見があるたびに揺れ動いてきた、その研究史はカタツムリのような螺旋を描く。
    カタツムリ(マイマイ)の研究がその焦点になってきたという、その歴史を概観する一冊。
    「歌うカタツムリ」はかつてハワイにいたと伝えられる。そのハワイのカタツムリ研究が歴史の始まりだった。しかし、ハワイでも、ミクロネシアでも、小笠原でも、研究の対象になったカタツムリは外来種によって絶滅状態に追いやられたという話がエンディングに控えている。

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    2018年12月30日
  • 歌うカタツムリ 進化とらせんの物語

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    題名に惹かれて読み始めたが,副題にあるように進化と歴史の物語そのもの.カタツムリ研究に絞られてはいるが,全ての生き物に当てはまる命題.ダーウィンに始まり,宣教師ギュリックの気の遠くなるようなカタツムリ研究から綿々と続く進化の謎に迫る攻防.いろいろな学説,繰り返される理論,難しくはあるが,興味深いものだった.
    出来れば,系統樹やマイマイの写真も添付して欲しかった.

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    2017年10月02日
  • 今日の放課後、短歌部へ!

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    高校生の優しさや思いやりがスゴイ。高校生をスゴイと思える先生がスゴイ。
    ちばさとが、自分に青春のかけらがなければ、写しえないものを写しだして見せてくれます。ああまぶしい。

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    2015年02月01日
  • 今日の放課後、短歌部へ!

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    神奈川の公立中・高で国語課の先生をしながら、短歌を詠むチバサト先生の、短歌&エッセイ。
    先生、いいね。若いなあ。生徒たちも、いい子だねえ。
    読んでて、楽しくなった!

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    2014年09月07日
  • 「科学的に正しい」の罠

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    ネタバレ

    科学的に正しい、とは、事実の説明が証拠に照らして信頼できる、または合理的な判断、という意味。
    麻疹ワクチンで根絶した後に、もともとワクチンは不要、製薬会社の陰謀論、という批判が生まれた。三種混合ワクチンは自閉症を引き起こすという捏造論文が反ワクチン運動を加速させた。
    道徳が科学的な正しさの仮面をかぶる。心情的なものに左右される。危機を未然に防ぐと英雄になれない。心地よく芽出す政策が科学的評価を上書きする。脅威の誇張疑惑は、陰謀論や疑似科学の温床。
    インド人民党による疑似科学教育。ソ連ルイセンコの春化技術。
    視覚的アイコン、異端、逆境、親しみやすさ、など科学的でない部分に引きづられる。イデオロギ

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    2026年03月09日
  • 「科学的に正しい」の罠

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    自身の価値観を明確にし、科学と向き合う。

    科学的に正しいというとき、本当にそれは正しいのか? バイアスやイデオロギーが混じっていたりしないか? 著者の領域である進化や遺伝を主に本作は展開していくが、序盤に出てくるルイシェンコの話や、優生学の話がインパクトとして強かった。イデオロギーを強くし、反論を許さないようになるとどうなってしまうと、その先に未来が無くなってしまう恐ろしさを感じた。

    また主張する科学者のバックグラウンドにより、主張はガラッと変わり二面性を持つという点も、過去にそんな人いたな…と思い出し納得感あった。 個人レベルでバイアスを排除し、中立に見るというのは難しい。

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    2026年01月30日
  • ダーウィンの呪い

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    進化っていいことでは?と思っていた。
    けれど、1つの価値観にとらわれすぎる怖さを感じた一冊だった。

    ありきたりな感想だけど、歴史を知っておくことは大切。

    印象的な一文
    ・優生学運動に従事した人々の大半がそれがナチスの罪過につながる坂道とは知らずに、その時代、その社会、その階級の価値観に従い、正義と善意に導かれて行動しただけであろう。そもそも私やあなたが、今まさに新しい悪魔をそれと気づかず育てているだけかもしれないのだ。


    以下メモ
    ・進化
    遺伝する性質の世代を超えた変化。発展や発達、進歩の意味ではない。
    一定後方への変化を意味しない。目的も目標も一切ない。
    進化は条件次第でどのような方向

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    2025年12月07日
  • 「科学的に正しい」の罠

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    自分の価値観を認識して、科学の持つ価値と向き合うことが大事。
    価値観と科学はつながっていることを忘れてはいけない。

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    2025年11月01日