千葉聡のレビュー一覧

  • 今日の放課後、短歌部へ!
    高校生の優しさや思いやりがスゴイ。高校生をスゴイと思える先生がスゴイ。
    ちばさとが、自分に青春のかけらがなければ、写しえないものを写しだして見せてくれます。ああまぶしい。
  • 今日の放課後、短歌部へ!
    神奈川の公立中・高で国語課の先生をしながら、短歌を詠むチバサト先生の、短歌&エッセイ。
    先生、いいね。若いなあ。生徒たちも、いい子だねえ。
    読んでて、楽しくなった!
  • ダーウィンの呪い
    「進歩せよ」を意味する「進化せよ」。
    「生き残りたければ、努力して闘いに勝て」を意味する「生存競争と適者生存」。
    んで、「これは自然の事実から導かれた人間社会をも支配する規範だから文句言うても無駄」を意味する「ダーウィンが言うとるさかい」。
    この三つの呪い。

    ダーウィン、言うてへんねんけどと。

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  • 短歌部,ただいま部員募集中!
    若い歌人の小島なお、高校教師でもあるちばさと、お二人による中学生くらいを念頭にした短歌入門書。年齢に関係なく、エッセイとしても心地よく読める。
  • ダーウィンの呪い
    ダーウィンの提唱した「進化論」。
    種の起源を紐解いたその意味と、現在利用される際の意味との違いを歴史の変遷や後世の学者の理論等を解説しながら説明している本。

    生物学的な「進化」の意味:一定方向への変化を意味しない。つまり、発展・進歩・退化、すべてが「進化」である。

    しかし、ダーウィンは生物学者と...続きを読む
  • 招かれた天敵――生物多様性が生んだ夢と罠
    【感想】
    外来種による環境破壊は、今や気候変動と同レベルの喫緊的課題となっている。人間活動によって地域に侵入した外来種は3万7千種以上にのぼり、毎年200種のペースで増え続けている。2019年における世界全体の被害額は4,230億ドル(約60兆円)以上であり、10年ごとに4倍というペースで急増してい...続きを読む
  • ダーウィンの呪い
     題名に惹かれて、夢中で読んでみた。ダーウィンの言葉として「最も強いものが生き残るのではない。最も賢いものが生き残るのでもない。唯一生き残るのは変化できるものである」が有名であるが、「種の起源」にこのようなことは一言も書いてないと言うのは驚きである。
     反対にダーウィンは「進化の普遍法則とは、最も強...続きを読む
  • 短歌部,ただいま部員募集中!
    たった31文字で沢山の情報を残しておけるとか
    心情とか情景、口に出せない悩みや苦しみも短歌に託して詠んでみようとゆうことで短歌部に入部してみたんですけど・・
    中学生向きの入門書かと思ってましたが
    どちらかとゆうと、今持ってる悩み、劣等感、人と違うことで沈んだり、マイノリティな人に向けて、そんな気持ち...続きを読む
  • 短歌部,ただいま部員募集中!
    文字が少ないから触れやすく思えるんだけど、裏の意味とか考えると、実は難しいと感じる部分が増えてくる。そんな奥深い文学だと思うけど、でも気になるって人への入門編。
  • 進化のからくり 現代のダーウィンたちの物語
    「誰もが知っているダーウィンの名言は、進化論の誤解から生じた!」との著者の記事(講談社HP)に興味を持って本書を手に取ってみた。この名言に関するエピソードにフォーカスした内容ではなかったが、進化学者のエッセイとして面白かった。

    ちなみに、HPの記事の方によれば、「この世に生き残る生物は、激しい変化...続きを読む
  • 歌うカタツムリ 進化とらせんの物語
    生き物は本当に美しいと思う。単純であればある程美しいと思う。全てに意味があって、無駄がなく、残酷で。恋矢の話は印象に残った。
  • 進化のからくり 現代のダーウィンたちの物語
    【中身より語りがいい】
    進化についてはほとんど頭に入ってきませんでした(笑)
    が、例えがうまく表現がおもしろく、熱量が伝わりました。

    人に伝える文章という意味で勉強になりました。
  • 歌うカタツムリ 進化とらせんの物語
    ちっぽけなカタツムリの殻の色や形にも人間の解けない謎がある。それを探求する人間たちとハワイや日本、カリブ海、ヨーロッパ、いろいろな場所でさざめくカタツムリたちの進化の歌声が作り出す、カタツムリの殻のような理論の進歩。その歌声がかんたんに消えてしまうものであることも一つのテーマであろう。
  • 今日の放課後、短歌部へ!
    前作に続いて、ちばさと先生の「青春短歌エッセイ」。勤務先が中学校から高校に変わっている。読んでいて、中学生と高校生の「大人度」の違いに気づかされた。
  • 歌うカタツムリ 進化とらせんの物語
    麻雀は進化のようなもの。カタツムリはどんな麻雀を勝ち抜いてきたのだろうか。上がり手をもとに、経過を想像する人たちの論争。
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    進化というのは麻雀のようなものだ、という表記があった(正確には方向が違っていて、麻雀が進化のようなもの、ということ)。

    局の開始時には、さまざまな可能性がある...続きを読む