井上のきあのレビュー一覧

  • ホテルクラシカル猫番館 横浜山手のパン職人8

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    ついに完結。大きく丸いカンパーニュのような大団円。今回もすごくパンが美味しそうでした!(食べたいw

    ゆきうさぎのほうも読んでたら、”あの! 彼が!”と嬉しくなると思う。よきよきニッコリw(⁠*⁠ ´⁠∀⁠`⁠)⁠。⁠*゚⁠+

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    2024年11月17日
  • 下鴨アンティーク アリスの宝箱

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    下鴨アンティークの7作目の番外編。

    良鷹が引き取った少女、幸のお話や、
    春野のその後(といっても不思議に巻き込まれただけ)、
    最初のお嬢様以外誰のものにもならない紫陽花のブローチのお話と
    あれこれあったが、
    一番良かったのは、鹿乃の祖母の祖母にあたる女性の嫁入りのお話。

    妾の子供が、母親が亡くなった後本家に引き取られ。
    女中として働かされ急に嫁に出されたお話かと思いきや、
    本妻には隠した気持ちがあって…という意外性が良かった。
    小姑にあたる姉妹が急に現れた「兄嫁」に次々と着物を着せようとしたり、
    結局夫となる兄が選んだ着物と帯に、
    帯締めや帯揚げを選んできゃいきゃいする場面がかわいらしい。
    しかも化け物から兄嫁を守るために薙刀をふるうとは頼もしい。

    これで最終巻なのはすこし寂しい。

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    2024年08月15日
  • 下鴨アンティーク 白鳥と紫式部

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    ネタバレ

    下鴨アンティークの6作目。

    白猫の白露はやっぱり祖母だったか。
    祖母から預かった最後の着物は、曾祖父の妹にあたる女性の着物だった。
    華族である野々宮家を出て使用人と結婚したため、
    野々宮家の代々の女性のために縫い
    最初に蔵にしまわれた着物だった。
    不思議な力を持つ着物を自分のものとして受け取り、
    鹿乃は新しい着物を預かっていくことを決める。

    自分の予想は良鷹と骨董屋の娘真帆が仲良くなる、だったが、
    まさか良鷹が友人の娘を引き取ることにするとは。
    まあ、友人が亡くなり、身寄りのなくなった娘が財産目当てに殺されかかるとあっては、
    いたしかたないが。

    白露こと祖母が『いつ嫁をもらうんかと思てたら、嫁やのうて子供か』と、
    言いたくなる気持ちは良くわかる。
    番外編がもう1冊あるが、とりあえずこちらが最終巻。
    ほんわりとした不思議なお話で良かった。

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    2024年08月15日
  • 下鴨アンティーク 暁の恋

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    ネタバレ

    下鴨アンティークの5作目。

    鹿乃がほろりと告白してしまったことに対して、
    慧は「妹みたいに大事に思っている」と言ってしまう。
    慧の父が手を怪我してしまったこともあり、
    二人の家を離れる慧。
    もちろんここで、春野、登場。

    前を向こうと春野と出かけることにした鹿乃に、
    鹿乃の親友たちも良鷹も、慧に知らせにいくのが可笑しかったし、
    親友たちは、
    鹿乃が妹扱いされてしまったことにぽろぽろ泣いてしまって、
    かわいらしかった。

    結局、結婚する話になってしまって、
    後は、良鷹と骨董屋の娘真帆は仲良くなれるのか?

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    2024年08月08日
  • 下鴨アンティーク 雪花の約束

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    ネタバレ

    下鴨アンティークの4作目。

    春野のきもさがパワーアップ。
    鹿乃の親友の祖父がやっている喫茶店に入り浸っているのも十分怖いのに、
    みんなでお茶会と嘘をついて鹿乃ひとりを招くとはもはや犯罪レベル。
    慧の恋敵という設定にしても、もうちょっと爽やかにできなかったのか。

    仔犬の水滴(硯に水を灌ぐための道具)が良鷹についてきてしまい、
    鹿乃いうところの「わんわん」になって、
    飼い主のもとに連れて行く「子犬と魔女のワルツ」が良かった。
    登場人物がみんなこの世の者ではなかったが、
    幼稚園生の鹿乃がかわいかったし、
    妹が大事で同級生女子をふりまくる高校生の良鷹が面白かったし、
    白と黒のぶち柄の子犬が飼い主、というか妻を助けに来るのも良かった。

    兄と妹のように育ってきたが、違う気持ちがあることに気が付いている二人は、
    その気持ちの戸惑いながら向き合っていく。
    慧が父と一緒に母の法事に行くことにするのも、ゆるやかな変化だ。

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    2024年07月28日
  • 下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ

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    ネタバレ

    下鴨アンティークの4作目。

    今度は父母の出会いの話。
    母親は、まさか友達のおじいさんがやっている喫茶店の店員さんだったとは。
    苦労人で、鹿乃たちを育ててくれた祖母にあこがれていたとは、意外だった。

    それと、丙午生まれ、つまりは明治39年生まれの曾祖母の話。
    東京から京都の婚約者のもとに突然来てしまう、
    友達と一緒だったとしても、
    現在の海外渡航よりも思い切った行動だったに違いない。
    気持ちがすれ違っていた夫婦を助ける良いお話。
    一方、
    慧の父母の話は、未婚の母と離婚できていない父の話で、
    慧自身も学校で愛人の子と言われたらしく、
    ちょっと苦しかった。

    個人的には高校の学園祭の話をもっと盛り上げて欲しかった。
    家族分のみの入場券なのに、他校の男子たちがなぜか入手してやってくるなんて、
    楽しそうな学園祭なのに。

    そして、いよいよ春野はきもい。

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    2024年07月09日
  • 下鴨アンティーク 祖母の恋文

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    ネタバレ

    下鴨アンティークの3作目。

    薔薇の君とでもいうべき、薔薇を育てている春野は鹿乃に好意をもっているのだと思うが、
    距離の詰め方がちょっと気持ち悪くて鹿乃に嫌われてしまう。
    悪役決定か?

    副題の「祖母の恋文」は、祖母芙二子の最初で最後の恋文の話。
    祖父が酔っ払って芸妓から手紙を受け取って帰ってきたのを誤解して怒ったので。
    祖父に恋文を書いてほしいといわれて書いていた。
    といっても、全く恋文っぽくないお怒りの手紙、だったが。

    いつもクールというか怠け者全開の兄良鷹が、
    毎年お盆を過ぎて蹴上の別邸に行くとあったので、
    何かあるのだろうなとは思っていたし、
    この世の者ではない美しくさみしげな女性が現れるとはいかにもと思ったが、
    まさか彼女の手紙を発見し、駆け落ち相手の遺体を掘り起すことになるとは、
    予想だにしていなかった。
    CSIかボーンズか。

    慧の父が登場したので、次回は慧の過去の話になる?

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    2024年05月28日
  • 下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ

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    ネタバレ

    下鴨アンティークの2作目。

    いきなり金髪碧眼の少女が現れ、
    博物館の学芸員をしている慧や良鷹の後輩が来たと思ったら、
    鹿乃の同級生の元家庭教師だったり、
    その同級生たちが仲良くテラスでティーパーティを開いたり、
    中学生に間違われる骨董屋の娘が良鷹に雇われたりと、
    だいぶ登場人物が増えて華やかになってきた。
    それぞれカップルになりそうな登場人物な気がするのは、
    たぶん気のせいではない。

    古い着物をめぐってのほんわかとして話ばかりだと思って油断していたら、
    「亡き乙女のためのパヴェーヌ」はとてもかわいそうなお話だった。
    京都にも空襲があったとは、知らなかった。

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    2024年05月19日
  • 下鴨アンティーク アリスと紫式部

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    ネタバレ

    Tさんのおすすめ。

    元華族の家に生まれ、父母を早くに亡くして祖母に育てられた鹿乃は、
    現在、高校生。
    一年前には病気で祖母も亡くし、
    下鴨の洋館に兄の良鷹と暮らしている。
    離れには兄の友人の慧が住んでいて、蔵には訳ありのアンティーク着物。

    鹿乃は休日を祖母のお下がりの着物を着ている暮らしており、
    祖母の着物を愛している。
    蔵からしてまってあった着物をだしてみたところ、
    柄が変わったり、長襦袢が泣き声をもらしたりと、
    さらりとした怪異が起こりはじめる。
    その謎を解いていくが、
    今のところ、背負っている業も運命もなく、卓越した異能もない。

    危険といえば、
    祖母の友人の孫、洋館に住み温室で薔薇を育てている、
    涼やかな顔立ちの大学生の存在か。
    照れもせず薔薇の花束を鹿乃に渡す「たらし」なので。

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    2024年05月03日
  • ホテルクラシカル猫番館 横浜山手のパン職人7

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    こじれてたり気持ちに重石を持ったままでいるよりも、わだかまりを解消して清々しく前向きに生きられる方がいい、と、この著者の御作を読むと思えるのがいい
    意外なところから人の縁がめぐりめぐっていくのもおもしろい
    そしてみんな、非日常のための日常の中、プロの矜持を持って仕事に取り組んでる、その姿勢が見られるのが良い

    あとようやくくっついたか、とも思ったw(もう少しもだもだするかなとも思ってたけど(別シリーズの巻数とドッコイどっこいだしね(くっついたとたんに激甘なのは爆発しろw

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    2024年04月24日
  • ホテルクラシカル猫番館 横浜山手のパン職人6

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    某小料理屋の人たちが出てくるとにまにましてしまうw
    支配人含めなにか芯というかポリシーとがある人はかっこいいと思う
    あと猫ちゃん視点もすき

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    2024年04月23日
  • ホテルクラシカル猫番館 横浜山手のパン職人

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    パンと猫、薔薇、横浜。
    多分お好きな物をぶっ込んでる、
    お金持ちじゃぶじゃぶな設定だけど、
    嫌いじゃないよ。
    悪い事は起こらないって安心して読める。

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    2024年04月20日
  • 下鴨アンティーク アリスと紫式部

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    フォロワーさんに教えていただいた本。
     とても可愛らしいお話。開けてはいけないと言われていた蔵、柄が変わった着物、泣く長襦袢、蔵の中の祖母の着物…不思議なことを解決していくのが面白くて気がついたら読み終わっていた。着物に惹かれる。
     源氏物語を大まかには古典の授業やその他諸々で知ってはいたけれど、もっとしっかりと読んでいれば、このお話をもっともっと楽しめたかもしれない!源氏物語も履修したい。

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    2024年03月12日
  • 下鴨アンティーク 白鳥と紫式部

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    最終巻やったんや!なんかまだまだシリーズ続きそうと思ってただけに、予想外でした。
    桜の話で卒業と合わせてそれぞれの新しいスタートも切れて、とても後味の良い終わり方。
    と、思いきやラスト新しい登場人物が現れて、ちょっとミステリーちっくになったし、鹿野にとって祖母からの託されたもの以外での着物解決だったので、またまた予想外。
    よしたか兄ちゃんは、最終的に光源氏の様にめっちゃ歳の離れた娘さんを娶るのもありかもしれん、と思った。

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    2024年03月10日
  • ホテルクラシカル猫番館 横浜山手のパン職人2

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    1巻は主人公が軸の話だったけど2巻は同僚が軸でこれもまた奥深い
    別作の知ってる人物の話題が出るとニヤリとしてしまう

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    2024年02月23日
  • 下鴨アンティーク 暁の恋

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    ネタバレ

    シリーズ第6弾
    鹿乃と慧が落ち着くところに落ち着いてホッ。
    着物の不思議を紐解くことが、それぞれ自分の心と向き合うきっかけになっていて、ストーリー展開が巧みです。

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    2024年01月02日
  • ホテルクラシカル猫番館 横浜山手のパン職人7

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    ネタバレ

    ☆4.5

    シリーズ第7弾

    遂に!紗良と要が……!?
    そろそろシリーズも終盤だと思うのですが、今後の2人の展開が気になります♡

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    2023年12月04日
  • ホテルクラシカル猫番館 横浜山手のパン職人7

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    ネタバレ

    やっと、要と紗良が両想いに!
    ほのぼのなラブラブさに癒される回。
    ウェディングフェアで、ドレスがどうなったか、要がどう思ったかとかの詳細も欲しかったなぁ…
    天宮シェフのお師匠の話も出てきて、みんなの新たな一面を知れた巻でした!

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    2023年12月04日
  • 下鴨アンティーク 白鳥と紫式部

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    シリーズ通して、主人公の鹿乃が曰く付きの着物を通して、隠された故人の想いに寄り添い、自分自身も成長していく話なのかと思っていたが、突然父母を事故で亡くした鹿乃の兄、良鷹の悲しみから一歩踏み出す物語でもあるんだなぁと物語構成の緻密さ、登場人物の心の機微の表現の豊かさに、読後、浸れる作品でした。

    心が凍ってしまった人を、前に進めるのは、やはり、誰かを想う気持ちなんだと思いました。

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    2023年10月28日
  • ホテルクラシカル猫番館 横浜山手のパン職人7

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    シリーズ7作目。とうとう紗良と要に進展が。今回は紗良や天宮それぞれの師匠との関係性がよくわかる話が中心でした。悪者が出てこない安心できる話で癒やされました。

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    2023年09月01日