井上のきあのレビュー一覧

  • 下鴨アンティーク 雪花の約束

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    着物の描写、それにまつわる謎解きがとてもツボで一巻から楽しく読んでたんだけど、この巻はなぜか涙腺にくるものがが多かった。おばあちゃんがやり残したこと、時がたったからこそ、というのもある気がしてな~。鹿乃と慧ちゃんの距離感も良い……次巻も楽しみです!

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    2017年02月24日
  • 下鴨アンティーク 雪花の約束

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    ネタバレ

    積ん読からの一気読み。
    やっぱり読み始めると止まらず。
    自分の好きな作風。

    今回は、登場人物の心情が動いたかな。
    ちょっとホラーテイストもあり。

    面白かった。

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    2017年02月23日
  • 下鴨アンティーク 雪花の約束

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    巻を重ねるごとに物語が熟成している印象。だをだん京都の街の様子や着物の描写なども自然に思うようになってきた。
    曰く付きの着物の謎を解決していく鹿乃がどんどん成長しているなあと思う。
    慧との関係の続きも気になる。ハッピーエンドがいいな。

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    2016年12月29日
  • 下鴨アンティーク 雪花の約束

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    私には このシリーズに
    特別な思い入れがあるのかもしれない。

    この小説の素材は
    言ってしまえばオカルト。怪奇譚だ。

    陰陽道にゆかりのある旧華族。
    その子孫が次々に出会う
    着物にまつわる怪異は
    しかし少しも恐ろしくない。

    むしろ切なくもの悲しい。

    この世に残る 強い想いが形となり
    現象となって 眼に映るのだとすれば
    この物語には 美しい着物とともに
    消え残り 誰かに知ってもらいたいと
    彷徨う たくさんの想いが詰まっている。

    それはこの世を去った人たちだけの
    ものではない。

    鹿乃や慧 良鷹の中の想いもまた
    知るべき人に知ってもらいたいはず。

    しかしそんな想いたちは
    この優しい人たちの逡巡と葛藤の中
    胸の奥深くに閉じ込められてしまっている。

    想いを解き放つ…そのことに畏れを抱く
    善き人たちの戸惑いが このシリーズから
    匂い立つ。

    ここに来て動き始めた慧の想い。
    それをしまいこもうとする慧。

    無邪気なままに 想いを言の葉に載せた鹿乃。

    美しい神話や古伝承と
    あざやかな色彩と図柄の着物たち。
    そうして大和言葉の織りなす綾に彩られ。

    遠野物語を 現代に再び
    書き起こしたかのような
    妖しさと懐かしみを湛える静謐の世界で
    主人公たちの想いもまた
    形を帯びてゆくようだ。

    ほんの手の届く未来に 悲しみが待っている。
    それを予感せずにはいられなかった今作。

    その悲しみの涯に何が待つのかは
    まだ 私には見えない。

    でも 見届けたいと思っている。
    糺ノ森近くに住まう主人公たちの
    心が救われるその日を。

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    2016年12月29日
  • 下鴨アンティーク 雪花の約束

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    曰く付きの着物の謎解き第5弾。
    全て面白かった。幼馴染、母娘、夫婦。どれも凄く綺麗なお話で心が温かくなった。大切な相手ほど傷つけたくないと言う思いから踏み込めない。それが故に生じる誤解。そんな哀しい誤解はいやね。ちゃんと向き合う事がいかに大事な事か。
    今回ぐんっと鹿乃が頼もしくなった。慧との関係も少し進展あり。でも、なんかね。ゆっくり大事に進んでほしいな。

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    2016年12月27日
  • 下鴨アンティーク 雪花の約束

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    全部よかったー。
    慧ちゃんがー!!
    随分と良いところで終わったなぁ。慧ちゃんも良鷹も、菓乃を愛しく大事におもってるのが作品を増すごとに伝わりとても良い。

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    2016年12月20日
  • 下鴨アンティーク アリスと紫式部

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    本の好みが似ているお友達に教えてもらって読みました。京都が舞台の、アンティーク着物にまつわる不思議を解くミステリです。着物が題材なだけあって、着物の着こなしが出て来るのはもちろん、詩や俳句も登場するので面白いです。茶道をかじっていたため少しは着物のことが分かりますが、分からない色や柄を調べて頭の中で思い描くのがとても楽しいです。主人公の鹿乃と下宿人の慧との関係も見どころです。歳が少し離れた男女の恋愛模様を見守るのが好きなので、続刊はそちらも楽しみに読みたいと思います。読み終わってカバーや挿絵(扉絵?)を見返すと、内容と繋がっていて面白いですね。

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    2023年11月18日
  • 下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ

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    ネタバレ

    どうせならゆっくり読みたいと思って置いていたら、今になってようやく読めました。
    今回は野々宮家のルーツ(これがどの代も仲のいいことで。笑)と、複雑な慧の出生にまつわる話が全て出ます。慧が父親を許せないのと同じように、鹿乃は物心つく前に失った両親を改めて知った以上、慕うのを止められない。
    そして慧も、ずっと大事にしてきた宝石をそのままにはできないことに気付いてしまった、というより問答無用で気付かされて、でもそれが大事だから一歩を踏み出せない。春野くんの牽制で慧が引いちゃうのか、鹿乃が曾祖母のようにぶつかっていくのか、気になります。
    ていうかこの二人が纏まってくれないと、シスコンの良鷹君は嫁探しもできないような気がします。

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    2016年08月26日
  • 下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ

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    今作はこれまでの中で一番浸れました。

    それぞれの時代に それぞれの連れ合いを
    想い合いながら その想いを交わすことなく
    心ごと体ごとすれ違ってしまったご夫婦も

    最期の時を迎えてようやく
    その想いを着物や帯などに託した方も

    どのお話も その時代時代の古都の風情と
    明治から昭和までのモダニズムが融け合う
    不思議な京都に包まれて 優しく狂おしく
    胸に沁みわたりました。

    もっと単純に私は この文庫本の表紙絵と
    同じく 背景も人々も物語も風物もお料理も
    全てを本当に本当に美しいと感じています。

    かつては冷たさを感じていた京都に
    仕事の関わりで触れ合うことが増えてから
    私は京都に魅入られはじめたのです。

    あーだいすき。この世界。

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    2016年07月24日
  • 下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ

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    ネタバレ

    購入。

    読んでるうちに、引き込まれちゃうよね。
    特に「兎のおつかい」が個人的にヒット。

    そしてこのシリーズは物語もそうだけど、表紙も外さないから好き。
    なので☆☆☆☆☆(笑)

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    2016年07月23日
  • Photoshopペイントメソッド

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    表紙の素敵なイラストに惹かれて購入しました。
    透明水彩風のデジタル絵が描けるようになります。
    とても勉強になりました。

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    2016年07月02日
  • 下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ

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    シリーズ2作目!前回同様にほっこりしました。
    今回は着物だけじゃなく、オルゴールが登場しました。鹿乃ちゃんではなく兄・良鷹が活躍してちょっとびっくり。やる時はやる良鷹さん(笑)

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    2016年05月02日
  • 下鴨アンティーク 祖母の恋文

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    シリーズ3作目!
    今作は、真夜中のカンパニュラが切なくて、でもそこには愛があって少し泣けました。

    そして、祖母の恋文がパワフルでクスッときます。パワフルだけどヤキモチ妬きで可愛いおばあちゃんにほっこりしました。

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    2016年05月02日
  • 下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ

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    恋になりそうでならない、胸がもやもやした感じの描写が良い。着物の他にも、文学や骨董や美味しそうなお菓子や料理が出て来て、もうたまりません。

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    2016年05月01日
  • 下鴨アンティーク 祖母の恋文

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    さらに面白かった。亡くなっているはずのおばあさまがエネルギッシュでパワフルで、最高に良い。怠け者のお兄ちゃんの冒険も切ない。

    個人的には、最後のイラスト集は不要だった。自分のイメージを固定してしまいそうなので、見たくない。

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    2016年04月06日
  • Photoshop+Illustrator DESIGN JOURNAL

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    とてもクオリティの高い、参考になるテクニック書です。
    この方のテクニック書は総じて初心者向けではありませんが、PhotoshopやIllustratorの使い方をひと通りわかる方で、井上のきあさんのような素材を作りたい方にはうってつけの1冊です。
    テクニックだけでなく、パラパラとページを見ているだけでデザインの参考にもなると思います。

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    2013年09月14日
  • ホテルクラシカル猫番館 横浜山手のパン職人

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    文章が読みやすくてするする読めた。登場人物がみんな常識があって好感が持てるし、猫ちゃん視点の話もあって良かった。何よりも、パンの描写がとても美味しそうで良い。ホテルのクラシカルな雰囲気も伝わってきて、本当にタイトルから想像できる品のあるストーリーでとても良かった。

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    2026年09月13日
  • ホテルクラシカル猫番館 横浜山手のパン職人2

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    猫番館シリーズ2作目。
    本作は紗良だけではなく、ホテルスタッフにも焦点を当てて過去が少しずつあらわになっていく。どんなところにもおいしいパンがあり、心温まる物語。
    優しい、が形になった1冊のように感じる。癒しを求めて読んだが、やはり素敵な物語だった。

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    2026年07月12日
  • 下鴨アンティーク アリスの宝箱

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    番外編。それからと、昔々と優しい人達の話。

     鶯の落し文
     青時雨の客人
     額の花
     白帝の匂い袋
     一陽来復
     山吹の面影

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    2026年03月22日
  • 下鴨アンティーク 白鳥と紫式部

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    これにて本編終了。最後の一枚となった蔵の着物。まだページが残っているのにどうなるの?と思っていたら、思いもかけない新たな曰く付きの着物が。鹿乃だけでなく、良鷹のこの先が伺えて良かった。

     雛の鈴
     散りて咲くもの
     白鳥と紫式部
     あとがき

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    2026年03月21日