柳澤健のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
(2016/9/1)
さほど期待せずに読み始めた本だった。とっくに入手していたが、ラグビーなどを先に読み、後回しにしていた本だった。
が、読み始めたとたん、釘づけになった。一気に読み進めた。
ユーミンを「天才」と言って世に知らしめたのが、TBSアナウンサー、林美雄だった??
わたしにとって林美雄とは、「一慶・美雄の夜は友達」という番組が唯一の接点。
土曜ワイドで鳴らした久米宏、小島一慶等とは違って、なんだかマイナーなアナウンサーというイメージしかなかった林美雄。
それが、同期の久米宏が降板した後のパックインミュージック第2部を1970年に任され、
「8月の濡れた砂」などの映画、その主題歌をう -
購入済み
猪木本を読んだら馬場本もマスト
1976のアントニオ猪木を読み、バラエティ番組でしか観たことがなかったジャイアント馬場の凄さと苦悩を知ることが出来た。著者のプロレス本はオールドプロレスファンなら読んで絶対損は無いです
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ネタバレ
「世界の」ジャイアント馬場!
2022年4月読了。
もう他の方のレビューで内容等については語られてるので、多くは省くが、'70年後半~'80年中頃位までがオンタイムで熱狂していた世代なので、これだけの質量共に充実した「馬場さんの本」に出逢えた事に感謝したい。
当時は、外人レスラーが豊富な全日、猪木のストロングスタイルが華々しい新日、テレ東でヒッソリ放送され、余程の通か好みの方にしか愛されなかった国際(失礼)、の三つだった。
自分の関心は、全日から入って新日へ移り、業界全体が四分五裂状態に成る前に興味を失ったので、今の新日にも、PRIDE等の「格闘技」とやらにもあまり関心が無いので、テレ -
Posted by ブクログ
思いつくままに感想を並べると
馬場だけではなく、日本のプロレスの隆盛→力道山や日プロ時代のタニマチ、ブッカー、来日レスラーなどにも触れていて面白い。
アメリカのプロレスがなぜショーアップされたのかも知れてタメになった
バディ・ロジャースの集客力の凄さ。と同業者、プロモーターからの嫌われ方
馬場の第一次凱旋頃の自己認識=世界の馬場とローカルレスラー力道山というアメリカから見た評価
グレート東郷のビジネス観のリアルさと力道山没後の日プロ経営陣の東郷外し→自滅への道にも思える
日プロ幹部レスリングビジネスの理解度が低く見える
東郷も日本というテリトリーを持ってるお金もうけのタネ。だったとした -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者はこれまで様々なプロレスラーについて、特定の年を転機の年として取り上げて来た。ジャイアント馬場にとってのその年は、1964年。といっても1964年の1年にスポットを当てたというより、1964年前後での馬場を取り巻く状況の変化、という取り上げ方である。
そのあまりにも大きな体でコンプレックスにさいなまれながらも、商家の子息として生まれプロ野球を経験してプロレス入りした馬場。当時の一般社会ならその後の生活には困ったかもしれないが、プロレスの世界ではすべてがプラスに働いた。誰よりも大きな体、ずば抜けた身体能力、そして頭脳。力道山との出逢い、アメリカでの師ともいうべきフレッド・アトキンス、渡 -
Posted by ブクログ
ネタバレ冒頭を読み始めたら最後まで読むのを途中でやめられないほど面白く、読むのが遅いオレには滅多に無い読書体験だった。クラッシュ・ギャルズに全く思いいれもないしそれほど興味もなかったのだけど、それでも大変おもしろくてぐいぐい引き込まれた。普遍的なものがたくさん描かれているからだろう。間違いなく名著である。中でも中高生の女子がかっこいい同姓に惹かれる理由が語られているのが面白かった。全日本女子プロレスの経営のいい面と悪い面も面白い。
長与千種の方が圧倒的に人気があったことも初めて知った。彼女の天才性が周りをざわつかせている感じや、ファンが彼女の計算高さを知っていても熱狂するのも面白かった。改めてあ -
Posted by ブクログ
[夢を見せた、馬鹿な男]日本のプロレス、そして格闘技のあり方を変えてしまうほどのインパクトを持ったアントニオ猪木と、彼が1976年に戦った「異常な」4試合にスポットライトを当てた作品。その道に詳しくない読者をも唸らせ、ノンフィクションの分野で今なお高く評価されている一冊でもあります。著者は、プロレスに関するノンフィクションを多数世に送り出している柳澤健。
まだ2016年も半分を過ぎていませんが、面白さに関して言えば間違いなく今年のトップ10に入ってくるであろうレベル。ルスカやアリとの試合の描写が素晴らしいのはもちろんですが、それを取り巻く力関係や人間模様、そして何より物語の語り部としてのア -
Posted by ブクログ
ネタバレ2007年に発売された単行本に大幅加筆。
そして、Number誌上で実現したアントニオ猪木へのインタビュー
が収録され、無事に「完本」となった名作を、改めて読んでみた。
単行本に関しては既に10回以上積読を重ねているのだが、この文庫版は
まるで違う作品のような印象。特に加筆されたパク・ソンナン編での
韓国プロレス界に関する記述は実に興味深く、無情にも猪木にセメント
を仕掛けられ、なすすべも無かった韓国の巨人の苦悩が伝わる。
このエピソードは、G SPIRITSに掲載された小泉悦次氏の「キンタロー・
オオキのアメリカ武者修行」と合わせて読むことをオススメしときます。
そして、読後の率直な感想