【感想・ネタバレ】1984年のUWFのレビュー

あらすじ

単行本刊行時に賞賛と非難の十字砲火を浴びた「UWF本の発火点」。
「プロレスから格闘技へ」の過渡期を描く傑作ノンフィクション!

1984年、UWF誕生。新日本プロレスへの復讐のために誕生した団体は
元タイガーマスク・佐山聡の大胆な構想のもとプロレスから逸脱していく。
若者はUWFを真剣勝負のプロレスとみなして熱狂した。

しかし――。

プロレスから総合格闘技への過渡期に痛烈な一閃を浴びせ、
大反響を呼んだ迫真のノンフィクション、渾身の文庫化。
文庫特典「クリス・ドールマンとの一問一答」収録。

※この電子書籍は2017年1月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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Posted by ブクログ

僕にとってUWFという言葉には特別な意味があり、どうしてもメロウな気分になってしまう。
この本は賛否両論渦巻いた本だが、今回再読してみて大筋ではやはりこの本が真実に近いように思う。
僕は前田ファンなので、前田があまり良く書かれていないのは悲しいし、関連本、反論本もたくさん読んだけど、やはり本書は説得力がある。
でも、それでも、UWFは今もなお素晴らしいし、感謝しかない。
若林太郎さんの言葉のとおり。
UWFは真剣勝負に見えるのに、どこかハッピーエンド。美しい夢だからこそ、UWFは僕たちの心を捉えて離さなかったんです。

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2025年10月14日

Posted by ブクログ

UWF贔屓と思っていたが、とんでもない誤解だった。 一読の価値有り、特に後半の勢いはあの時代の熱さと、疑問が鮮やかに解決出来た‼️

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2024年07月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一世を風靡したUWF。当時は確かにUWFこそ
本物。今までのプロレスはまやかし。と思って
いました。遅ればせながら恥ずかしながら本作を
読んでUWFも普通にプロレスなんだと知りました。
とはいえ昭和のプロレスは熱かった。その熱量が
この本からは感じることが出来ました。今の
プロレスは優等生な感じですが、いつの世も
ちょっと悪いやつに憧れ熱狂するもんです。
前田がこの本を真っ向から否定しているらしいのでこの後はUWFのインタビュー本を読んで
確かめてみたいと思ってます。

0
2021年10月11日

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