あらすじ
単行本刊行時に賞賛と非難の十字砲火を浴びた「UWF本の発火点」。
「プロレスから格闘技へ」の過渡期を描く傑作ノンフィクション!
1984年、UWF誕生。新日本プロレスへの復讐のために誕生した団体は
元タイガーマスク・佐山聡の大胆な構想のもとプロレスから逸脱していく。
若者はUWFを真剣勝負のプロレスとみなして熱狂した。
しかし――。
プロレスから総合格闘技への過渡期に痛烈な一閃を浴びせ、
大反響を呼んだ迫真のノンフィクション、渾身の文庫化。
文庫特典「クリス・ドールマンとの一問一答」収録。
※この電子書籍は2017年1月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
僕にとってUWFという言葉には特別な意味があり、どうしてもメロウな気分になってしまう。
この本は賛否両論渦巻いた本だが、今回再読してみて大筋ではやはりこの本が真実に近いように思う。
僕は前田ファンなので、前田があまり良く書かれていないのは悲しいし、関連本、反論本もたくさん読んだけど、やはり本書は説得力がある。
でも、それでも、UWFは今もなお素晴らしいし、感謝しかない。
若林太郎さんの言葉のとおり。
UWFは真剣勝負に見えるのに、どこかハッピーエンド。美しい夢だからこそ、UWFは僕たちの心を捉えて離さなかったんです。