1985年のクラッシュ・ギャルズ

1985年のクラッシュ・ギャルズ

652円 (税込)

3pt

4.9

1985年8月28日、大阪城ホール。全日本女子プロレス興行。会場は10代の少女で埋め尽くされた。彼女たちの祈るような瞳がリングに注がれる。クラッシュ・ギャルズは私たちの苦しみを背負って闘っている、クラッシュ・ギャルズのようにもっと強く、もっと自由になりたい――。長与千種とライオネス飛鳥、そして二人に熱狂した少女たちの「あのとき」と「あれから」。25年間の真実の物語を描きます。『1976年のアントニオ猪木』に続き、プロレスをテーマに選んだ著者入魂の一作。

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1985年のクラッシュ・ギャルズ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年01月04日

    著者の柳澤健さんが自ら「最高傑作」とおっしゃるだけのことはある作品。ライオネス飛鳥と長与千種とで結成された女子プロレスのコンビ・クラッシュギャルズの評伝。これもまた人間世界のあらゆるドラマが織り込まれた女子プロレスの青春記。女子プロに関心がない人でも読めば必ず引き込まれると思う。

    ちょっと時間がな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月12日

    キンドルのセールで購入(200円弱)。

    クラッシュギャルズの時代と絡めた時代考察かと思いきや、クラッシュギャルズそのものについての考察だった。

    世代的にはドンピシャだが、女子プロは見ていて涙が出てきてしまうので、あまり見ていなかった。ここに書けなかったことも多いだろうが、それでも十分に面白く、ま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年12月07日

    見てたんだよねー。小学生の時、母と一緒に。女子プロレス。
    華奢な千草とボーイッシュな飛鳥と、そして極悪同盟の皆様。。

    本著では、当時見えなかった舞台裏をもう一人の少女の物語も絡めながら進行していく。その絡め方が秀逸で、アラフォーの読み手は昭和のあの頃を思い遠い目。時代は変わった。

    時を同じくして...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年03月30日

    クラッシュ・ギャルズという名前は知っていてもどんな二人なのかは知らない。彼女たちの全盛期に生まれ落ちた僕が楽しめるのかという疑問はすぐに払拭された。
    長与千種とライオネス飛鳥の幼少期から女子プロに入っていくまで、そこからの葛藤と戦い。時代を作った二人と他の女子プロレスラーとの関係や全女という組織、そ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年02月07日

    最後まで著者を勘違いしてました。やられた。
    クラッシュギャルズは世代的には少々当たってるのだけど、全くはまれなかったので、ハマってた人達の心境が面白い。
    そして女子プロの過酷さはもはや感動モノ。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2017年01月26日

     冒頭を読み始めたら最後まで読むのを途中でやめられないほど面白く、読むのが遅いオレには滅多に無い読書体験だった。クラッシュ・ギャルズに全く思いいれもないしそれほど興味もなかったのだけど、それでも大変おもしろくてぐいぐい引き込まれた。普遍的なものがたくさん描かれているからだろう。間違いなく名著である。...続きを読む

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