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1985年8月28日、大阪城ホール。全日本女子プロレス興行。会場は10代の少女で埋め尽くされた。彼女たちの祈るような瞳がリングに注がれる。クラッシュ・ギャルズは私たちの苦しみを背負って闘っている、クラッシュ・ギャルズのようにもっと強く、もっと自由になりたい――。長与千種とライオネス飛鳥、そして二人に熱狂した少女たちの「あのとき」と「あれから」。25年間の真実の物語を描きます。『1976年のアントニオ猪木』に続き、プロレスをテーマに選んだ著者入魂の一作。
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Posted by ブクログ
著者の柳澤健さんが自ら「最高傑作」とおっしゃるだけのことはある作品。ライオネス飛鳥と長与千種とで結成された女子プロレスのコンビ・クラッシュギャルズの評伝。これもまた人間世界のあらゆるドラマが織り込まれた女子プロレスの青春記。女子プロに関心がない人でも読めば必ず引き込まれると思う。 ちょっと時間がな...続きを読むいので、またヒマな時に詳細を必ずや書き足します。
キンドルのセールで購入(200円弱)。 クラッシュギャルズの時代と絡めた時代考察かと思いきや、クラッシュギャルズそのものについての考察だった。 世代的にはドンピシャだが、女子プロは見ていて涙が出てきてしまうので、あまり見ていなかった。ここに書けなかったことも多いだろうが、それでも十分に面白く、ま...続きを読むだまだ読み足りないという印象を受けた。
見てたんだよねー。小学生の時、母と一緒に。女子プロレス。 華奢な千草とボーイッシュな飛鳥と、そして極悪同盟の皆様。。 本著では、当時見えなかった舞台裏をもう一人の少女の物語も絡めながら進行していく。その絡め方が秀逸で、アラフォーの読み手は昭和のあの頃を思い遠い目。時代は変わった。 時を同じくして...続きを読む見たYouTubeダンプ松本のルポも同時視聴オススメ。
クラッシュ・ギャルズという名前は知っていてもどんな二人なのかは知らない。彼女たちの全盛期に生まれ落ちた僕が楽しめるのかという疑問はすぐに払拭された。 長与千種とライオネス飛鳥の幼少期から女子プロに入っていくまで、そこからの葛藤と戦い。時代を作った二人と他の女子プロレスラーとの関係や全女という組織、そ...続きを読むして時代が変わっていく中でもがきながら輝いたこの二人を時系列で追いかけながら、彼女たちのファンであったひとりの少女(のちに編集者になる)をもうひとつの視点として入れていることでクラッシュ・ギャルズという存在をさらに浮かび上がられている。 読んでいて栄枯盛衰というしかないのか。彼女たち、いわゆるレジェンドが復活しその輝きに勝てる後輩がいない、新人がいないという時にその歴史はどうやっても終わっていくという宿命からは逃れらない。 これは春日太一著『あかんやつら』とも共通している。東映京都撮影所の始まりから今に至るまでを書いている作品もどうように栄枯盛衰を描いていた。時代という大きな流れの中で以前のように立ち行かなくなっていく、そして新人を育てる事ができない、あるいは時代の変化によって新人そのものがいない。 大きな物語の終焉はどこか似ている、それはこの日本の戦後体制の終焉と共にいびつな変化をつげる時代の中で既存のシステムが崩壊している事と直結しているのだろう。 読み物として知らなくても楽しめる。そして時代というか光り輝くものの終焉とは一気にではなく絡み合った要素によって次第に輝きを奪っていくものなのだろう。
最後まで著者を勘違いしてました。やられた。 クラッシュギャルズは世代的には少々当たってるのだけど、全くはまれなかったので、ハマってた人達の心境が面白い。 そして女子プロの過酷さはもはや感動モノ。
冒頭を読み始めたら最後まで読むのを途中でやめられないほど面白く、読むのが遅いオレには滅多に無い読書体験だった。クラッシュ・ギャルズに全く思いいれもないしそれほど興味もなかったのだけど、それでも大変おもしろくてぐいぐい引き込まれた。普遍的なものがたくさん描かれているからだろう。間違いなく名著である。...続きを読む中でも中高生の女子がかっこいい同姓に惹かれる理由が語られているのが面白かった。全日本女子プロレスの経営のいい面と悪い面も面白い。 長与千種の方が圧倒的に人気があったことも初めて知った。彼女の天才性が周りをざわつかせている感じや、ファンが彼女の計算高さを知っていても熱狂するのも面白かった。改めてあの時代にきちんと見ておけばもっと面白かったのだろうともったいない気持ちになった。
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1985年のクラッシュ・ギャルズ
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柳澤健
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完本 1976年のアントニオ猪木
1993年の女子プロレス
1974年のサマークリスマス 林美雄とパックインミュージックの時代
1984年のUWF
1964年のジャイアント馬場
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