1974年のサマークリスマス 林美雄とパックインミュージックの時代

1974年のサマークリスマス 林美雄とパックインミュージックの時代

1,584円 (税込)

7pt

4.3

ユーミン、八月の濡れた砂、タモリ、野田秀樹――。あの音楽も、映画も、才能も、この人が見つけた! 伝説の深夜ラジオパーソナリティ・林美雄と70年代の実相に迫る、青春ノンフィクション。「本当にいいものは隠れている。だから自分で探さないといけない。自分でいいと思ったものを信じて、それを追いかけるんだ。」

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1974年のサマークリスマス 林美雄とパックインミュージックの時代 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2016年09月04日

    [深夜に青春の楽園を]1970年代前半に,深夜3時からという時間にもかかわらず若者から好評を博した深夜ラジオの『パックインミュージック』。そのパーソナリティーを務めた林美雄を軸としながら,当時の世相を丹念に切り取ったノンフィクションです。著者は,デビュー作となった『1976年のアントニオ猪木』も高い...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年12月16日

    僕が聴いていたのは1980年のパックインミュージックでの林美雄であって、それは彼の全盛期ではなかったということがよ〜くわかった。
    1970年に始まり1974年に終わったパックインミュージック金曜第二部と、その後の1975年に林を中心に開催された「唄う銀幕スター夢の狂宴」までの林美雄の活躍?とその魅力...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年07月09日

    柳澤健「19××年の〜」シリーズだけど今回の舞台はリングじゃなくて深夜放送のラジオのブース。TBSパックインミュージックの金曜日のパーソナリティ林美雄を触媒とした70年代の若者たちの物語です。あさま山荘以降なんとなくクリスタル以前の「オレはここにいるよ」の連帯がここにはあります。中学生には深夜過ぎた...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年06月30日

    かつて亀渕昭信さんが放ったひと言
    ラジオとは?に対する答え「愛とカルトだ」。

    テレビ時代のラジオはまさしく愛とカルトが渦巻くコアでディープでニッチな世界だった。70年代に青春時代を過ごした「シラケ世代」の鬱々としたルサンチマンが匂い立つようなリスナー達のエピソードの数々と、そこに現れた埋もれて誰も...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年07月28日

    林さん、懐かしい。こんな裏話があったとは、とても興味深く読めた。
    70-80年代は熱い時代だったんだと改めて思った。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年03月07日

    リアルタイムで林パックを聴いた世代だが、サブカルの世界にはまるまでのめりこめなかった。ハコやシェイクスピアシアターなどに行った程度。
    60年代の学園紛争世代は、大人は悪とし、高倉健などに自らを投影できた。70年代、そう簡単に割り切れない世代で、投影の対象が見えなかった。
    日本映画界も、東映任侠映画も...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2017年01月28日

    当時の若者カルチャーの熱量を手に取るように熱く感じた。林美雄さんは知らなかったけど、彼の生き様に勇気を貰った気がする。ありがとう

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2016年10月30日

    林美雄、前に訃報を聞いた気がしたけどはやり58歳で胃がんで亡くなっていたとは。
    70年代に深夜放送のパックインミュージックの2部でまだ光が当たってない映画や歌を積極的に紹介し一部の若者から番組をやめないで運動がおこるほど支持されていたんだね。
    私がおぼろげに覚えているのは、あのつぶらな瞳と美声。
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