堀尾省太のレビュー一覧
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購入済み
笑えるけど怖い
刻刻も面白かったように、不気味さは凄いのに、笑える明るい所もある面白い漫画。
とにかくフクノカミが気持ち悪い!
ストーリーの展開が全く読めくて、普通の日常から怖さを作り出すのが本当に面白いです。 -
Posted by ブクログ
鄙びた離島の日常が異分子によって侵略されていく。
ホラーなのか伝奇なのかオカルトなのか、なんともジャンル分けが難しいボーダレスな面白さ。特筆すべきはやはりフクノカミの得体の知れぬ不気味さ。見た目は七福神にいそうなでっかい赤ん坊なのだが、常に細目で笑顔なのが抜群の気味悪さ。
三巻の例のシーンはトラウマ級の衝撃間違いなし、久しぶりに漫画で鳥肌が立った。それ位生理的嫌悪を催す。
そしておばあちゃんの変貌も恐るべし。最初は孫想いのどこにでもいる祖母だったのが、だんだんとフクノカミに感化され、島の経済を回す欲の権化となっていく。
フクノカミのご利益にあやかろうと群がる住民の確執と軋轢、悲喜こもごもが薄 -
購入済み
フクノカミ増えた(笑)
展開が進むごとに殺伐としていきます。
まだ謎の多いフクノカミの事が少し見えたなぁと思ったら新しいフクノカミ(笑)しかも能力が違ったり、敵対したり。
これは本当に面白い。続きが気になる。 -
購入済み
ゾクゾクする
某掲示板でフクノカミ dive to oceanのシーンを見て気になってついつい購入してしまったが、
見れば見るほどフクノカミが何なのか分からなくなってもっと見たくなる… -
ネタバレ
欲望とは何かを考えさせられる
漫画の題材というものは色々なものがあるのですが、人間の欲望というものはとにかくネタにされやすいと思います。今作品も願いを叶える表紙にある胡散臭そうな福の神に願いを叶えてもらった少女と、それをめぐる島の変化というストーリー展開になってきているのですが、この人間の欲望関係の描写がかなりいい感じで人間臭いリアルなものとなっており、福の神像もまたミステリー的な謎があるので面白く読んでいます。
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独特の世界観、不気味な面白さ
冒頭は一人の武士がたくさんの死体の中、何かを探しているところから始まります。一瞬時代劇作品なのかと思いましたが、唐突に現代に切り替わり、とにかく最初から謎だらけです。そしてフクノカミと呼ばれる謎の置き物が出現し、そこから物語が動き始めます。段々と歯車が狂い始め、徐々に徐々に不気味さが増していきます。フクノカミとは一体何者なのか。フクノカミのせいで狂い始めた登場人物たちは、どうなっていくのか。独特の世界観に、知らないうちに引き込まれること間違いなしです。
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金欲に溺れる人間の様
少女が福の神と出会うところから始まる本作品。そしてその福の神を巡って人間達が策を巡らせ、争う。なんというか怖い。ホラー漫画ではないのですが、人間の怖さがとても良く表現されています。金欲はここまで人格を変貌されるのか と驚愕しました。これからの展開がとても気になります。さらに泥沼展開に陥る予感。面白い。
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不気味さとコミカルさのある作品
広島県にある離島が舞台となっている作品、過疎地域で過去10年間宿泊客がおらず、観光地としても機能していない地域です。相手のオーラを読み取る力を持っている瑠花が呪いの人形のようなものを拾うところから物語が始まります。謎のキャラクターフクノカミの不気味さ、お金とは何かを考えさせられるじっくり読み進めるタイプの漫画です。コミカルなギャグ要素も含まれていて楽しめます。
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散りばめられた違和感を楽しむ
かなりおすすめのホラーです。私はホラーものはあまり得意ではないのですが、ミステリーのように随所に散りばめられた違和感が複線となって後々のストーリーに生きてくるので、引き込まれてしまい手が止まらなくなります。キャラも凄く良く不幸になってほしくないと感情移入してしまうのですが、全体的にゾワゾワする作風なのでどうなってしまうか読めず、続きが気になってしまいます。