神奈木智のレビュー一覧

  • 優雅な彼と野蛮な僕 【イラスト付き】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     出張ホストを天職と自負するトヲルの今日の客に会うために、出向いたホテルにいたのは、何と男だった。
    「男とは寝ない」と自負するトヲルは、すぐに社長に電話をしてありったけの文句を口にするが、その客が自分に支払うという200万という大金に目がくらみ、結局はOKしてしまう。
     引き返した先にいたのは、神原と名乗る美形の客。
     別に「寝なくて構わない」と言われたのにも関わらず、自分でも意外なほど簡単に身体を開いてしまう。
     ところが、その後、トヲルは「仕事」がまったくできなくなってしまう。
     どう考えても、原因は神原としか思えず、トヲルは二度と会わないと思っていた神原のところに再び出向くことになる。

    0
    2012年05月05日
  • 嘘つきな満月

    Posted by ブクログ

    前作を読んでいないので、義兄って言う設定が前半イマイチ理解できずにいたんですが好みのお話でした。潤の態度で気持ちは理解出来たし、抄の気持ちも周囲にモロバレ的な展開で、本人だけが気づかない天然ぶりが可愛かったです。潤の行動が飄々としている分切なさには一押したりなかったですが、途中当て馬なんかも出てきて面白い展開でした。一つ不満を挙げれば、潤が自分から気持ちを言葉にしなかったことかな?なんか誘導的に抄に言わせた所がちょっと物足りなかったかな?

    0
    2012年04月24日
  • マエストロの育て方

    Posted by ブクログ

    再会もの。
    というか、再会済みから本文スタート。
    あらすじに惹かれて購入したんだけど、読み始めてうっかり攻めの犬属性かもしれない臭いに遭遇。
    すぐに犬らしさは消えたけど、この攻めキャラ自体何だか影が薄いというか…印象的ではないと感じた。
    私の好みではなかっただけかもしれないが。
    受けキャラも才能のあるタイプなんだろうが、普通かな。
    charaにはよくある二部構成。

    ……よく考えたら、神奈木智さんの本は極一部以外苦手なんだった。

    0
    2012年04月11日
  • マエストロの育て方

    Posted by ブクログ

    ぶっちゃけ恋愛面ではあまり好みではなかったです。なので前半はあまり乗り切れずにいて、そのまま書き下ろしに突入したんだけれど、書き下ろしはすっごく気に入りました。主に仕事面なんですね。ミラノ店の総合ディレクターに抜擢された祥が、周りになかなか認められないままも、自分が出した発案を認められずに集中業火を浴びるなかそれでも、凛として皆を説得した所はちょっと感動ではないですが、胸が熱くなっちゃいました♪ それに書き下ろしに出てくる栄衛の心理っていうのがすごく気になってとても楽しめました♪

    0
    2012年04月10日
  • やさしく殺して、僕の心を。

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     神崎菜央は、二歳で両親と死別し、その後は施設で生活をしてきた。
     そんな菜央は、住むところを確保するために、自分の顔だけを武器にして、好きでもない相手の家を転々としていた。
     ところが、その相手との別れ話がこじれ、菜央は殺されかけてしまう。
     そんなピンチを助けてくれたのは、エリート然とした男で、数ヶ月後、今度は本当に刺された菜央を再び助けてくれたのは、同じ男だった。
     意識が遠のく間際、思わずその男に対して、「助けろ」と口走った菜央は、目覚めた時には、潜りの病院のベッドの上にいた。
     実は菜央を助けた男は、大手暴力団の幹部・室生龍壱で、すっかり病気のよくなった菜央は、二ヶ月だけ、の約束で、

    0
    2012年04月10日
  • ハニークラッシュ

    Posted by ブクログ

    前作読んでないんです。続編とは知らず購入!でも、二人の馴れ初めは分からないもののカップルのお話だと思えば全然読めました。多少のアクションもあって面白かったです。頭脳明晰なユンがチラホラと顔を出しながらも、花の前ではワンコ全開なところがいいですね~♪

    0
    2012年03月10日
  • マル暴の恋人

    Posted by ブクログ

    高校の同級生ででお隣同士。今では熱血刑事の元ヤンと、何かと世話が焼けるポルノ作家という組み合わせ。
    キャラはとっても魅力的です。怖いもの知らずの体当たり捜査が男っぽい高千穂と、ツンデレ入ってる素直じゃない束紗。読んでる方は全員束紗に惚れられてるのがわかり過ぎているのに、超鈍感な高千穂が残念で、この二人がどうやってくっつくのか心配してしまいました。
    高千穂の鈍さにしびれを切らす脇キャラがどちらも魅力的です。中でも893の上条は男前。キレるととっても怖いのもステキ。
    そして編集の成瀬もクールでかっこよかった。

    イラストも水名瀬センセで素晴らしく美麗で、高千穂と束紗のくっつき方もとても自然で、二人

    0
    2011年12月28日
  • やさしく殺して、僕の心を。

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    暴力団幹部・室生龍壱×ジゴロ・神崎菜央

    別れ話から窮地にたった菜央と彼を助けた龍壱は、そのまま同居を始め・・・。
    孤独な生い立ちの二人が、それぞれ相手を求めることを自分自身に許すまで。
    体は沢山の人を知っていても、心は初めての相手。まぁ好きな傾向のお話です。
    続きがあるの前提のお話で、他のCPにも充分興味を惹かれる書き方、上手いなぁ。

    0
    2011年12月11日
  • 恋人がなぜか多すぎる

    Posted by ブクログ

    ありえない話の所為かうまく入り込めないまま終わってしまった。
    展開というか、中身が誰だったのか最初に分かってしまった。
    個人的に主人公が愛されてる話が好きなので、この話は不服な部分が多かった。作品タイトル見てみんなから愛されてると思ってたから肩透かしだったかな。最後の結末は急ぎ足で詰めた感が否めない。

    0
    2011年11月29日
  • 御所泉家の優雅なたしなみ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     分厚かった…分厚かった……。
     買ってびっくりな分厚さで、読むのにもなかなか苦労しましたが。
    「長すぎる!」といううんざり感はまったくなく、読み応えのある本でした。

     主人公は、両親を亡くし、天涯孤独の身の上となった晶。
     そんな晶は、ファミレスのアルバイトから一転、由緒正しき名門の御所泉家の遺産相続人に指名されてしまった。
     おまけにその次期当主になるには条件があって。
    「3ヵ月後に控えた一族に対するお披露目の式までに、完璧な紳士になること」

     負けず嫌いな気持ちから、その試練を受けてたった晶だったが、そんな晶についたのは容姿・才能いずれも劣らぬ名家の嫡男である三人の教育係。
     同時に

    0
    2011年11月14日
  • うちの巫女、知りませんか?

    Posted by ブクログ

    巫女シリーズ2冊目
    事件メインで、イチャイチャ度が低めです

    しかしやっぱり受けは可愛いなぁ…
    ツンデレ禰宜たまらんです

    0
    2011年11月07日
  • 楽園は甘くささやく

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ショコラノベルズからの文庫化、書き下ろし有りです

    母親と閉ざされた世界で暮らしていた主人公
    そこから外の世界へと連れ出した親戚のおにいさん

    暮らすことになったのは、4人兄妹の住む賑やかなお家

    そんな中での好意が、恋愛の”好き”に変わっていく…

    登場人物がみんなやさしい、あたたかな物語です

    0
    2011年10月30日
  • 甘い夜に呼ばれて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     もしかしたら、続きもあるのかもしれない……と、思わないこともない話。

     でも、この話多分、読んだことがあるー……と、思いながら読んでました。実は。
     まぁ、ときどき雑誌を気まぐれに買う人なんで、それで読んだことがあったのだろう……と、容易に予測がつくから、別にさほど驚くことでもないのですが。

     内容としては、美人の秋耶が子供の頃のトラウマを抱えながらどうしていくか、というような話なんですけど……。
     んー……青葉の強さは羨ましいし、秋耶には必要なものなんだろうなっていうのもりかいできるんだけど……。
     正直、青葉が完璧すぎるので、もうちょっと人間らしい面も見せたらもっとよかったのかなぁー

    0
    2011年10月13日
  • 若きチェリストの憂鬱

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     奏都が好きなものを好きと言えないのはしんどいよねぇ……とか、思ってしまった。
     僕はやっぱり、好きなものを好きと言いたいんだもん。

     それでも、奏都が背負ったものはやっぱり、重かったんだろうなぁ……

     と、思ったよ。
     遥は絵のイメージからもっと小柄な人だと思ってたけど、実はそうでもないんだよね。
     大きくなったら、奏都の方が成長しなくもないんだと思うんだけど。

    0
    2018年01月30日
  • うちの巫女にはきっと勝てない

    Posted by ブクログ

    今度こそは脇CP出来上がり!!かと思ったのですが、そうは行かなかったですね。でも二人の原点ではないですけど、昔の出来事などがチラっと垣間見れてこれから二人の距離が近づいていくといいなぁっておもいますけど、その前に信頼しあえる上司と部下に戻って欲しいですね。メインカップルは揺ぎ無い!といった感じでした♪

    0
    2011年07月23日
  • うちの巫女が言うことには

    Posted by ブクログ

    禰宜である咲坂葵は連続殺人事件の被害者が皆、自分の神社で扱っているおみくじを持っていた事で警察の捜査対象となる。
    担当捜査官麻績は帰国子女で頭脳明晰の上、容姿に優れている。
    そんな彼に対して冷たい葵に次第に惹かれていく。。。
    事件そのものは深く書いてありませんし、葵と麻績との絡み合いも物足りなかったような。。。次回に期待します。
    きっと、このお話が前章なのでしょう~
    しかし、最後まで麻績=おみが読みにくくて読み方を探して疲れました~

    0
    2011年06月29日
  • うちの巫女が言うことには

    Posted by ブクログ

    ツンデレ眼鏡受~♪巫女モノはあまり惹かれないんだけど、この作品はそういった意味の巫女ではありませんでした(笑)事件がきっかけで出会う刑事と禰宜がその事件を通して惹かれていく。攻、受それぞれに重い過去を抱えているという背景や、味のある個性的な脇キャラたちも面白かった。特に双子のインパクト大!だからこのタイトルなのか!?恋愛部分が少々あっさりな印象ですがこれは冬真の性格だからかなwでも死ぬ気モードの告白は良かった(笑)あ!そうそう!私も蓜島と矢吹が気になります~!

    0
    2011年06月22日
  • 災厄は僕を好きすぎる1 【SS付き電子限定版】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    原作作家さんは普段あまり読まない方だけど、作画が二宮悦巳だったので買った。内容はファンタジーっぽいけど、先生の絵のお陰でかなり可愛らしい印象。続きに期待。

    0
    2011年04月09日
  • 凛-RIN-!(2)

    Posted by ブクログ

    原作神奈木智

    攻め:柴田草
    受け:小早川桂


    3年生が引退し、主将桜沢香一、桂は副主将になった。
    上がり症は治ったものの、相変わらず自信はない。1年の松苗は自分を敵対視しているようだし。
    そして迎えた1、2年の夏の合宿。


    香一が侮れない。
    そんなにおっとりしてるから草が心配して性急に桂を求めるんだよ。でも、まだまだ桂はそういう意味では子供?
    早く成長して自信を付けて、草の恋人として大人になってねw

    0
    2011年03月26日
  • 銀糸は仇花を抱く

    Posted by ブクログ

    仇花シリーズ第四弾

    翠雨楼の男花魁・佳雨は骨董商・百目鬼久哉と恋人同士。年季が明けたら、と違いあった仲である。
    男花魁として矜持のある佳雨は身請けされる事を好まず、久哉もそれを承諾している。
    そんな久哉のお見合いの話を聞いて激しく動揺してしまう佳雨。


    毎回、百目鬼堂の蔵から紛失した骨董を巡る事件がありそれに否応なく巻き込まれる佳雨だが、今回はきな臭い事件にはならずに、佳雨も危ない目には合わなかった。
    その代わり、花魁としての立場で久哉を愛すると誓ったにも関わらず、見合いという自分ではどうしようも出来ない事実に狼狽える佳雨。
    しかし、もろもろを経てまた久哉への思いに自分の中で納得を見付けた

    0
    2011年03月19日