神奈木智のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ待ちに待った2巻!!
物語自体面白いんだけど、2人の1巻よりもちょっと縮まった距離とか「あれっ」って自分でも思っちゃってるような場面とかいいなーって。なんか可愛らしくてきゅんってする。作画が二宮さんだから余計かもしんないです。
一条がいくみの髪をくしゃってして「やっぱいいな」ってぼそっと言うところとか、うわああああああああああああああああってなりました個人的に。
まだ2個しか災厄終わってないんやなーって思ったら先は長いのと絶対何かありそうなのとでちょっと心臓あたりが痛くなった…前は第四で躓いたとかさ…あのひとこわいよー。これからも楽しみー。また新刊1年後かなって思うとちょっと鬱w
あと個人 -
Posted by ブクログ
まだまだ続く…って感じの終わり方でした。最後の意味深な【彼】の正体…私的予想ではアノ人かな、と(笑)なんか登場した時から怪しいというか、ただの脇役ではもったいないと思ってたし。今回は黄家を倒せたけど、これから先もずっと「四賢老」 に狙われ続ける運命なのかと思うと不安;そして浮き彫りになった二人の価値観の違い。きっと完璧に交わる日は来ないのかもしれないけど、どこかには一瞬…という炎龍の言葉を信じて、これからも二人を見守っていきたいです。炎龍の無自覚嫉妬には萌えでしたw新キャラも増え、敵か味方かわからなくて、読んでて結構惑わされました(苦笑)
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Posted by ブクログ
攻め・マル暴刑事:高千穂めぐむ
受け・エロ作家:宮原束紗
恐持てでマル暴の刑事・高千穂は高校からの同級生で今はエロ作家の束紗とたまたま隣同士に住んでいる。腐れ縁で自分勝手だがどこか憎めない束紗の世話を焼いている。
仕事柄どうしても危ない事が多いのに、束紗はそんな事にはお構い無く張り込んでいる現場にすら電話をしてくる。
そして奇妙なバランスで相対している暴力団の上條が束紗を欲しいと言い出し…?!
いわゆる刑事ものなので、高千穂の事件に対する緊張感が現れていました。
男同士の恋愛など思いつきもしない高千穂の鈍感さは束紗には気の毒でしたが、束紗側の描写でなくほとんどが高千穂側からの描写だったの -
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原作神奈木智
攻め:柴田草
受け:小早川桂
高校2年弓道部の桂は極度な上がり症。それを安心させてくれるのは兄と同級生で高校3年幼なじみの弓道部副部長である草の抱擁だけ。小さな頃からギュッと抱き締められて治めてもらっていた。
しかし男同士、それでなくてもモテている草に対し、迷惑をかけたくないと考える桂。
穂波先生は神奈木先生の挿し絵で知っていたけどコミックは初読み。
先生のふわふわした柔らかい絵が弓道部の胴着と弓、二人の微妙な関係と相まってドキドキしました。
桂の自分の気持ちの分からなさ、戸惑い、草の年上だからこその素っ気なさ等が余すところなく穂波先生の絵柄が引き出していたのでは、と思い -
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仇花シリーズ第二弾。
前作で思いを寄せ合った骨董商・久弥と男花魁・佳雨の約1か月後くらいからの話。
佳雨付きの新造・梓の突出しの相手に久弥という話が出てきて、本当の恋に溺れて艶やかになっている佳雨の揺れる心と、花魁の間夫となり嫉妬の狭間に揺れる久弥。
『百目鬼堂』から紛失した骨董5つのうち、花瓶の行方と河岸遊女の連続する自殺という事件が絡んだ作品。
佳雨の水揚げをした鍋島義重の態度が今回も凄い。
抑えようとしても恋に浮かれてしまう佳雨をやんわりと“花魁”としての矜持へと戻させている。
「嘘でも妬いてみせなければいけなかった」とそれを察する佳雨もすごい。
そんな風に花魁と客を書き出す神奈木先