神奈木智のレビュー一覧

  • 桜雨は仇花の如く

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    仇花シリーズ第三弾

    男花魁・佳雨の新造・梓の突き出しも終わり佳雨と別の部屋に移った為に身の回りの世話をする者が居なくなった。
    新たに秋田から買われてきた少年・希里を禿として面倒をみることになる。しかし彼は反抗的で。

    そして百目鬼堂から行方知れずになっている骨董五品のうちの文箱の手がかりが出てくる。
    佳雨に身請け話も出てきて、佳雨と久弥の恋は一筋縄では行かない。


    佳雨が花魁として誰の手も借りずに生きるということを胸にしていること、久弥がそんな矜持のある佳雨をまるごと愛すことを決めているからか、そこまで湿っぽくはないですが、今回は久弥の命が危ないと知ったゆえに、自分の奥深い気持ちを自覚した

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    2011年03月02日
  • 群青に仇花の咲く

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    色街でも有名な「翠雨楼」の売れっ子花魁・佳雨はお客の骨董商・百目鬼久弥の事を密かに思っている。しかし久弥は佳雨を一度も抱かず話だけをして帰ってしまう。
    そんな中、その色街で花魁の心中事件が起こり。


    心中事件と紛失している骨董とが横軸にありある意味ミステリー。
    そして久弥の心が掴めず切ない思いで悶々とする佳雨。

    店一の花魁である矜持のある佳雨とお客である久弥。切なかった。
    遊郭物って結局女みたいに身請けして終わりじゃない。そこを切なく書いてあります。しかも久弥は花魁としての佳雨も好きと贅沢な事を言う訳で。
    シリーズで続くのですがこの調子で切ないのだろうなぁ。


    Hシーンは少ないです。ま、

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    2011年02月02日
  • ありえないキス

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    自分が勝手に思ってた感じと印象が違ったかなと。最初の頃、雅が智哉を“篠原くん”って呼ぶことにすごい違和感がありましたね(苦笑)雅の印象も、読み進めるたび違って、ちょっと混乱しました;なんか全体的にしっくりこなかったです。決して悪くはなかったですが。

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    2011年01月28日
  • ありえないキス

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    小説ラキアより加筆修正に書下ろしがいっぱいでした。可愛い内容のお話でしたね。攻の雅が最初の攻撃的で傲慢な態度から自分の気持ちを認めてからは素直というかバカップル丸出しの浮つきようが大人なのに可愛かったです。

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    2011年01月17日
  • 世界でいちばん愛しい翼

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    主人公の言い回し(?)が好きじゃなかったです。こういう心情な系はあまり好きじゃないな…まどろっこしい。

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    2010年10月24日
  • うちの巫女が言うことには

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    双子の印象が強く残りました(笑)巫女女装双子(爆)この双子、色々とオイシイ役だなぁとww二人が読んでる漫画の内容もかなり気になります(笑)肝心のメイン二人に関しては、事件を通じて知り合い親密度を増していく過程、今回の事件のことや二人の過去の事件のことなどが上手いことお話に絡んでいたなと。事件のことがメインっぽくなっていたので、二人のラブ部分が後半ちょこっとで展開も早かったから、もう少し詳しく読みたかったかも。

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    2010年10月04日
  • マル暴の恋人

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    エロ小説の作家で強い受の束紗。そして一見強いマル暴の攻の高千穂。
    そしてマル暴の高千穂を認めながらも恨む部分もある冷徹の若頭。この若頭は結果的にはキューピットというとっても似合わないことをしてくれています。
    そして受の小説の担当の成瀬もいい男ですね。
    登場人物がみんな魅力的な男たちです。

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    2010年10月02日
  • マル暴の恋人

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    お話は面白かったし、読ませてもらったって感じはするけど、萌えがなかったし、結構起伏は少なかったので、普通な感じでした。

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    2010年09月27日
  • 若きチェリストの憂鬱

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    展開が嫌で途中放棄したけど、最後迄読むと、なかなか。
    音楽の専門用語が出てくるも、知らなくても楽しめました。

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    2012年12月29日
  • その指だけは眠らない その指だけが知っている(5)

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    先ばかり見すぎて足元がぐらついてたとは真理ですね~。できれば大人バージョンな二人が読みたかったけど、学生のまま完結なのですね。

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    2010年08月01日
  • そして指輪は告白する その指だけが知っている(4)

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    新キャラで浅香の弟登場。かなりのブラコンですが悪いヤツではないようで。相変わらずの渉のあいまいさが浅香の執着を呼んでると思うのでイラっときながら読んでました。そして裕壱の元カノの存在。なにかしっくりこない設定でこれももやもや。でもラストで思いも寄らぬ展開になり、続きが非常に気になる!

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    2010年08月01日
  • くすり指は沈黙する その指だけが知っている(3)

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    浅香が相変わらずかき回してますが、渉に対する感情が真摯なものだったのが意外だった。策士で手に負えないのが兄・祥平ですかね(笑)

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    2010年07月30日
  • うちの巫女、知りませんか?

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    うち巫女2
    次が出るとは思わなかった。
    二人はすっかり出来上がって、彼等の恋愛に関する波乱は無いですね。恋愛の心理面の揺れっっぽい描写が無く、BLとしてその面では物足りなかった。
    今回の方が事件性が強く、ある意味主役は双子ちゃんですね。

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    2010年07月22日
  • 先生の大事なひと

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    攻・涼平にイライラムカムカ!!潔くないし意気地が無い!!(怒)理樹が、あんなに健気に一途に想っているのに、曖昧な態度や身勝手な言動とか…;幼なじみ・貢によって、やっと自分の気持ちに気付くなんて遅い!!!まあでも、ちゃんと理樹と恋人になってからの甘々っぷりを読めたのは良かったですが。理樹にメロメロな先生ww理樹の兄・春陽と貢のお話もありましたが、そんなに琴線に触れなかった。理樹のことで、色々画策してた春陽に良い印象ないし、貢の恋愛観もあんまり…という感じだったので。

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    2010年06月18日
  • 執事は沈黙に恋をする

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    百合沢家の当主・顕正の前に現れた、新しい執事・淳人。
    顕正は、謎めいた彼に少しずつ心惹かれていく。

    主人と執事という関係と、ブルジョアジーな一族にまつわる家族の秘密が絡み合い、耽美な世界を作り上げています。
    エロティックな場面は少ないので、BとLの付くジャンルというより、耽美なミステリーという感じでした。

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    2010年06月06日
  • 不法占拠

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    ここまで攻めにも受けにも共感できない作品も珍しい。終始、苛立ちと腹立ちに苛まれてるくせに何故か一気読みしてしまった。神奈木さんの手中にハマってしまったのでしょうね。攻めも受けも徹底したダメ男なんでいっそ清清しささえ感じました。ヘンに救いを持たせてないところもいいんじゃないでしょうか。攻め視点での書き下ろしにすら救いがないですし。良い意味でも悪い意味でも(?)アッパレでございます(笑)

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    2010年05月26日
  • うちの巫女が言うことには

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    キャリア刑事・麻績冬真×禰宜・咲坂葵
    連続殺人事件と関係する葵の過去の事件~。
    冬真の妹も過去に傷害事件の被害者になっていて、共有できる何かは持っている二人…というお話のはずだけど、どうもそこに向かって進まなかったって感じ。私の読み間違えか?
    双子の弟達もいいキャラだけど、この内容には軽すぎる様な?。
    お話を重くしたくなかったのかもだけど…。
    いろいろ思うところはあったけれど、普通に面白かった。

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    2010年05月11日
  • 若きチェリストの憂鬱

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    この頃はたぶん「のだめカンタービレ」にはまってて…
    あー。たまにはこういうのもいいかなー。と思って買った一冊。
    あたしはまったくもって音楽とは無縁の人生なので(苦笑)
    専門用語とかがどうしてもわからなくて「?」な感じでした。
    これ、音楽に携わった事のある友人とかだったらわかるのかな??
    つまりは作者さんがちゃんと勉強されてるんだなーと。
    感心した本でもあります…
    こういうのは好きじゃないと書けんね(遠い目)

    奏都くんは好きですねー♪
    こうやんちゃっぷりというか…強気で引き下がらない感じが
    一生懸命で好みでした。黒髪っていうのがいいね。
    始めは、遙の存在もなんだろう?みたいな感じで
    展開の早さ

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    2010年06月13日
  • 優雅な彼と野蛮な僕 【イラスト付き】

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    [広告会社社長×出張ホストナンバーワン]
    年の差16歳の年上攻め

    日高ショーコさんイラストの綺麗な表紙に惹かれて購入。
    面白かったです。
    攻めの敬語にちょっと違和感を感じつつ、
    受けのツンデレなのに健気なところが凄くよかったです。
    しかし、両方ともノンケでそれぞれ男は初めてってのは・・・
    そこは深くは考えないで読みました。

    限りなく★4つに近いです。

    ☆あらすじ☆
    出張ホストを天職と自負するトヲルが、社長の指示で出向いた先にいたのは男の客。神原と名乗るその客に自分でも意外なほど素直に身体を開いたトヲルだが、それ以来「仕事」が出来なくなってしまう。やむなく休職し、神原のもとに犬の世話係とし

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    2010年03月14日
  • ブロードキャストを突っ走れ!

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    【あらすじ】 早川拓は民放局BNSの新人アナウンサー。持ち前の明るさで看板情報番組のレギュラーに抜擢されたものの、先輩アナウンサーの北岡観月には叱られてばかりの毎日。北岡の冷艶な美貌と堅物ぶりは局内でも有名だったが、きつく当たられるのにはそれ以上の何かが?ある日拓は番組の担当コーナーで若手狂言師・久納卯月をゲストに迎えることに。なぜか非協力的な卯月を相手になんとかその場をしのいだ拓を初めて褒めてくれた北岡だが、その態度は不自然なほどにぎこちない。意志疎通ができないことに焦れ、思わず北岡を抱きしめてしまった拓に彼は予想だにしない言葉を告げてきて…。時代の先端をゆくテレビ局と、由緒正しき古典芸能の

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    2009年10月04日