神奈木智のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
仇花シリーズ第三弾
男花魁・佳雨の新造・梓の突き出しも終わり佳雨と別の部屋に移った為に身の回りの世話をする者が居なくなった。
新たに秋田から買われてきた少年・希里を禿として面倒をみることになる。しかし彼は反抗的で。
そして百目鬼堂から行方知れずになっている骨董五品のうちの文箱の手がかりが出てくる。
佳雨に身請け話も出てきて、佳雨と久弥の恋は一筋縄では行かない。
佳雨が花魁として誰の手も借りずに生きるということを胸にしていること、久弥がそんな矜持のある佳雨をまるごと愛すことを決めているからか、そこまで湿っぽくはないですが、今回は久弥の命が危ないと知ったゆえに、自分の奥深い気持ちを自覚した -
Posted by ブクログ
色街でも有名な「翠雨楼」の売れっ子花魁・佳雨はお客の骨董商・百目鬼久弥の事を密かに思っている。しかし久弥は佳雨を一度も抱かず話だけをして帰ってしまう。
そんな中、その色街で花魁の心中事件が起こり。
心中事件と紛失している骨董とが横軸にありある意味ミステリー。
そして久弥の心が掴めず切ない思いで悶々とする佳雨。
店一の花魁である矜持のある佳雨とお客である久弥。切なかった。
遊郭物って結局女みたいに身請けして終わりじゃない。そこを切なく書いてあります。しかも久弥は花魁としての佳雨も好きと贅沢な事を言う訳で。
シリーズで続くのですがこの調子で切ないのだろうなぁ。
Hシーンは少ないです。ま、 -
-
-
-
Posted by ブクログ
この頃はたぶん「のだめカンタービレ」にはまってて…
あー。たまにはこういうのもいいかなー。と思って買った一冊。
あたしはまったくもって音楽とは無縁の人生なので(苦笑)
専門用語とかがどうしてもわからなくて「?」な感じでした。
これ、音楽に携わった事のある友人とかだったらわかるのかな??
つまりは作者さんがちゃんと勉強されてるんだなーと。
感心した本でもあります…
こういうのは好きじゃないと書けんね(遠い目)
奏都くんは好きですねー♪
こうやんちゃっぷりというか…強気で引き下がらない感じが
一生懸命で好みでした。黒髪っていうのがいいね。
始めは、遙の存在もなんだろう?みたいな感じで
展開の早さ -
Posted by ブクログ
[広告会社社長×出張ホストナンバーワン]
年の差16歳の年上攻め
日高ショーコさんイラストの綺麗な表紙に惹かれて購入。
面白かったです。
攻めの敬語にちょっと違和感を感じつつ、
受けのツンデレなのに健気なところが凄くよかったです。
しかし、両方ともノンケでそれぞれ男は初めてってのは・・・
そこは深くは考えないで読みました。
限りなく★4つに近いです。
☆あらすじ☆
出張ホストを天職と自負するトヲルが、社長の指示で出向いた先にいたのは男の客。神原と名乗るその客に自分でも意外なほど素直に身体を開いたトヲルだが、それ以来「仕事」が出来なくなってしまう。やむなく休職し、神原のもとに犬の世話係とし -
Posted by ブクログ
【あらすじ】 早川拓は民放局BNSの新人アナウンサー。持ち前の明るさで看板情報番組のレギュラーに抜擢されたものの、先輩アナウンサーの北岡観月には叱られてばかりの毎日。北岡の冷艶な美貌と堅物ぶりは局内でも有名だったが、きつく当たられるのにはそれ以上の何かが?ある日拓は番組の担当コーナーで若手狂言師・久納卯月をゲストに迎えることに。なぜか非協力的な卯月を相手になんとかその場をしのいだ拓を初めて褒めてくれた北岡だが、その態度は不自然なほどにぎこちない。意志疎通ができないことに焦れ、思わず北岡を抱きしめてしまった拓に彼は予想だにしない言葉を告げてきて…。時代の先端をゆくテレビ局と、由緒正しき古典芸能の