大石直紀のレビュー一覧
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まず、タイトルがすごい。
内容は一言でいえば痛快。水戸黄門とか大岡越前とか「悪者は懲らしめないと」的な部分にも通じるものがあります。
著者の大石直紀さんはテレビや映画のノベライズも手掛けられているようで、構成の仕方やストーリー展開のうまさも納得。そのままドラマ化できそうです。Posted by ブクログ -
実在した外交官の映画をノベライズした作品。
政府の命令に背いてまで発行したビザで救われた命は2,000以上。
今その子孫として生き残っているのが40,000人以上。
まさに命をつなぐという決断をした杉原千畝は素晴らしい。Posted by ブクログ -
世界を変えたいと思ったことはあるか?
という問いが何度も出て来る。
強い志のもと、自分の信念を持ち、貫く姿勢。
それは、とても困難なことである。
特に、杉原千畝が生きた時代は、困難であっただろう。
自分の立場が悪くなることも顧みず、自らが正しいと思う選択をする。
その姿勢がとてもかっこよかった。Posted by ブクログ -
映画版のノベライズだったんですね。
ドラマのファンだったので、もう小林薫さんの姿と声が重なりっぱなしでした。
とろろご飯もナポリタンもカレーライスも、やっぱり美味しそうで、夜読んではいけないです…
そして、こういうお店が身近に欲しくなります。Posted by ブクログ -
これが映画になるのかな?というほど、呆気なく読み終わってしまいました。でも、相棒ファンなら登場人物の癖などを思い浮かべながら、楽しめる作品だと思います。今から映画が楽しみです。Posted by ブクログ
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映画に先駆けて読む。
また結末が違ったりするのだろうか?
神戸くん再登場はうれしい。
この結末だと、ようやく甲斐父が対立相手になりそうな感じだけど…。
どうなんだろう?
あと、捜一トリオ!
三浦さんがいたのがよかった。
やはりトリオが懐かしい。Posted by ブクログ -
「俺は子どもの頃、刀の代わりに包丁を差せ、とからかわれた。それが悔しくて、必死に剣の稽古をした。それがようやく役に立つ」
本書でもっとも心に突き刺さったシーンから。包丁侍にならざるをえなかった安信の苦渋と覚悟が全て詰まっている言葉だと思う。Posted by ブクログ -
映画版とは若干違うストーリーになっていたので映画を見た人にも楽しめるようになってました。
ストーリーは相棒ならではだったけど、やっぱり映像の方が面白いかも。
可もなく不可もなくって感じでした。Posted by ブクログ -
銀行システムへの不正アクセス容疑者が殺される事件で、相棒シリーズでは脇役だった伊丹刑事と、サイバー犯罪対策課専門捜査が、いがみあいながら犯人を追っていくうちに、目に見えない圧力が・・・
映画の原作らしいが、いつもの主役はほとんど出て来ない。X DAY もピンと来なかったなぁ。
(2013/6/1...続きを読むPosted by ブクログ -
現場叩き上げの伊丹刑事と、民間企業出身でサイバー犯罪対策課の岩月が、半目しながら捜査する。
赤字国債を乱発する日本が、2015/5/1に国債、円、株のトリプル暴落に見舞われる想定で、財務省、金融庁、大手銀行などが故意にシステム障害を起こし、シミュレーションを行なっていた。
この暗号データをネットに流...続きを読むPosted by ブクログ -
映画のノベライズ版。映画を観た後、復習のつもりで買いました。
映画では皮肉なセリフの応酬が見どころ(笑)だったりするのですが、文字にしちゃうと「」(話し言葉)ばっかりですね。映像だと個人の推測にゆだねられてしまう登場人物の心情が書いえあるのはそれなりに興味深かったかな。
映画観ると、もっと長い話だっ...続きを読むPosted by ブクログ -
映画見る前に読もう…ということで読みました。
イタミンはイタミンなので、映像版を観るのが楽しみであります。
物語としては、なんというか、終わりで終わっていないので、なんかもや~っとした感じですが。
映像だといつもの相棒シリーズのように、もやもやしていてもうまくまとめてくれるのだろうか…。Posted by ブクログ