大石直紀のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
映画を観るまでは待とうと思っていたのに、我慢できず読んでしまった(苦笑)。劇場版1のノベライズに比べ、キャラクターの言動に違和感がなく、素直に楽しめた。お馴染みの人物たちが動き回っている映像が脳裏に浮かぶような、読みやすい文章で。また、大河内監察官が大活躍だったのがピルイーターファンとしては嬉しいかぎり。映画では結末が変わるとのことだけれど、かなり念入りに組まれていたように思われるノベライズ版をどう超えてくれるのか。今から映画館に行くのが楽しみだ。(その結果、大河内さんのおいしいシーンがすっぱり切られたりしないかどうかだけが、個人的に心配…。)
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Posted by ブクログ
4編の短編ミステリー集ですが、共通して登場する「京都一乗寺に佇む、美しい書店」は、実在する『恵文社』さんです。
私は伺ったことがありませんが、以前から書籍やネットでその景観に触れ、憧れの書店でした。
実はこの書店が小説のメイン舞台になっている訳ではありません。このことと併せて、殺人事件が関係するミステリーが展開するためか、「美しい書店『恵文社』」のイメージからかけ離れているのでは? と賛否が分かれるかもしれません。
それでも、「夜の幻想的な光景の記憶」「恵文社のギャラリーで個展を目指すカメラマン」「心の持ちようで陰気さが消え、明るく厳粛で美しい雰囲気に見える」「薄幸の男女の待ち合わせ場