岩貞るみこのレビュー一覧

  • 未来のクルマができるまで 世界初、水素で走る燃料電池自動車 MIRAI

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    世界初の水素で走る燃料電池自動車ができるまでを、いろんな角度から追いかけたノンフィクション。電池の開発、丈夫なタンク、凍る水との闘い、世界初にふさわしいデザインと名前…。こちらが良ければあちらが立たず、試行錯誤を繰り返しながら、「知恵をかたちに」のコンセプトをみんなで目指していきます。開発者たちのワクワクが伝わってくる本です。

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    2016年08月29日
  • ハチ公物語 -待ちつづけた犬-

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    少し前に読み終わりました。

     ハチ公の話を読むのはこれが初めてなので、他の本との比較は出来ませんが、児童文学らしく読み易い作品だったと思います。
    ただ違和感はありまして、それはその場にいないキャラクターの一人称視点で物語が進んでいく、という点です。
    これは単純に、そういう作品に触れる機会が無かった為の違和感かな、とも思います。

    作品の内容について触れるつもりはありませんが、全体を通して、ハチを中心とした暖かな家族愛を感じました。犬好きさんにはオススメです。

    この本を買った経緯は、そもそも挿絵を描かれている真斗先生が目当てだった訳ですが、文字の方でも存分に楽しませて頂きました。
    挿絵に関し

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    2010年08月17日
  • しっぽをなくしたイルカ 沖縄美ら海水族館フジの物語

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    舞台となった場所に行ったことがあり、
    プールにいるフジを実際に見たこともあるため、
    あそこでこんなできごとがあったんだ、という思いが
    ものすごくリアルにわいてくる。
    もちろん、行ったことがなくても、読んでいるうちに
    この物語に出てくる人たちみんなが引き込まれていく
    フジの吸引力みたいなものに、こちらも引っ張られて、
    一緒にフジを応援している気になってくると思う。
    大の大人たちが、損得とか前例があるとかないとか
    いっさいかまわず、「フジをもう一度泳がせたい」って
    気持ちだけでまとまっていくところが、ほんとにいい。
    大人になるのもなかなかいいじゃん、と思えてくる。
    今度美ら海に行って、フジを見たら

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    2009年11月22日
  • ハチ公物語 -待ちつづけた犬-

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    ご主人が亡くなってからのハチの姿がとても詳しく書かれている。ハチの犬生はとても幸せだったと感じる事ができた。

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    2009年10月23日
  • ハチ公物語 -待ちつづけた犬-

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    良い。
    子供向けなせいか、感動も直球。

    真斗さんの挿絵という理由だけで購入(笑)
    とはいえ、なかなか良い本でした。第三者の語りで話は進みます。子供向けながら骨子はしっかりとしていて、美化・誇張されやすいハチ公物語の類においては、淡々と綴られている部類に入るでしょう。

    上野教授が眠る青山墓地。
    そこへ向かう道の上で命を終えたハチ。
    その事実だけで十分だと思う。


    余談ですが上野教授がいかに素晴らしい方だったのか、ほんとよく分かりました…自身の立場経験上(苦笑)

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    2009年10月10日
  • 世界でいちばん優しいロボット

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    「しあわせを運ぶチョコレート」
    「魚を逃がす漁師さん」
    「世界で一番やさしいロボット」
    ノンフィクション3選。

    子供向けなので、サクサク読める。

    3つ目の話の吉藤さんの書いた本を読み、
    「孤独」をなくしたい、
    という彼の考えに感銘を受け、
    他の本はないかな?と探していて出会った本。
    先日、分身ロボットカフェにも、行ってきました。

    冬休みに、子供にも読ませようと思ったが、
    読んでもらえず……。残念。

    他の2つのお話も面白かったです。


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    2025年01月11日
  • 法律がわかる! 桃太郎こども裁判

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    「桃太郎」の話で、桃太郎や鬼のやったことを、現代の法律の視点から、どんな法律違反に当たるのかを解説してくれる本。ほぼほぼ誰でも知っている「桃太郎」を題材にしていてキャッチーかつ分かりやすい。同じ発想は、どんな昔話にでも使えるので、物語の読み方の幅を広げる意味でもいい本だと思う。

    ちょっと気になったこととしては、法廷での裁判の場をボクシングに喩えてよいのかな、というのは少し思った。たしかに、「勝訴」「敗訴」といった言葉もあるし、検察側と弁護側の「勝負」というイメージは、裁判のイメージを掴みやすくはある。けれども、「裁判は、真実はなにかを見きわめるためのものです」(p78)とも言っているし、公正

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    2024年10月31日
  • ガリガリ君ができるまで

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    ネタバレ

    ガリガリ君が作られる過程が、主に主人公の新入社員の女の子目線で書かれています。
    主人公が新商品の開発担当として頑張るのですが、香料とかで味を決めた後に材料調達するんだ…え、ということはガリガリ君の味や香り等には素材の質は一切影響しないってことなの?と思いました。でもよく考えたらあのパーセンテージで影響ある訳ないか…。
    唯一、ガリガリ君のイラストを描かれている高橋さんだけご本人として登場します。

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    2024年08月16日
  • キリンの運びかた、教えます

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    キリン、鉄道車両、こども病院を運ぶ
    どのものを運ぶときにも入念にリハーサルを行なう
    命がかかってるときはミスは許されない

    通信販売が多く使われるようになってきた
    今、私たちの身の回りにあるものも誰かが運んでくれたものであり感謝したい

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    2023年09月03日
  • ガリガリ君ができるまで

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    よく見聞きする商品企画部だけてなく、工場で働くひと、営業、購買と満遍なくストーリーに組み込まれてるところがよかった。小3女子は電子書籍で読んだというので、本は読まなかった。

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    2022年08月06日
  • 世界でいちばん優しいロボット

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    ノンフィクション作家が、一冊の中でジャンルの違う3人の半生を紹介する。

    1人目は子どもの頃から元気が良く、学生時代、会社員時代に誰よりも努力してきたラガーマンが辿り着いた、100年続く店。

    2人目は、港町に生まれ、海が大好きで自分の生まれ育った漁港で皆が食べたがる名物を獲って有名にしたい。という漁師さん。

    3人目は、友達を作るのが苦手で不登校、引きこもりを経験した変わり者の青年がたまたま出会ったロボット作りで、人と繋がる素晴らしさを体験し、孤独をなくす目標を掲げ、前進していく取り組み。

    どれも、結果的にSDGsに結びついているが、始まりは自分が幸せに生きる道を選択して行った先に出会った

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    2022年01月04日
  • 世界でいちばん優しいロボット

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    win-winで成功を手にした3人の話。皆、最初は上手くいかなかったが、仮説立てて挑戦し、反省点を改善することにより成功してきたと。漢字に読み仮名があったので、中学生対象の本だろうけど、大人でも楽しめた。

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    2021年08月31日
  • わたし、がんばったよ。 急性骨髄性白血病をのりこえた女の子のお話。

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    急に、病気になっているから怖いと思った。小さい子なのに、痛くて苦い薬を使っていてすごいと思った。家族一緒にいられる時間が本当に少なくて、可哀想だと思った。手術から、1ヶ月以上何も食べていないから、食べたいけれど無理なのかなと思った。ぺろぺろキャンディだけで、こんなに嬉しそうにしているから、すごく大変だったんだろうと思った。少しずつ少しずつ、いい方向に向かって行って良かったと思った。HLAのかたちが家族の誰とも合わないのは不思議だと思った。再発せずに5年もたったから、すごく安心した。

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    2021年08月26日
  • 未来のクルマができるまで 世界初、水素で走る燃料電池自動車 MIRAI

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    フィクション?ノンフィクション?
    登場人物の名前が明らかにフィクションなんだけど(冷却テスト担当は氷川正義、酷暑テストは根津唐守、デザインチームは絵野本優)。実際の人物の名前を使って欲しかったな、と思った。わかりやすいけど。

    感情の機微の表現がとても細かい。タンクの衝撃テストで心が痛むのはどうでも良いが、燃料電池はなぜ小さくできないか、するとどうなるのかまで書いて欲しかった。

    車開発の問題点の洗い出しが上手いし、面白い。
    良くここまでわかりやすくまとめたなと思う。
    でもデザイン担当者が、予定よりどうしても車高が高くなることを聞いて「ふざけんなあ!」とどなったりは良くない。実際の企業名を使っ

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    2020年06月10日
  • キリンの運びかた、教えます

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    ●表題のキリンだけでなく、電車や病院の引っ越しも取り上げている。どうやって運ぶか想像がつかなくて、興味がわいて手にとった。

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    2020年04月18日
  • 東京消防庁 芝消防署24時 すべては命を守るために

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    子供の頃から将来は救急救命士になりたい!と言っていたが結局、頭が悪くてなれず。しかし、まだ夢が諦めきれずにいるせいで消防の本を手にとった。消防学校・消防署や隊員に密着をし、消防士・機関士・救急隊や救急救命士・レスキューなどの仕事内容や訓練の過酷さを書いている。やはり、人命を救う仕事なので生半可な気持ちで訓練をしてはならないという事もあり、教官達の言葉は厳しい。訓練中の教官の言葉は自衛隊の教官達の言葉と似ている部分がある。やはり、体力だけではなくメンタルの強さも必要なんだなと思った。

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    2014年04月30日
  • フライトナース ハナ -黒衣の天使が舞い降りる!?の巻-

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    借本。
    「エンジンスタート」と「テイクオフ!」を読んできたので。
    このシリーズは、医療関係に興味がある小学生に一番おすすめ。
    大人も十分楽しめますので、続編が出たらまた読みます(笑)

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    2012年12月29日
  • エンジンスタート! ドクターヘリ物語(1)

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    借本。
    2巻から読んでしまったので、1巻。
    フィクションだけど、ノンフィクションに近いし、
    子供向けだけど、大人も十分に楽しめます。

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    2012年12月29日